膨張するのですから変わりますよね?
容量絶対湿度の話であればその通りだと思います。空気が膨張すれば容量絶対湿度は変化します。ただ、ni_kiさんが重量絶対湿度なのか容量絶対湿度なのかを明記されていませんでしたので、話の流れから勝手に重量絶対湿度ではないのかと仮定しております。
重量絶対湿度は「重量絶対湿度=湿潤空気に含まれる水蒸気量の重量/乾燥空気の重量」で求めることができます。
1㎥の湿潤空気に含まれる水蒸気量の重量はその時の空気の飽和水蒸気量を超えることができません。また温度が低くなると飽和水蒸気量も小さくなります。
もともとの1㎥の空気に含まれていた水蒸気量が、温度が下がっても飽和水蒸気量内に収まっていれば計算の上では重量絶対湿度は変わらないと言う事になります。しかし、空気の温度が下がり1㎥の空気に含まれていた水蒸気量が飽和水蒸気量をこえればその分は水蒸気として存在出来ませんので重量絶対湿度は変わってきます。
これを測定するためには吐息の温度、湿度(もしくは水蒸気量の重量)を測定しなければいけないのですが、あいにく一般家庭では正確に測定出来ません。
こうなってくると最初に何を話したかったのか分らなくなってくるのでちょっと戻しますよ。
室温約18度の部屋でiPhone5の液晶面に対して垂直に距離10cmの場所から「はぁ〜」と「フゥーッ」で息をほぼ同じ量吹きかけてみました。目視で「はぁ〜」の方が明らかに曇り具合が高いです。
この実験結果から「フゥーッ」の方が重量絶対湿度が低い(空気に含まれる水分量が少ない)のではないかと予想されます。
しかしni_kiさんは「フゥーッ」の方が水分量が多いとの結果を報告されておられます。実験環境が書かれておられないので詳細がわからないのですが、ちょっと予想と外れた結果にその理由が私には分りません。