自己レスになります。
AirMacユーティリティのアーカイブ機能を使用して
Time Capsuleからバックアップデータをコピーした外付けディスクは、
履歴を引き継いだ状態で新しくバックアップディスクとして指定することが可能か?
ということでしたが、
ネット上に十分な情報を見つけられませんでしたので、
躊躇がありましたが、実際に自分で試して見ました。
1.9TB近くあるデータはアーカイブするだけで37時間ほど。
実際にはフォーマットの仕方で、問題が生じ1回やり直したため、
これを2回行うハメに(笑)
さて、結論から言うと、履歴を引き継ぐことは”可能”でした。
しかしながら、一つお断りをしなければならないのは、
私は、どうせやるならと更に一歩進めて、
新しいディスクは外付けで使用するのではなく、
Time Capsule内蔵のディスクと交換してしまうことにしました。
ですので、ここから先は、基本的に
"Time Capsuleから「AirMacユーティリティでアーカイブしたバックアップディスク」を、
Time Capsuleの内蔵ディスクと置き換えて認識させ履歴を引き継ぐ手順"
ということになります。
ちなみに私のTime CapsuleはMB996J/Aですが、
認識の仕方はタワー型のタイプのものも基本的に同じと思います。
物理的なディスク交換の方法はこちらのサイトを参考にしました。
https://blog.nzn.jp/entry/2016/10/08/132030
内蔵ディスクのタイプはSATAになります。
なお、ディスク交換を行うには、
HDDケースか裸族のお立ち台などの接続装置が別途必要となります。
さて実際の手順ですが、
AirMacユーティリティで普通にアーカイブを行うと、
新しいディスクのルートに"~~のアーカイブ"という名前のフォルダが作られ、
その中に.sparsebundleファイルがコピーされていますが、
このままでは履歴を引き継ぐバックアップファイルとしては認識されません。
ただし、
ここでもし 新しいディスクをそのまま外付けのバックアップディスクとして使うのであれば、
.sparsebundleファイルをルートに置くことで、認識が可能となると思います。
(「~と思います」と書いたのは、私が、外付けの状態では試していないからですが、
以下の内蔵ディスクの交換でも認識されるのですから可能なはずです)
では、"内蔵ディスクと交換して認識させる"にはどうしたら良いかというと、
大きく次の2つの手順が必要です。
1. アーカイブを行う前に、新しいディスクを一旦 Time Capsuleの内蔵ディスクと交換し、
Time Capsuleの内蔵ディスクとしてフォーマットを行ってから、
もう一度取り出し、USB外付けの状態でアーカイブを行う"
(注意1:ディスク名はそれまで使用していた内蔵ディスクと"同じ名前"にしてください)
また更に、
2. アーカイブが終了したら、新しいディスクをMacに直接接続するなどして、
内蔵ディスクと同じ名前のボリュームのルートにある.sparsebundleファイルの入った
『~~のアーカイブ』というフォルダの名前を"ShareRoot"に変更する"
(注意2:この時ディスクには他にAP~から始まる名前の2つのパーティションが作られているが、
それらはいじらないこと。TimeCapsuleがアクセスポイントとして使用するものらしい)
この2つの手順を経た後に、 新しいディスクをTime Capsule 内部に戻すと、
それまでのバックアップを引き継いだ状態でTimeMachineに認識されます。