外付けHDD２台以上に同時にバックアップを取れるソフトを教えてください

motchi wrote:

「HD-M2.0TIBSU2」を２台以上（できれば３台）　FireWire800でデイジーチェーン接続し、MAC本体内のデータを外付けディスクに時と動的に同時に買い込みたい考えております。

多少時間差をかけたとしても、なんか負荷が高そうで、ちょっと心配な感じがしますね ^^; FireWire 大丈夫だろうか ^^;

知り合いのところでは、ひとつは TimeMachine を直づけにして、あとは QNAP の NAS を二台設置しています。で、本体から NAS 1 へ、バックアップソフトを使って定期的に大事なファイルをバックアップ。で、あとは QNAP側の機能を使って、NAS 1 から NAS 2 に週末に同期をかける設定にしています。メリットはリスクが比較的分散していることと、あと、NAS 1 -> NAS 2 は完全に Mac とは関係ないところで行われますので、負荷があまり高くならず、各 Mac や各 NAS、またはそれぞれの HDD が壊れても個別対応可、というあたりかな。

僕のところのメインマシン（Mac Pro）は、FW でTimeMachineひとつ稼働。それから、FW 経由の外付けドライブで、少なくとも内蔵と併せて二ヶ所（TimeMachine 以外）にデータを置くようにしています。あと、最重要なデータについては、用途と容量に応じて、クラウドと NAS にも分散させてます。メリットはリスクが分散していて、どれか一つこけても個別に対処可能なこと、地震などが来て事務所ごと倒壊しても T_T まぁ何とかなるはず、というあたり。

とは言え、バックアップの方法の選択は各環境の事情とかにもよりますし。できるだけリスクは分散する、という以外、こうしなければならない、ということはないので、参考意見としてでも聞いてもらえれば。

安全性を優先するなら複数のバックアップソフトでバックアップしなければいけません。一つのバックアップソフトでバックアップをしていればたとえ複数箇所にバックアップをしたとしてもそのバックアップソフト自体に問題が起こっていれば何の意味もありません。

複数のHDDに複数のバックアップソフトでバックアップするのがいいと思います。

例えば一つにTimeMachineを使い、もう一つはマニュアルでバックアップもしくは内蔵HDDのイメージを定期的に取るとか、もしくは全てを差分バックアップで取りたいのであればTimeMachineとレトロスペクトなどを使うとか。

自分のところではTimeMachineとCarbon Copy Cloner（２ヶ所）を併用して、合計３ヶ所に自動バックアップしてます。それぞれバックアップの意味が違うので、同時に、というわけではないですけど。

motchi さんによる書き込み:

昨日、ミラーリングタイプのハードディスク２台が同時に破損したため、今後はシステム環境を改善したいと考えております。

電気的には同時に接続されていますし、ミラーリングとは言えHDD以外は1系統の部分も多いので同時に破損の可能性はありますね。システムのシンプルさを考えるとRAID5の外付けHDDを2台導入されては如何でしょうか。

私は、TimeMachineと、LaCieのSilverKeeperで、別々のHDDにバックアップを取っています。

SilverKeeperでバックアップしているHDDのほうは、更に別のHDDにもバックアップしています。

まあ、そろそろLionにしようと思っているのですが、10.7以降SilverKeeperはサポートされないので、どうしようか思案中ですが…。

動く事は動くので、システムのバックアップに使わなければ良いのでしょうけれど…。

motchi wrote:

Mac本体の環境よりも、業務上増えていくデータのバックアップを最優先で考えているのですが、TimeMacineを利用した場合ですが、Mac本体内の特定フォルダのみを外付けHDDにバックアップする設定が可能なのでしょうか？

それはできません。まるごとバックアップです。個別の、というか通常のバックアップに比べると若干信頼性が落ちます（エラーが発生することが稀にある、など）が、かわりにバージョン管理が行える、特別な設定をしなくても最新のバックアップを常に作成してくれる、などの利点がありますので、他の方も書いてますが、TimeMachine + 通常のバックアップ、という形態が一般的にはお勧めです。

その場合、[システムを含めた全体] -> TimeMachine、[重要な業務用データ] -> 通常のバックアップ、という組み合せがいいのではないかと思います。

Mac本体内の特定フォルダのみを外付けHDDにバックアップする設定が可能なのでしょうか？

「環境設定」＞「Time Machine」＞「オプション」＞「バックアップ対象から除外する項目」に不可視項目も含めバックアップ対象以外を全部放り込めば一応可能です。

# その方法で私はホームフォルダのみをTime Machineのバックアップ対象にしています。

ただ、起動ディスク外に移動できるフォルダならバックアップ対象用にパーティションを切ってそこをTime Machine用に設定するのが楽だと思います。

実際にシステムボリュームのバックアップに使用したことはありませんが、Déjà Vuなんていかがでしょう？

Power Mac G4 MDD（OSX10.4.11）では内蔵ディスクの多さを生かし、システム環境設定の省エネルギー設定併用で寝ている間に「Macを自動起動（ログインはしない）-> Déjà Vuで自動バックアップ -> Macを自動終了」のスケジュールを組んでいます。（OSX10.4以降はログインしないと外付をマウントしてくれなかったかと。Lionは大丈夫なのかな？）

しかし、皆さんのバックアップ体制を拝見すると、今の私の体制は緩いですね...

Mac mini（Late 2009）では内蔵HDDを2パーティションにしてシステム&アプリ用とデータ用に、そのデータ用はTime MachineでUSB外付にバックアップ。外付にLacie 2big quadraを用意してミラーリングでデータ保管庫に。内蔵データ用は「壊れても差分で困らないが、できれば誤消去や誤上書き時に元に戻したいもの」、外付データ用は「データは必ず複製してから作業する（元データ誤消去等の発生率が低い）が、作業中のディスクエラーを避けたいもの」となっています。

システムのバックアップについては、Macを仕事で使っていないせいもあって定期的なバックアップはしていません。「データがあればなんとかなるさ、システム等の環境再現は一からやるか...」という気楽な運用になっています（汗）

> RAID5のドライブには、物理的な障害以外の警告を教えてくれるような機能や仕掛けがあるのでしょうか？

それはRAID5 のシステムの実装によって違うのでは？

実際に購入されるときに説明書などで確認するしかないのでは？

ミラーリングでHDD２台が同時に壊れたという事ですが、普通はちょっと考えにくいように思います。よくあるのは、1台が壊れているを気付かずにそのまま使っていて２台目が壊れて気付くというパターンです。ミラーリングだと、1台が壊れただけでは、オペレーションには影響ないですし、なかなか気付きません。

私は、10年以上ミラーリングで運用しているシステムがいくつかありますが、同時に壊れたことはないです。

LaCieのSilverKeeperを使っていらっしゃるとのことですが、HDDドライブはLaCie製品をお使いなのでしょうか？

バッファローやその他別のメーカーのHDDドライブを使って、SilverKeeperでバックアップを取ることは可能なのでしょうか？

どのメーカーのドライブでも使えます。

LaCieのドライブは１台も持っていません。

HDDケースとHDDを別に購入して、自分で組み立てています。

「SilverKeeperでバックアップしているHDDのほうは、更に別のHDDにもバックアップしています。」とのことですが、別のHDDにはSilverKeeperの設定で２台のHDDで同期を取るなどの設定をされていらっしゃるのでしょうか？

SilverKeeperで、複数のバックアップのSetを設定出来ますので、

1.内蔵HDDの仕事フォルダ → Firewire接続の外付HDD：毎日、仕事が終了する時間

2.Firewire接続の外付HDD → USB接続の外付HDD：毎週土曜日、仕事が終了する時間の10分後

というバックアップをスケジュールを設定して自動的にバックアップさせています。

はに さんがお書きですが、

motchi さんによる書き込み:

他に判断する方法が無かったのですが、RAID5のドライブには、物理的な障害以外の警告を教えてくれるような機能や仕掛けがあるのでしょうか？

今回、motchi さんが襲われたトラブルがどのようなものか不明なのでこれは何とも言えない気がいたします。ある程度の機能は付いているはずですが、どこまで機能を求めるかは製品によるのではないかと思います。

それと、蛇足ですがRetrospectというバックアップアプリケーションがあります。ドライブのコピー機能やバックアップのスケジュール機能がありますが私のところではパーティションからパーティションへのコピーが正常にできません。このアプリケーションはお勧めしません。