OSをアップデートしたらUSBメモリにコピーできなくなった。

こちらの環境（ MacBook Pro 15 Retina Mid 2012 / macOS High Sierra 10.13 ）環境を使って、4GB の SD カードをディスクユーティリティでフォーマットした上で、約 3.5GB のファイルをコピーして検証してみました。結果、MS-DOS（ FAT ）フォーマット（マスター・ブート・レコード）では、「項目”＊＊＊＊＊”はこのボリュームのフォーマットには大きすぎるため、コピーできません。」とメッセージが出てコピーできませんでした。exFAT フォーマット（マスター・ブート・レコード）と Mac OS 拡張（ジャーナリング）フォーマット（ GUID パーティションマップ）ではコピーできました。これまでの OS X 並びに macOS の「 MS-DOS（ FAT ）」フォーマットって、FAT16 だったかな？FAT32 だったように思うのですが ... 。

OS X El Capitan からディスクユーティリティが現在の仕様に変更されましたので、OS X El Capitan を起動してディスクユーティリティで 4GB SD カードを MS-DOS（ FAT ）フォーマットして、3.5GB のファイルをコピーしたところコピーできました。しかし、この 4GB SD カードを macOS High Sierra 環境で 3.5GB のファイルをコピーしようとしますと、「項目”＊＊＊＊＊”はこのボリュームのフォーマットには大きすぎるため、コピーできません。」とメッセージが出てコピーできませんでした。また、macOS High Sierra 環境で MS-DOS（ FAT ）フォーマットした 4GB SD カードを OS X El Capitan 環境で 3.5GB のファイルをコピーしますとコピーできました。よって、macOS High Sierra の MS-DOS（ FAT ）フォーマットは、従来の OS と同じく FAT32 でフォーマットされるのですが、macOS High Sierra 自身が FAT32 フォーマットのメディアに書き込む際、FAT16 フォーマットのメディアに対する挙動を示す不具合があると推測されます。

途中から失礼します。

手元の High Sierra 10.13 (17A405) - Supplemental update適用済み - で確認しましたが、確かに2GB+のファイルはコピーできませんね。

# 16GBのUSB上に3.5GBのパーティションを作成し、2.2GBのファイルを使用

ですが、ターミナル (アプリケーション＞ユーティリティ）での「cp -p 元のファイル名 コピー先フォルダ名」では問題なくコピーできました。

ということで、High Sierra の File System（OS のFATを扱う部分）での問題無さそうです。

多分ですが、この制限がかかるのは Finder でのコピー動作（だけ？）と思われます。

# Web上で見かけた情報からするとベータの途中かららしい。

HAYAMA による書き込み:

ToMi 様

検証ありがとうございます。

ターミナル操作では問題無くコピーでき、Finder 操作のみ制限がかかり、

しかもベータ版の途中から発生していたとなると

「バグ」では無く「仕様」ということなのでしょうか？

前触れ無しの仕様変更は Apple のお家芸ですが、

でかいファイルを扱うことが当たり前になった現在では考えにくいことなのですが ... 。

海外のWebサイトを覗いたところ、β版のころから発生しており製品版でも同様の現象になるとのこと。

早く修正されることを願う

となっているので、仕様変更でなくβ版でのデグレードが製品版で未対策ということですね。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　from youfo

ふと思いつくのは MS-DOS（ FAT ）フォーマットかな ... 2GB までしか扱えませんでしたから。今日日の USB メモリの容量だと FAT32 フォーマットかと思うのですが、その辺はどのようになっていますでしょうか？

チョンファ による書き込み:

回答ありがとうございました。MS-DOS（FAT32）フォーマットです。

High Sierraにアップデートするまでは普通にコピーできていたので、

仕様が変わったのでしょうか。

Mac OS 拡張（ジャーナリング）フォーマットでフォーマットしなおした場合、

ソニーのAndroidTVでの読み込みは可能なのでしょうか。質問ばかりで申し訳ありません。

一般的に、FAT32における1ファイルの最大容量は4GB(厳密には4GB-1byte)です。

Sierra でのコピーは4GBまで可能ですが、確かにHigh Sierra では2GBみたいですね。

→仕様変更なのか、デグレードなのかは不明

　Win98でのFAT32は2GBだった

AndroidTVでのUSB機器のアクセス(フォーマット)はAndroidTV独自です(AndroidTVでフォーマット(*1))

(*1)デジカメ等も独自フォーマット

但しFAT32と互換性があるようで、パソコン/TV用USBハードディスクはFAT32でフォーマット済みで販売

Mac OS 拡張のフォーマットは、Mac以外では殆ど使用できません。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　from youfo

> 但しFAT32と互換性があるようで、パソコン/TV用USBハードディスクはFAT32でフォーマット済みで販売

但しFAT系と互換性があるようで、パソコン/TV用USBハードディスクはNTFSでフォーマット済みで販売

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　from youfo

youfo 様

なるほど。テスターからも文句が出ていたとなると、その内修正される可能性大ですね。一応、私もこの症状について「バグ」としてフィードバックしておきました。

ToMi 様

検証ありがとうございます。

ターミナル操作では問題無くコピーでき、Finder 操作のみ制限がかかり、しかもベータ版の途中から発生していたとなると「バグ」では無く「仕様」ということなのでしょうか？前触れ無しの仕様変更は Apple のお家芸ですが、でかいファイルを扱うことが当たり前になった現在では考えにくいことなのですが ... 。