Hoshi1978 による書き込み:
実際の利用方法としては会社の営業担当者(200名ほど)にiPadと、イントラ接続の設定を
行ったモバイルルーターを支給します。
それにてイントラ内のサーバーにアクセスしたり、Proxy経由でインターネットに接続させ
Webフィルタリングなどを利用する予定です。
この利用方法でしたら、
iOS6にて搭載された「HTTP 用グローバル・ネットワーク・プロキシ」を用いることで
社外回線からのインターネット接続を制限することが可能です。
http://support.apple.com/kb/DL1578?viewlocale=ja_JP
これは、構成プロファイルにてプロキシ設定を固定することにより、
いかなるネットワークに接続した場合でも、
HTTP通信の際には指定したプロキシサーバを必ず通過させる、というものです。
(プロキシサーバとの通信ができない場合は、接続エラーとなります。)
端末の画面上からプロキシ設定項目が表示されなくなるため、
ユーザーによる設定変更も不可となります。
ただし、この構成プロファイルを作成・配布するためにはいくつか条件があります。
- Apple Configurator 1.2以上がインストールされたMacがあること
- 対象デバイスにiOS 6.0以上がインストールされていること
- 対象デバイスをApple Configuratorで監視対象にしていること
特にApple Configuratorで監視対象にするための注意点として、
一度すべての端末を回収しMacと接続する必要があります。
また、端末の初期化・OSバージョンアップをともなうため、
既存のアプリと(端末内の)ユーザーデータがすべて削除されます。
アプリによっては最新のOSで動作しなくなるおそれがあります。
さらに監視対象に設定した後は、
監視対象にする前に作成したバックアップからの復元はできません。
Apple Configuratorにて監視しているMac以外のPCとのUSB接続もできなくなります。
これは、iTunesファイル共有やカメラロール(DCIMフォルダ)へのアクセスが該当します。