macOS High Sierra クリーンインストールが失敗する

失礼します。

参考までに確認させていただきたいのですが、使用したインストーラは新旧どちらのものでしょうか。

# ８日であれば新しいほうだと思いますが、参照したサーバの更新が遅れていた可能性もあるので念のため...

High Sierraは既にSupplemental Update（パッチ）が提供され、それに伴いインストーラ自体も更新されています。

インストールされるOSやアプリケーションのバージョンに変化はないようですがOSのビルド番号で確認できますし、インストーラ自体でいえばバージョンが変わっています。

（旧 → 新）

インストーラのバージョン：12.0.49 → 13.0.64

High Sierra 10.13 のビルド番号：16A322 → 17A364

＞「 パス"System/Installation/Packages/OSInstall.mpkg"は存在しないか破損しているようです」

ちなみに、OSInstall.mpkg は High Sierra の Supplemental Update の中身の可能性が高いです。

一つの可能性ですが、旧インストーラを使っていて本体のインストール後にパッチをダウンロード／インストールしようとして失敗しているのかもしれません。

補足情報−１：

＞ ネット上…どれが正しいのか判別がつかなかった。

基本はどれもおなじです。

--nointeraction ：createinstallmediaコマンドに対してボリューム消去の前の確認（Yの入力）をスキップするよう指定。

&& say Boot ... ：「&&」の前の部分を実行して正常に終了したら、その後のコマンド（say＝音声読み上げ）を実行。（&& は createintallmediaの機能ではなく、コマンド実行環境（shell:シェル） の機能です。）

補足情報−２：

以下は、High Sierra Supplemental Updateの内容（Summary）です。新版はこの内容をあらかじめ含んでいると思われます。なお、この件との関連は不明ですが、インストーラの強化が謳われています。

（何気にSafariやDisk Utility、Keychain Accessも更新されていました。こちらはSecurity関連でしょうか）

This supplemental update includes improvements to the stability, reliability and security of your Mac, and is recommended for all macOS High Sierra users. This update:

• Improves installer robustness
• Fixes a cursor graphic bug when using Adobe InDesign
• Resolves an issue where email messages couldn’t be deleted from Yahoo accounts in Mail

For more information on the security content of Apple software updates, please visit this website: https://support.apple.com/kb/HT201222

以上、ご参考まで。

失礼致します。

Apple のホームページのサポートページに記載されている、ターミナルで 'createinstallmedia' コマンドですが、構文がSierra やEl Capitanの事例と違うようなのですが、

下記リンクの Apple サポート記事は、更新日が 2017 年 4 月18 日（macOS High Sierra（10.13）のリリース前）で、まだ macOS High Sierra の起動可能なインストーラを作成するコマンド等は記載されていないはずですが、どのサポートページを参照されたのでしょうか？

macOS の起動可能なインストーラを作成する - Apple サポート

USB Installerを作成し直しても投稿のような状況でした。

ネット上で実際に macOS High Sierra の起動可能なインストーラを作成されている方達のコマンドを見る限り、今まで通りの構文になっている様ですが、下記のコマンドで作成し直しても同様だったと言う事でしょうか？

sudo /Applications/Install\ macOS\ High\ Sierra.app/Contents/Resources/createinstallmedia --volume /Volumes/MyVolume --applicationpath /Applications/Install\ macOS\ High\ Sierra.app

command + option + RではHigh Sierraがインストールされると思いますが、その方法で上書きインストールは試したのですか？

可能性としては、

• USBメモリの問題（不良品の可能性）
• ネット回線の問題（Wi-Fi接続だとありそう）
• ハードウェア上の問題（ポートの）

私なら、全ての外付け機器（外付けHDDやハブ等）を取り外して、Shift + Option + command + Rで起動しFusion Driveを再構成（この状態ならコマンドでの作業は不要と思いますが）、Option + command + RでHIgh Sierraのインストールを試してみます。

> ターミナルで 'createinstallmedia' コマンドですが、構文がSierra やEl Capitanの事例と違う

これはインストールできないことと関係ないと思います。要するに、最後の --applicationpathを指定しなくてもよくなった、というだけで、つけててもエラーにはならないようにしてると思います。気になるなら、もう一度、つけずにusbインストーラを作り直してみれば良いと思います。

それよりも、エラーメッセージを考えると、ダウンロードしたhigh sierraのインストーラが正しくダウンロードできてない可能性はどうなんでしょう？もう一度ダウンロードをやり直してみてはどうでしょうか。

あと、もう一つは、usbインストーラを作成する際に、usbはディスクユーティリティでguidパーティション方式にフォーマットしてから作成してますか？自分の感触では、usbインストーラにするusbはディスクユーティリティでguidパーティション方式に変更しておく方が良いように思います（通常、市販されてるusb、sdカードはmbr方式でフォーマットされてます。自分もこのパーティション方式だとインストール時にエラーになることを経験してます）。

> macOS High Sierra の起動可能なインストーラを作成されている方達のコマンドを見る限り、今まで通りの構文

以下のように、high sierraのcreateinstallmediaだけをターミナルで実行してみれば必要な引数に関するhelpが表示されます。

$ /Applications/Install\ macOS\ High\ Sierra.app/Contents/Resources/createinstallmedia

Usage: createinstallmedia --volume <path to volume to convert>

Arguments

--volume, A path to a volume that can be unmounted and erased to create the install media.

--applicationpath, A path to copy of the OS installer application to create the bootable media from.

--nointeraction, Erase the disk pointed to by volume without prompting for confirmation.

Example: createinstallmedia --volume /Volumes/Untitled

This tool must be run as root.

これから、通常は、--applicationpathはあってもなくても良いとわかります。

> もしかするとFusion Drive とは「相性」がよくないのかもしれない

high sierraになって、hdd/ssd関係が大幅に変わってますので、fusion driveもhigh sierraのdiskutilで再構築する必要があるのかも。

apfsは、fusion driveのcorestrageとはまた違いますが、ある意味論理ドライブです。当然将来的にはfusion driveもapfsで使えるようにすると期待されますが、そのために論理ドライブの扱いも変えてるのかもしれません。まだ現在は最終的な姿になってないためにちょっと変わった条件では不具合が出るのかもしれません。

Earlgrey.Bergamot.Orange さんによる書き込み:

日本のApple ページの情報配信は遅いので、US Apple のサポートページを参考にしています。

Earlgrey.Bergamot.Orange さん、ご説明下さりありがとうございます。

確かに、US の Apple サポート記事では、Earlgrey.Bergamot.Orange さんが仰る通りになっていますね。

はに さんによる書き込み:

以下のように、high sierraのcreateinstallmediaだけをターミナルで実行してみれば必要な引数に関するhelpが表示されます。

$ /Applications/Install\ macOS\ High\ Sierra.app/Contents/Resources/createinstallmedia

Usage: createinstallmedia --volume <path to volume to convert>

はにさん、ご教授下さり、ありがとうございます。

試しに OS X El Capitan のインストーラをダウンロードして試して見ましたが、以下の様に表示されますので、確かに macOS High Sierra では、--applicationpath 以降の引数が必要無い事が理解出来ました。

/Applications/Install\ OS\ X\ El\ Capitan.app/Contents/Resources/createinstallmedia

Usage: createinstallmedia --volume <path to volume to convert> --applicationpath <path to Install OS X El Capitan.app> [--force]

Earlgrey.Bergamot.Orange による書き込み:

ToMi さんこんにちは。

ご指摘いただいたインストーラのバージョンですが、８日以降では、「13.0.66」でした。

今回のインターネットリカバリー後では、High Sierra 10.13 のビルド番号：「17A405」 でした。

また、再検証するために App Store からダウンロードしたインストーラのバージョンは、「13.0.57」です。？？

すいません、インストーラのバージョンなどのチェック時に勘違いがありました。

混乱させて申し訳ありません。

とりあえずパッチ後のOSの正しいビルド番号は 17A405 です。

インストーラについては再度確認します。

再確認したインストーラ／ビルド番号の情報です。

旧：10/5に再ダウンロード

新：10/6にローカルのSoftware Update サーバ（El Capitan）で同期完了、本日ダウンロード

インストーラのバージョン：13.0.64 → 13.0.66

macOS のビルド番号：16A365 → 17A405

ということで、どちらも問題が発生しているインストーラ（13.0.57）とは違いますね。

ちなみに、私自身ではどちらもまだ試していません。

Mac miniはHigh Sierraにあげたのですが、そのとき（先月末？）はフルインストーラではなかったためインストールメディアが正常に作成できませんでした。詳細は覚えていませんが.、何かファイルが見つからないというようなメッセージだったと思います。そのため、Earlgrey.Bergamot.Orangeさんと同じだったかは確認できません。

# フルインストーラではなかった（かなり小さい）ことにインストール完了後に気づきました...

# 現在手元にあるインストーラのサイズは新旧どちらも 5.18GB（ディスク上）です。（command-I@Finder）

なお、DNSの設定を通常（ルータ経由のプロバイダが設置）のものから、他のもの（例：8.8.8.8 / Google など）に変えると参照するサーバが変わることもあります。再ダウンロードの際には試してみる価値があるかもしれません。

以上、あまり役に立たないかもしれませんがご参考まで。

パーティションマップを再構成してみて下さい。MBR にしてからGUID に戻せば確実に再構成されます。