ブックマークを別アカウントで同期する手段は無くなった?
iCloudの同期機能を使って、複数のMacとiOSデバイス(iPhoneとiPad)との間で、Safariのブックマークを除いて、すべて同期させています。
Mac上のブックマークは、OSX10.4時代から継続して使っていたので膨大な量となっていたため、iPhoneやiPadの小画面では扱い切れないことから、iOSデバイスは、Macとは別の道を歩ませて、iOSデバイス間のみで同期させています。
その手段として、これまでiOS6では、
iCloudのデフォルトアカウント(仮に“A@icloud.com”としておきます)以外にも、
別のiCloudメール(仮に“B@icloud.com”としておきます)を登録すると、
そのメール設定画面に、Safariのブックマーク同期on/offスイッチが表示されたので、
B@icloud.comも取得して、それも登録することで、ブックマークのみはiOSデバイス間で同期させることができたのです。
これがiOS6のiPhoneでの、B@icloud.comメール設定画面内の表示です。
(一番上に メール… と書かれているので、iCloudの設定画面ではありません)
このバージョンでは、SafariとiPhoneを探すの2項目も、on/off が可能になっています。
これまでiOS7の視認性に不満があったので、すべてiOS6のままで使っていましたが、
さすがにそろそろ潮時かな…と思い、
今回とりあえずまず、iPadを1台だけ、iOS7にバージョンアップしてみました。
すると、これまでB@icloud.comのメール設定画面で表示されていたブックマークの同期スイッチが、
消えてしまっているではありませんか。
(同様に“iPad(iPhone)を探す”の項も消えています。)
欄外に、「ブックマーク、フオトストリーム…および“iPadを探す”は、主要アカウントでのみ利用できます。」と明記もされています。
iOS7公開時、諸々の仕様変更が発表されましたが、このような仕様変更は聞いた記憶がなく、
私の上書きバージョンアップのやり方がまずかったのか、
それともこれがiOS7の仕様になのか、
どなたか、情報、お持ちではないでしょうか?
もしこれがiOS7の仕様だ、ということになったら、
これまで、用途別に異なったアカウントを使い分けて同期されてこられた方は、今、どのように対処なさっておられるのでしょうか。
このような複数のアカウントを使った同期の分別方法は、
iCloud同期機能登場間も無い頃に、どこかの技術系情報サイトに掲載されていた記事を見かけて知ったものなので、
少なからずそのような需要もあり、そのような使い方をされてきた方も、少なからずおられるものと思います。
そういった方々の知恵を貸していただければと存じます。
このままでは、残ったiOSデバイスは、全部、iOS6のまま、未来永劫、使い続けねばなりません(T_T)
iPad 2, iOS 7.1.1