USBメモりへファイルなどをコピーしようとすると「空き容量が足りないのでコピーが完了しませんでした」エラーになる

32GBのUSBメモりをexFAT形式で初期化して、総容量21.62GBのデスクトップのフォルダ、ファィルをコピーすると

コピー処理の終わり頃にディスク容量が足りないので、コピーが完了しませんでしたというエラーメッセージが

表示されて、一部コピーできませんでした。


以下の点を確認しました。

(1)エラーメッセージが出た後のUSBメモりの使用量は30.78GB、空き容量197KBでした。

(2)USBメモりを初期化して再実行しましたが結果は同じでした。

(3)160GBのポータブルハードディスクをMacOS拡張(ジャーナリング)で初期化してコピーしたら、

 正しくコピー出来て、使用量は22.32GBでした。


使用機種はOSバージョン10.12.6のMacbookAirです。


何故、21.62GBのデスクトップのファイル等が、

32GBのUSBメモりにコピー出来ないのでしょうか?

どうすればコピーできるのでしょうか?


MacBook Air

投稿日 2019/02/18 16:00

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投稿日 2019/03/14 01:42

ディスクをフォーマットするとディスクスペースはそれぞれ決まったサイズのブロックとして用意されます。このブロックのサイズ(クラスターサイズ)はいろいろです。しかしこのサイズはファイルをどれだけ収容できるかに大きく影響します。exFAT32の場合、32GBのUSBだとデフォールトのクラスターサイズは128KBのようです。(16GBのUSBだとクラスターサイズは32KB。32GB以上になると、クラスターサイズが128KBになります)

マイクロソフト社の情報:NTFS、FAT、および exFAT のデフォルトのクラスター サイズ

このクラスターサイズは、macOSのhfs+、windowsのntfsなど、他のファイルシステムでは4KB程度であるのに比べるとかなり大きな値です。これはexFATでファイルを記録する場合、128KB単位で記録されるということです。最後のブロックが2KBしかなくても128KB消費されてしまい、126KBは無駄なスペースになってしまうことになります。ファイル数が少なければこの影響は大したことありませんが、ファイル数が多くなると無駄に消費されるスペースが無視できない大きさになることになります。また、macOSのファイルをexFATなどで保存すると、1つのファイルが、通常のファイルの中身としての実体と、ファインダーが画面の表示などに利用する情報を記録するリソースフォークと呼ばれる2つのファイルになります。リソースフォークはmacOSのファイルシステムではファイルの実体の一部に保存される仕組みなってるため、余分なスペースは消費しませんが、exFATだと先頭にドットのついた別のファイルになります。サイズ自体は1KB程度の小さいものなんですが、exFATだと最低のブロック128KB消費してしまいます。こんな理由のためにmacOSでは22GBしかないファイルの集まりがexFATだと30GBにもなってしまったのではないかと思います。

簡単に言えば、exFATのファイルシステムはクラスターサイズが大きいために、多数のファイルを収容する目的にはあまり向いてない(無駄なスペースがいっぱいできる)、ということになります。

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2019/03/14 01:42 masami1970 への返信

ディスクをフォーマットするとディスクスペースはそれぞれ決まったサイズのブロックとして用意されます。このブロックのサイズ(クラスターサイズ)はいろいろです。しかしこのサイズはファイルをどれだけ収容できるかに大きく影響します。exFAT32の場合、32GBのUSBだとデフォールトのクラスターサイズは128KBのようです。(16GBのUSBだとクラスターサイズは32KB。32GB以上になると、クラスターサイズが128KBになります)

マイクロソフト社の情報:NTFS、FAT、および exFAT のデフォルトのクラスター サイズ

このクラスターサイズは、macOSのhfs+、windowsのntfsなど、他のファイルシステムでは4KB程度であるのに比べるとかなり大きな値です。これはexFATでファイルを記録する場合、128KB単位で記録されるということです。最後のブロックが2KBしかなくても128KB消費されてしまい、126KBは無駄なスペースになってしまうことになります。ファイル数が少なければこの影響は大したことありませんが、ファイル数が多くなると無駄に消費されるスペースが無視できない大きさになることになります。また、macOSのファイルをexFATなどで保存すると、1つのファイルが、通常のファイルの中身としての実体と、ファインダーが画面の表示などに利用する情報を記録するリソースフォークと呼ばれる2つのファイルになります。リソースフォークはmacOSのファイルシステムではファイルの実体の一部に保存される仕組みなってるため、余分なスペースは消費しませんが、exFATだと先頭にドットのついた別のファイルになります。サイズ自体は1KB程度の小さいものなんですが、exFATだと最低のブロック128KB消費してしまいます。こんな理由のためにmacOSでは22GBしかないファイルの集まりがexFATだと30GBにもなってしまったのではないかと思います。

簡単に言えば、exFATのファイルシステムはクラスターサイズが大きいために、多数のファイルを収容する目的にはあまり向いてない(無駄なスペースがいっぱいできる)、ということになります。

2019/03/14 00:49 HAYAMA への返信

レスありがとうございます。


返信が遅くなって申し訳ありません。


exFATだと実記憶容量が減る仕様なのでしょうか?

exFAT32GBのUSBメモリに記録可能な最大データ容量(Macのフォルダ、ファィル等のデータサイズ合計)は、

いくらなのでしょうか?



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