それで肝心の風量ですが、下記の計測結果から計算可能かと思います。但し体力の問題でMac mini 2014 の方しかまだ計測しておりません。吸気側の風速を測りました。吸気と排気口以外すべて塞いであります。吸気の抵抗にならないように吸気側に取り付けたおお いは、正面側は最低でもMac mini の厚さ以上に離れています。排気側は何も取り付けていないので通常と抵抗は変わり無いはずです。
計測の方法があまり分からないのですが、「吸気側に取り付けた "おおい"」というのは、Mac mini の吸気口あたりに密着しているということですか？
また、その "おおい" は、風速計の計測部にも密着していますか？
次のような ろうと（漏斗）
https://www.amazon.co.jp/dp/B005CLBUZQ/
のような形状のダクトに Mac mini を密着するように載せ、下側に風速計の計測部を密着させた感じを想像しましたが合っているでしょうか？
（「正面側」とありますが、Mac mini の前面側に風速計があり、そこから Mac mini の吸気口へ(ほぼ)空気が漏れないようにつながったダクトみたいな感じですか？。とりあえず、（2mm角の穴２つ以外は）空気が漏れないようにつながっているかが気になります。）
風速計も漏れないようにつながっているとすると、
https://www.amazon.co.jp/dp/B00O7CO8PU/
こんな感じの風速計とのことでしたが、中心部が平らなようなら、中心部の面積を抜いた方が良い気がします。
（中心部が平らでなく、流線型のような感じなら、中心部の面積の 50% 程度を引くと良い気がします。感です。）
平らとして、流路の内径が 26mm (= 0.026[m])、中心部の直径が 9mm (= 0.009[m]) とすると、
風速 [m/s] から風量 [m^3/min] への係数は
( 0.026*0.026*pi - 0.009*0.009*pi ) * 60[sec/min] = 0.0357 [(m^3/min)／(m/s)]
風量 [CFM]（立方フィート毎分）なら
0.0357 [(m^3/min)／(m/s)] / 0.3048[m/フィート]^3 = 1.26 [CFM／(m/s)]
くらいかと思います。
（風量の単位では、よく [m^3/min] や [CFM] が使われるとのことです。）
それから計算すると、
4800rpm の 3.3~3.4[m/s] は、0.12[m^3/min] とか 4.2[CFM] くらいかなと思います。
（20% 程度の誤差は十分ありえると思います。）
今回、使った風量疑似計でついでに吸気口を塞いだらどの程度、負圧になるのかiPhone 6s Plus で測ってみました。
結論は大気圧というのは数分でくるくる変わるということがわかりました。
それはさて置き肝心の負圧ですが概ね0.9 から 1 hPa 変わりました。Mac mini 内部のファンでこれ以上の負圧が発生しているということですね。
吸気口を塞いだときの負圧ですか？
1気圧の 1000分の1 程度なんですね。
シロッコファンだし、もっと大きいと思っていました。
> Mac mini 内部のファンでこれ以上の負圧が発生しているということですね。
漏れなどがないなら、Mac mini のファンの最大静圧かと思います。これ以上の負圧は発生しないし、逆に吸気側を解放し排気側を塞いだとき、排気側の圧力もこの程度までしか上がらないと思います。
入り口や出口を塞がずに実際に空気が流れているときの圧力(圧力差)は、この 0.9 とか 1hPa より低いと思います。
