HTML5のvideo要素を使った動画配信用コンテナについて

HTML5のvideo要素(videoタグ)を使って動画配信を行っています。
現在mp4,ogg,webmなどのビデオ素材を用意して問題なく配信できているのですが、
最近、ビデオ編集ソフト(ファイナルカットプロ)を用いて

QuickTime形式の拡張子movコンテナ(コーデックh.246)で書き出したファイルを

mp4などに再変換することなく、そのままホームページに配置してvideoタグで配信実験を行ったところ、

mac環境下やiOS環境下のfirefox,chrome,safariのいずれでも視聴できてしまいました。

Windows環境下のIE9とchromeで再生できることも確認できています。(Androidのみ未確認)

ということはファイルの拡張子(コンテナ)はmovのままでも問題はないように思えるのですが

それでもなお、mp4,ogg,webmに変換しなければならない、何らかの理由が存在するのでしょうか?


いままで拡張子movの動画を市販ソフトでわざわざmp4やoggに変換していたのですが

そもそもその必要はないのでしょうか?

それとも環境によっては再生されない(例えばLinax環境下、あるいは特定のブラウザ環境)

ことがあるのでしょうか。

Mac mini, Mac OS X (10.6.4)

投稿日 2017/08/30 21:27

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投稿日 2017/09/03 05:42

こんばんは。


mov、、QuickTimeのファイル形式。圧縮方法やコンテナ形式はQuickTimeの全仕様。

mp4、、MPEG4の規格は、コンテナはQuickTimeの規格を利用。ただし、、

    圧縮の種類やサポートされる音声はMPEG4の規格のみ。


つまり、常にmov=mp4ではありません。が、条件さえ一致すれば

mov=mp4の場合があります。


今回は、h.264に音声がaac/mp3なのでしょうか?

その場合はmov=mp4なのですよ。この場合だけ、拡張子をmp4に変えても

大丈夫なのです。


それでもなお、mp4,ogg,webmに変換しなければならない、何らかの理由が存在するのでしょうか?

上の話はmovとmp4の互換性の話。

oggやwebmはまた別の動画フォーマット。ごっちゃにしないように・・


いままで拡張子movの動画を市販ソフトでわざわざmp4やoggに変換していたのですがそもそもその必要はないのでしょうか?

中身がmp4なのにoggやwebmの拡張子つけたらダメなのくらいはわかりますよね?

コンテナも圧縮も全く互換性ないのですから当然です。


このような強制的に書き換えて配信することに問題はあるのでしょうか。

同じ中身の場合だけ、movをmp4に書き換えても大丈夫なわけで、

「強制的」に書き換えたらダメな場合も当然ある。その辺の知識のない人は拡張子だけ

書き換えるのは危険です。 やらないほうがよいと思う。



ちょい前まではmp4の特許使用料などでもめていて、webmのみしか再生できない

ブラウザがあったのです。その後、webmのおかげ?でmp4の料金問題が解決?

したので、今はほとんどのブラウザでmp4「も」再生できるようになりました。

LinuxのFireFoxなんかもHTML5のh.264のmp4をちゃんと再生できます。


古いchromeブラウザや、古いAndroidなどはwebmしか再生できないものが

まだ世の中にはあるかも。 そういった機種とブラウザも含めて再生可能な

ように各種動画を用意してあげるかどうかは、自分でポリシーもって

決めてくださいませ。


ちなみに私は、、自分のhpmepageやblogはmp4だけにしちゃってます。(笑)


では〜〜〜

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2017/09/03 05:42 gaichi への返信

こんばんは。


mov、、QuickTimeのファイル形式。圧縮方法やコンテナ形式はQuickTimeの全仕様。

mp4、、MPEG4の規格は、コンテナはQuickTimeの規格を利用。ただし、、

    圧縮の種類やサポートされる音声はMPEG4の規格のみ。


つまり、常にmov=mp4ではありません。が、条件さえ一致すれば

mov=mp4の場合があります。


今回は、h.264に音声がaac/mp3なのでしょうか?

その場合はmov=mp4なのですよ。この場合だけ、拡張子をmp4に変えても

大丈夫なのです。


それでもなお、mp4,ogg,webmに変換しなければならない、何らかの理由が存在するのでしょうか?

上の話はmovとmp4の互換性の話。

oggやwebmはまた別の動画フォーマット。ごっちゃにしないように・・


いままで拡張子movの動画を市販ソフトでわざわざmp4やoggに変換していたのですがそもそもその必要はないのでしょうか?

中身がmp4なのにoggやwebmの拡張子つけたらダメなのくらいはわかりますよね?

コンテナも圧縮も全く互換性ないのですから当然です。


このような強制的に書き換えて配信することに問題はあるのでしょうか。

同じ中身の場合だけ、movをmp4に書き換えても大丈夫なわけで、

「強制的」に書き換えたらダメな場合も当然ある。その辺の知識のない人は拡張子だけ

書き換えるのは危険です。 やらないほうがよいと思う。



ちょい前まではmp4の特許使用料などでもめていて、webmのみしか再生できない

ブラウザがあったのです。その後、webmのおかげ?でmp4の料金問題が解決?

したので、今はほとんどのブラウザでmp4「も」再生できるようになりました。

LinuxのFireFoxなんかもHTML5のh.264のmp4をちゃんと再生できます。


古いchromeブラウザや、古いAndroidなどはwebmしか再生できないものが

まだ世の中にはあるかも。 そういった機種とブラウザも含めて再生可能な

ように各種動画を用意してあげるかどうかは、自分でポリシーもって

決めてくださいませ。


ちなみに私は、、自分のhpmepageやblogはmp4だけにしちゃってます。(笑)


では〜〜〜

2017/09/03 05:54 亀どん への返信

亀どん様


ほんとにわかりやすい回答ありがとうございます。

うすうすmovもmp4も設定によっては同じものではないかと睨んでいましたが

亀どんさんにハッキリとmov=mp4となることがあると指摘されスッキリしました。


つい先日、Apple製compressorの設定にmp4での書き出しがあることに気づきました。

それまでは権利の関係でcompressorやFCPではmp4の書き出しはできないものと思い込んでいたのですが

よくよくさがしてみたところ、HTTPストリーミング書き出しの設定のいくつかが

mp4コンテナでの書き出してあることを発見しました。

もちろんネット配信テストにも合格しましたので、

ほぼ全てのユーザに動画を届けることができることになります。


念のためoggやwebmも用意する予定ではいたのですが

僕の知り得る全ての環境でmp4が再生されるため、

亀どんさんと同じようにmp4だけをサーバに設置して配信しています。


明快な回答に本当に感謝いたします。ありがとうございました。

2017/08/30 21:33 gaichi への返信

追記になります。

fainlcutproでmovで書き出したファイルの拡張子をmp4に書き換えて配信実験をしたところ

全て成功しています。

もうこうなると、movとmp4コンテナの違いが理解できません。

このような拡張子を強制的に書き換えて配信することに問題はあるのでしょうか。

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