ぽっちゃん さんによる書き込み:
ネット上の記事で、テザリングの安定度について、Bluetooth>Wi-Fiというものをよく見かけまして、
なるほど。私は MacBook Pro と iPhone/iPad の間のテザリングは普段は WiFi 経由ですが、安定性には問題はありません。どの記事でも言及してありますが、Bluetooth 接続は原理上、WiFi よりも目立って遅くなります。私は極端な高速性は求めませんが、あまり遅いのも...。
Bluetooth を勧める記事はどれも低速になることは認めていますが、最大のメリットとして消費電力が小さいということが挙げられています。確かに人によってはこれはメリットでしょうね。
確かに iPhone のバッテリーの持ちの悪さは悩みどころです。ネットの書き込みなどでは「画面をギリギリまで暗くし、GPS を切り、あれも切り、これも切り、あの機能も使わず、この機能も使わず、iPhone が3日持つようになった」とか自慢しているものをよく目にしますが、私としては、それじゃあ、iPhone のメリットが無いだろうという考えなので、私は全ての機能を ON にしてバリバリ使っています。その代わり、iPhone のバッテリーは半日も持たないものだという前提で、常に大容量のバッテリーを持参して使うようにしています。
昨日、ビックカメラでSIMカードの話も聞いていたのですが、それに加えてしい坊様のコメントを読みまして、
SIMフリーiPhone+ビックカメラのSIMにしようと思います。
それはよろしいのですが、お持ちの古い方の SIM ロックの掛かった iPhone には IIJ の SIM Card は使えませんので、そちらを自宅などの WiFi が使える場所以外で使う場合には、新しい iPhone とのテザリングでネットにアクセスするしかなくなることにご留意ください。
なお、IIJ で 10 GB プランを契約すると3枚まで SIM Card をもうらうことができますが、もらわなくても構いません。「自分はどうせ1台しか必要ないから」というのであれば、1枚だけでも問題はありません。ただし、後日、SIM Card を追加するときには1枚辺り2000円+消費税の手数料が掛かったと思います。購入時だと使わなくても追加の2枚はタダでもらえるので、念のためにもらっておくことにしました。契約料は変りません。10 GB の容量は3枚全体での合計使用料ですので、どう使おうが、使うまいが余計にコストが掛かることはありません。
なお、色々な格安 SIM がありますので、別に IIJ でなければいけないということではありません。IIJ よりもずっと安く、かつ容量無制限とか、色々ありますが、容量無制限のものは速度に難点があったり、安いものはデータプランで使える容量が少なかったりと、まぁ、安いものには理由があるわけで、私はバランスから IIJ にしました。
ソフトバンクを辞めて IIJ に移って不便になった点は、
① 留守電の Visual Voicemail 機能が使えなくなった。←留守電機能は追加することができますが(有料)、通常の留守電サービスでこちらから電話を掛けて聴く一般的な方式です。ソフトバンクの留守電サービスは iPhone 本体の方に転送保存されており、録音機のようなインターフェースで操作できるので非常に快適でした。さらにこの録音はサードパーティー製のユーティリティを使えば、パソコンに保存することもできていました。これが使えなくなったのは残念。
② ソフトバンクの場合は、「@softbank.ne.jp」ドメインの MMS (Multimedia Messaging Service) の専用アカウントが提供されていましたが、それが使えなくなります。無くなってみてちょっとだけ不便になりました。ヤマト運輸の宅急便などの通知がこれまでは通常のインターネット・メールと MMS の両方に送られてきていたのが、メールだけになってしまいましたので、気付きづらくなりました。←ちなみに、確かドコモでは最初から MMS のアカウントは提供していなかったはず。au は 「@ezweb.ne.jp」のキャリアメールをメールとして使うか MMS として使うか二者択一しなければならない仕組みだったと思います。←au はキャリアメールを MMS として設定するように勧めているようで、au ユーザーに Mac や iPhone からメールを送るとMac でも、iPhone でも「メッセージ」(iMessage) アプリの方に返信が来るので困ることになる。相手はメールで返信しているつもり...。
③ ソフトバンクの「@i.softbank.jp」ドメインのキャリアメールのアカウントが使えなくなった。IIJ は独自のキャリアメールの提供はしていない。←キャリアメールは元々使わない主義だったので不便はない。ただ、最近のユーザーは携帯メール以外は受信拒否しているので、これでスマホやガラケーしか使っていないユーザーに連絡する手段は断たれたことになります。←SMS (Short Message Service) で連絡するという最後の手段がありますが、相手の電話番号を知っている必要があります。
以上の3つの欠点が発生しましたが、料金とカバー地域の広さと通信速度を総合すると後悔はしていません。