ACLを継承するには

クライアントから共有フォルダ上に作成した新規フォルダや、

クライアントから共有フォルダへコピーしたファイルのアクセス権が


(クライアント名)読み出し/書き込み

admin 読み出しのみ

everyone 読み出しのみ


になってしまうのですが、上位フォルダのアクセス権設定を

継承させるにはどうしたらよいのでしょうか。


サーバ上の共有フォルダには、利用者名を登録したグループと

管理者、その他利用者を全てACLで「読み出し/書き込み」に

設定しています。サーバ管理画面から「アクセス権の伝達」を

実行したときだけ全利用者のアクセス権が「読み出し/書き込み」に

なりますが、通常のフォルダ作成やコピーしたファイルでも

全ての利用者が変更/保存できるようにしたいのです。


サーバ:

Mac OS X Server 10.6.8 (Snow Leopard)


クライアント:

Mac OS X 10.5.8 他


当方ターミナルなどはあまり触ったことがありませんので、

なるべく分かり易くご教示いただけると有り難いです。

よろしくお願いします。

Mac OS X Server-OTHER, Mac OS X (10.6.8)

投稿日 2012/01/21 00:57

返信
返信: 21

2012/01/24 00:03 M3CSL への返信

M3CSL による書き込み:


もしやパーティション(ボリューム)丸ごと共有ポイントにしているのですか?

トピ主さんへ。

これは止めた方が良いですね。

ボリュームの所有者は、管理上、常にadminでなければなりませんから、


サーバ側の共有の設定で、アクセスしたい各ユーザ/グループに個別にアクセス権は設定してんですよね。

10.4の頃だと、作成者以外は読み込みのみのことがあったような記憶ですが、10.6だと大丈夫な感じです。

但し、マイクロソフト系とアドビ系でファイルサーバ上のファイルを直接編集できるかどうかは、まだ信頼してません。

2012/01/24 00:07 Beginner70 への返信

この辺のことを分かりやすく解説している「Mac OS X Server 10.6 実践ワークグループ&インターネットサーバ構築(オーム社刊)」という有名な解説本は、僕も含めたサーバ初心者に大変参考になります。すでに絶版で中古でしか手に入りませんが、購入して実践してみると仕組みが良く分かります。ご参考までに。

2012/01/24 01:13 Beginner70 への返信

Server 10.6.8で自分のところはこんな感じになってますね。

A:共有フォルダの管理者

B:共有フォルダの利用者

グループW:AとBを含む

共有フォルダは、起動ボリュームの「共有」(Shared Items)内に設定


共有フォルダのアクセス権設定

ACL

A:フルコントロール

W:カスタム(実際の設定は読み書き)


POSIX

root:読み書き

wheel:読み出し専用

その他:読み出し専用


共有フォルダ内のBが作成したファイル

ACL

A:フルコントロール(グレー表示)

W:カスタム(グレー表示)


POSIX

B:読み書き

wheel:読み出し専用

その他:読み出し専用

2012/01/24 05:57 M3CSL への返信

M3CSLさん、xyさん、コメントありがとうございます。

アドバイスも使用環境も参考にさせていただきます。

もしやパーティション(ボリューム)丸ごと共有ポイントにしているのですか? そうだったらそれが原因かもしれないです。ボリュームのアクセス権も(手動で)いじっているようですから、まさにこれが原因かな。フォーマットからやり直した方が良いかもしれないです

ボリュームを直接共有ポイントにしているわけではなく、一応ボリューム直下に作成したフォルダが共有ポイントにしているはずです。ボリューム直下にあるのはそのフォルダしか1個だけなので、使い方としては「丸ごと」なのかもしれませんが。


それと、Mac miniの場合は付属の「ディスクユーティリティ」を使ってRAIDを組むSoftware RAIDですから、(Hardware RAID用の)「RAIDユーティリティ」は使えないはずです。「ミラーリングされたRAIDセット」というのもちょっと理解に苦しみます。どのボリュームとどのボリュームをミラーリングしているのでしょうか?

記憶が曖昧ですみません。RAIDユーティリティでなく「ディスクユーティリティ」を使ったのだと思います。今ディスクユーティリティで見ると、画像のようになっています。デスクトップには RAID1、RAID2、RAID3、OSX BUの4ボリュームがマウントされています。

ユーザがアップロードしたファイル


もう1つ。パーティションを切る理由はどういった理由でしょうか? よほどの理由がないのであれば、単純にフォルダでアクセス権管理した方がシンプルですし間違いやトラブルが起こりにくいと思いますよ。

前の発言で少しお話ししましたが、下記のように使い分けています。

RAID1:起動ボリューム(システム上の読み書きを、共有サーバの読み書きから切り離したい)

RAID2:共有ポイント用ボリュームA(一時保存、読み書き頻度多、ボリューム容量を少なめにしたい)

RAID3:共有ポイント用ボリュームB(長期保存、読み書き頻度少、ボリューム容量を多めにしたい)


SnowLeopard Serverにする前までは、長くAppleShare Workgroup Serverを使っていたのですが、初期の頃、共有サーバの容量ギリギリのところへ印刷をかけようとしたらPrint Spoolerがフリーズしてしまったことがありました。あと、ASWSの起動ボリュームだとNorton でファイル復活できなかったような。そんなことがあって以来、起動ボリュームと共有ボリュームは物理的に別ドライブにしたり、パーティションで分けた方が何となく安全な気がしていたのです。


今では殆ど昔話で、今後システム関連と長期保存は同一ボリュームで運用してもいいのかもしれません。ただ、ボリュームA(一時保存)は容量を制限して使いたいので、やはりパーティションは必要です。ここは日常メインとなるファイルの受け渡しや、グループ作業データの短期保存に使っているのですが、用済みになったファイルを放置する(というかファイルの存在そのものを忘れてしまう)先輩方が後を絶たないのですよ。


年に何度か、空き容量が切迫してくると「不要になったファイルはサーバから削除して下さい。○○日までに申請のないファイルが残っていたら管理者権限で削除します」という通知を回覧しているほどで、空き容量があればあるだけ不要なデータが蓄積されて収集がつかなくなるのは目に見えています。高齢化もあって、ボリュームの空き容量を気にするという社内教育まで手が回りません。。。


ちょっと愚痴っぽくなりましたが、折りをみてフォーマットからやり直してみます。

結果はまたこちらで報告したいと思います。

2012/02/03 22:40 Beginner70 への返信

だいぶ時間があいてしまいましたが、皆様のおかげで一応解決できた

ようなので報告します。


Mac miniの内蔵HDDをフォーマットし直し、RAIDセットは全て廃止(削除)。1台の500GB HDDを3パーティションに分けて以前と同様に共有ポイントを各々設定しました(もう1台の500GB HDDはブランクのまま)。



A:共有フォルダの管理者

B:共有フォルダの利用者

グループW:Bを含む(Aは含まない)



共有フォルダのアクセス権設定

ACL

W:読み書き


POSIX

A:読み書き

admin:読み書き

その他:読み書き


共有フォルダ内のBが作成したファイル

ACL

W:カスタム(グレー表示)


POSIX

B:読み書き

admin:読み出し専用

その他:アクセス不可



この状態で、利用者1が作成したファイルを別の利用者が編集・上書き保存できるようになりました。Finderの「情報を見る」でアクセス権を見たとき管理者・利用者1・利用者2で微妙に見え方が違うなど、まだよく分からない部分もありますが、とりあえずグループメンバー間の作業に支障が出ないようになったので、当分これで運用したいと思います。


コメントしてくださった皆さん、本当にありがとうございました。

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