自己レスです。解決しました!
問題の発端は、iPhone6を誤って洗濯機に入れてしまい、少し水のかかった状態で、修理屋さんに駆け込んだら確かに中に水が少し入っており、ひとまず拭き取ってもらいましたが、動作不良で乗換えに至ったという背景です。バックアップは icloudでいいかなと安易に考え、iTunesのバックアップを最近取っていませんでした。
それがどうしたことでしょう。このところの乾燥状態で内部が乾いてきたのか、旧iPhone6が何とか動くではありませんか。あわてて、iTunesでバックアップを取り、iPhone7で復元したところ、30分足らずで見事復活です。もちろん全データOKです。そうです、これがAppleのソフトですよね。これまで数日間の悪戦苦闘は何だったのでしょうか。
その後、調べたところ、icloudバックアップで、ヘルスケアデータがOFFになっていました。(これは私のミス)また、icloudバックアップでは、iijのAPN構成プロファイルが欠落しており、外出先でまったくつながらず、焦りました。
iTunesの説明を見ると、”icloudでは、重要データのみバックアップ”、”iTunesでは全てのデータをバックアップ” だそうです。APNプロファイルなんて最重要データと思うのですが、icloudでは重要とみなしていないようですね。
作業時間も雲泥の差です。icloud復元では初期化するしかなく、そのたびに、かったるい2段認証のパスワードを何回も要求され、結局作業時間は半日近くかかりました。wifi 速度100Mbitくらいの高速環境でこれですから、低速だったら、恐ろしい時間になると思います。この作業を数回繰り返したので、すっかり疲れ果ててしまいました。
これに対し、iTunesでは、バックアップデータをダウンロードして、iPhoneを再起動するだけ、初期化は必要なく、パスワードも要求されません。作業時間は20分くらいですかね。考えてみれば、今までのiPhoneの乗換えは、極めてスムーズにいっていたのに、今回うっかり icloudにしたばっかりにエライ目にあいました。これに懲りて、今後は iTunesで同期させることにしました。
とにかく、icloudはアップルらしからぬ出来の悪いソフトと感じました。バグあり、データの欠落あり、さらにパフォーマンスは最悪・・・
これでも不満を感じない方もいらっしゃるようですが、信じられませんね。
ソフトの出来はとにかく、システムの基本設計に無理があるようにも感じます。
昨今のアップルの業績不振も、iPhoneの価格設定のミスだけでなく、icloudの出来の悪さにも原因はあるのでは。
苦労したおかげで、iPhoneのバックアップにはとても詳しくなりました(笑)
長文になりましたが、備忘録も兼ねて書いておきます。