APFSとTime Machine
MacBook Pro RetinaのOSをmacOS High Sierraにアップデートした後、特に深い考えもなくTime Machineバックアップ先のUSB外付けHDDもDisk Utilityを使ってAPFSフォーマットに変換したところ、変換は問題無く出来ましたが以後Time Machineバックアップが出来なくなりました。
バックアップに失敗した時に出るアラートの説明によると、Time Machineのバックアップ先ボリュームはHFS+(Mac OS 拡張(ジャーナリング ))フォーマットである必要があるそうで、APFSはサポートされていないようです。
慌ててDisk UtilityでMac OS 拡張(ジャーナリング )に戻そとしましたが、フォーマットの選択肢はAPFSしか表示されないので外付けHDDを買い直すしかないかなと少し暗い気持ちになりました。
しかし、その後いろいろググってみたところ、そのAPFS外付けHDDをTime Machineのバックアップ先リストから一旦削除した上で新規バックアップ先ボリュームとして指定し直すと自動的にHFS+にフォーマットされ再度バックアップが始まるとの記述を見つけ、試してみると確かにその通りでしたので買い直しは免れました。但し、そのHDDに入っていたデータは旧Time Machineバックアップのみならず全て消去されます。
APFSはTime MachineのソースボリュームにはOKだけどバックアップ先には不可だとは予想していませんでした。同じ穴に落ちる人が少しでも減るよう、ご報告します。
MacBook Pro (Retina, 13-inch, Late 2013), macOS Sierra (10.12.5)