iPadのアプリ内のファイルはセキュリティ上、漏洩問題ないか
会社でiPad-WiFiモデルを複数台導入しました。
普通は導入前に検討すべきことなのですが、その導入に至った経緯は割愛します。
とにかく、業務でiPadを使用する上で各種セキュリティの問題が議論に上がりました。
具体的にはタイトルの様な問題点なのですが、たとえばOffice365のサービスを利用してiPadに「OneDrive」をインストールします。
OneDriveアプリではローカル、つまりiPad上に文書を保存でき、オフライン時も文書を見ることができるので便利です。
通常の使用においてiOSはアプリはサンドボックスされ制御がかけられているので、いわゆるマルウエアやウイルスに汚染されることは無いと言われています。
しかし、Appleのデベロッパー用文書を読んで少し不安になりました。具体的には以下の文書のP156「important」欄の「特定のアプリケーションに対する攻撃を防ぐことはできません」という一文です。
「iOSアプリケーションプログラミングガイド」【PDF文書】
だとすると、仮定の話ですが受信したメールの中にOneDrive(この場合OneDriveでなくても良いのですが…)を攻撃・制御するコードなりウイルスなりが入っていたとしたら、あるいはユーザーが任意でインストールしたアプリにその様な意図があればiPad内に保存した文書やアドレス帳などの情報が外部に漏洩する可能性があるといえるのでしょうか。
直前のP155の図を見ると、サンドボックスは各アプリケーションごとに区切られているので、問題にならないように思うのですが実際どうなのでしょうか。
MacBook Pro, OS X Mavericks (10.9.3), 7-Pro(Parallels),MagicMouse,iPhone4