Numbers v3 は知りませんが、私の手元の Numbers v2 では、そもそも日本語など文字を連続で入力する言語での自動入力はまともに使えません。(自動入力が空白等の区切り文字の入力を契機に動作するため、例えば、青と入力しただけでは、青森県は自動入力の候補に出てこない)
たとえ、Numbers v3 でこの辺りの欠陥が修正されていたとしても、自動入力は同じ列内のデータを参照して候補を生成しているので、結局、別のテーブルにあるリストは候補として参照できません。
一般に、リストを参照して項目を取得するときには、リストを参照するためのキーを定義して、そのキーを使ってリストを検索します。事を簡単にするためには、キーは一意になるよう定義します。この場合は、例えば、キーとして顧客 ID を定義します。そして、VLOOKUP() 等の関数を使って対象のリストを検索します。
例 (Numbers v2)

Table 1 A1 A2 氏名 A3 郵便番号 A4 住所 B1 B2 =VLOOKUP($C$1,List::$A:$D,2,0) B3 =VLOOKUP($C$1,List::$A:$D,3,0) B4 =VLOOKUP($C$1,List::$A:$D,4,0) C1 A005 C2 C3 C4
List A1 id A2 A001 A3 A002 A4 A003 A5 A004 A6 A005 B1 氏名 B2 田中 耕助 B3 山本 一二三 B4 河本 真奈美 B5 坂口 雪江 B6 海野 朋子 C1 郵便番号 C2 000-0000 C3 000-0000 C4 000-0000 C5 000-0000 C6 000-0000 D1 住所 D2 青森県 D3 岩手県 D4 北海道 D5 新潟県 D6 高知県
この例では、Table 1::C1 に顧客 ID を入力すれば、B2:B4 に値が自動的に入ります。
印刷する場合など、顧客 ID を開示したくない場合は、Table 1 の行1を隠すか、列 C を隠して、セル C1 を表示しないようにすればよいです。