はに さんによる書き込み:
しい坊 による書き込み:
もしもファイルシステムの問題で原理的にオリジナル・ファイルのタイムスタンプは移動できないということでしたら、私の環境ではいったい何が起こっているのでしょう?
それは簡単です。まともなファイルシステムでは、作成日、変更日、最後にアクセスした日時の情報がありますが、fat32 などの持っている情報をどのように割り当てるか(対応させるか)だけの問題です。
すみません。どうも飲み込みが悪くて (^-^;)ゞ。
私も takasato さんも使用しているのは同じ Mac です。で、想像するに、2人ともデジカメの写真を Mac に取込んだのは同じだと思います。
takasato さんは iPhoto を使って取り込み、私は、直接ファイルのドラッグ&ドロップで取込みました。
オリジナルのメディアはどちらの場合もたぶん FAT32 で、取り込み先は HFS+ で、この条件も同じだと思います。
それなのに、私の場合はオリジナルのタイムスタンプが残り、takasato さんの場合はコピー時の日時になってしまったわけです。あるいは、DiskAid でもかつては取り込み時のタイムスタンプになってしまっていたのが、今ではちゃんとオリジナルのタイムスタンプが残るようになっています。ここにいったい何があったのだろうかと...。
特に不思議なのは、素直にコピーすれば FAT32 のタイムスタンプが保存されるのに、なぜ Apple 純正の iPhoto ではタイムスタンプがわざわざ書き換えられてしまうのかが謎なのです。(何か、iPhoto のファイル管理上、そうすることにメリットがあるのでそうしているとしか思えません。)
いや、最初 はに さんが「タイムスタンプの移動は原理上できない」的なことをおっしゃっていたので、では、この現象はどのような現象なのだろうか、ということに興味を持っただけなのですが...。
MacOSX では、伝統的なunixの作法でやっています(1970.1.1 午前0時丁度からの時間を秒で記録)、
で、それ以前は当然マイナスで管理していると?(素人考えではそれなら、素直にユリウス日を使えばいいじゃないかって思ったりもしますが (^^;)。)
Windows ではいろいろな時間があるようです。また、MacOSX では記録する時刻は、UTC で、読み出すときにその地の時差を考慮する方式ですが、Windows はローカルタイムが基本です。
この Windows の仕組みって、文字コードの扱いからしてもそうなんですが、1台のパソコンは同じ国、同じ時間帯で、同じ1つの言語のみで使用する(しかもその使用する言語はユーザーは完璧にできる)という前提で作られているようで不便極まりないですね。外国から外国のローカル時間のタイムスタンプのファイルを受け取るということがあるという発想はないようですね。
カメラの期日がどのように記録しているのか知りません(ローカルタイムっぽい感じはします)が、その辺も合わせておかないと正しい日時になりませんよね。
ローカルタイムですよねぇ...。個人的には UTC と時間帯の両方の情報を保存して欲しいと思っています。それなら、19:00 (JST) -12:00 (CET)=-1:00 のような計算も簡単にできますしね。
以前に比べると外国旅行は大変ポピュラーですが、写真の時間はJSTですね。これは不便だということで、カメラメーカ全体でUTCに変えたりするとまた大混乱ですね。
写真の時間は別に JST というわけではなく、カメラに設定したローカルタイムなんだと思います。ですから、カメラのファイルのタイムスタンプが 12:00 となっていれば、日本でそのファイルをパソコンに取込めば、12:00 (JST)=03:00 (UTC) となり、中欧でそのファイルをパソコンに保存すれば、12:00 (CET)=11:00 (UTC) と解釈されてしまうだけだと思います。
Mac を使っている場合には、中欧滞在中にデジカメの写真を Mac に取込んでおかないと写真ファイルのタイムスタンプがおかしくなってしまいます。うっかり帰国してしまった場合には、ファイルを取込む時にだけ Mac の時間帯を中欧に変更してからコピーしなくてはなりません。
旅行中にカメラの設定日時を現地時間に変更することもありますが、これだと、どの時点で変更したかという問題が発生するので結構面倒です。それでも Mac の場合は手間が掛かりますが、時間帯の変更などの裏技で正確な UTC 時刻でファイルを保存することが可能なのですが、Windows の場合はいったいどうやるのでしょうね?(限りなくお手上げのような気がします...。)
私は基本的には(文字コードの Unicode 化と同様に)カメラの時刻管理も UTF+時間帯 にすべきだし、たぶん、これからはそうなっていくのだろうなと想像しています。現在の CPU の能力をすれば、簡単に実現できることだと思います。将来的には iPhone のように GPS も搭載し、写真に現在位置を自動記録するのと同時に、時間帯の設定も自動化されると思っています。
日本のカメラメーカーが未だにそういう機能を実装していないのは、世界のウェブサイトのほとんどがもう Unicode 化しているのに、日本のウェブサイトは未だにほとんどが JIS (ISO-2022-JP) に固執しているのと同様で、メーカーの技術者たちがグローバルな発想を持てないでいるからに過ぎないと考えています。(「そんなこと簡単にできるけど、必要ないだろ?」と考えていると言うことですね。)
別に UTC にしたって、表面上は現地時刻で表示すればいいだけですからね。