Macのメモリ管理について

裕一朗272 さんによる書き込み:

FCPXのみ起動し、一度メモリを解放したのですから「現在非使用率」は増えないと思います。

現実問題、目の前で増えている状況を確認してらっしゃるのですよね。

只今、別件でFinal Cut Pro Xで動画の書き出しをテストしているのですが、ちょっとですが複雑な動きをするようです。

お書きの症状は何か良くない状況なのでしょうか?

> FCPXのみ起動し、一度メモリを解放した

このメモリ解放、というのは具体的には何をされたのですか？

FCPX は不案内ですが、そういうメニューがあるのでしょうか？

一般にいえば、MacOSXに限らず、現代OSでは、メモリーは出来るだけ使うようにします。メモリーはコンピュータの貴重なリソースです。その貴重なリソースを使わないようにして（出来るだけ空きメモリーを確保するようにして）パーフォマンスが下がるよりは、貴重なリソースを出来るだけ活用してパーフォマンスを上げる方がよいからです。誰にとっても、コンピュータは速い方がよいに決まってます。なので、アクティビティモニターを見て、空きメモリーが少ないといって心配されるからが少なからずいますが、フリーズするとか不具合が無ければ全く心配ありません。

非使用中というのは、MacOSX のメモリー活用法の一つと思います。FCPX のようなソフトの場合、メモリー使用量が平均250MB といっても、メモリーの同じ領域のみ利用している訳ではないと思います。むしろ利用している領域はどんどん新しい領域を使って、動画データをメモリーに読み込む頻度を少しでも減らすようにしてパーフォマンスを上げているのではないかと想像します（HDDなど他の媒体に比べれば、メモリー上のデータははるかに高速にやり取り出来ます）。なので、FCPXのような動画編集ソフトは、メモリー上に多量のデータを展開してるのではないかと思います。これらの大部分はFCPXが管理しているのではなくて、OSXが管理してます。そのため、使用中のメモリーはそんなに多くないとでるのではないかと思います。もし、FCPX で、他のデータが必要になれば、FCPXはそのデータの読み出しをOSXに要求します。ここで、いちいちHDDから読み出していたのではパーフォマンスは劇遅になってしまいます。OSX は、もしそのデータが既にメモリー上に展開されたものであれば（非使用中）、ポインターをそちらに向けてやるだけで読み込み出来ますので、パーフォマンスは大変上がることが期待出来ます。

一般に動画編集ソフトでは、メモリーはたくさん積めば積むほど早くなると思います。

スワップが発生しているかどうかは、アクティビティモニターでシステムメモリーのタグにしてやれば、スワップのサイズが表示されます。これが大きければメモリーを増設したときの効果は大きいことになります。スワップが数百MB以下なら無視してよいかもしれません。しかしスワップが 1GB以上になるなら、多分、メモリーを4GBから8GBとか16GBに増設すれば、スワップサイズは劇的に減少して、動作もきびきびして速くなるのではないかと思います。

これ変更することはできないでしょうか...

残念ながらできません。

Final Cut Pro Xのメモリの使用量を別件のトピックの都合で観察して見ましたが、単純な動画書き出しで試す限り大量のメモリを同時に使用しないつくりのようです。1.5GBまでしか増えませんでした。(使い込めば2GBまでは増えるようですけど)

メモリ解放はApp storeからダウンロードしたFreememoryというソフトを使いました。

変に下手なことをやると、反ってトラブルの元かと…。「メモリがどんどん減っていく」