比較的高負荷な処理をしている際に、Mac mini(2018) 本体から「チリチリ」といった高周波のノイズが聞こえます。
また、負荷によっては、ノイズ自体も「キュキュ」といった違う音として聞こることもあり、
アプリケーションのMotionで単純に再生を行なった場合や、MATLAB・Simulinkを
使ったシミュレーションを行なった場合に聞こえることを確認しています。
ファンの音がほとんど聞こえない分、この電気的なノイズが際立って聞こえるのですが、
何らかの故障や故障の前兆でしょうか？
なお、外部スピーカは繋いでおらず、またOS上の音量調整も最小にしており、
サウンドとして鳴っているようではなさそうです。
（スピーカがノイズを拾っているのでしょうか？）
アドバイス宜しくお願い致します。
Mac mini, 10.14
横から失礼します。
当方では、MacMini(late2011)が故障して、
に変更しました。まだ1Gb-Ether.でしか運行してませんが...。
体調不良からのリハビリも兼ねて、Mojaveのダーク・モードに感謝しつつ、ゆっくりとチューニングをしています。このマシンは２月から動かしたものの、表面温度も体温以下のようで、ファンの音もしないのでハードウェアの不調とすら考えた程です。そこで、MacMini(late2011)で使用していた「Temperature Gage」をMacMini(2018)で動作させたところ
でした。
「App Store」では他に良さそうなのはなく、webで「TG Pro」というアプリがあったので、入手しました。これは「Temperature Gage」にファン・コントロール・モードをつけたもので、３つのモードがあります；
注釈
「TG Pro」を使って、動画を５画面動かした時には、上記のAutoMaxが発動し(~2800rpn)ましたが、普段は室温25°Cで軽負荷では~1700rpmの近辺です。
他方、webでCPUの動作情報を見るアプリを探したところ「Intel(R) Power Gadget」があったので入手して、重宝してます。測定項目は４つで；
「２分間の時間窓」にプロットされます。
本題に対して；
などは如何でしょうか。
アドバイスありがとうございます。
本体は、カスタマイズしており、Core i7、SSD 512GBへと変更しております。（イーサは標準）
ノイズが聞こえるタイミングは「高負荷処理を長時間行った場合」ではなく、「高負荷処理を開始した数秒後」であることから、
ファンの可能性は低いかと考えていましたが、まずはアドバイスの通りファンの回転数をツールで調整して
様子を確認してみたいと思います。
確認後の結果を、改めて報告したいと思います。
お返事ありがとうございます。
聞こえるノイズは、お返事頂いたような要因で発生している音という印象です。
故障につながる可能性が低いとのことで少し安心しましたが、際立って聞こえてしまうので、
もし他のユーザーさんで生じていない現象であれば、症状を改善できないかと思っております。
テストの結果はまた報告したいと思います。
Mac miniは、標準のCore i3 or Core i5モデルでしょうか？
それとも、カスタマイズ注文で変更できるCore i7モデル？
10ギガビットEthernet等に変更していたりしますか？
Mac mini 2018の内部構造を考えれば、可動部分は冷却ファンしかありませんから、ファンが特定の回転数になった場合に、音がしてしまうのでは？
Macs Fan Control等のファンの回転数を変更できるツールを利用して、まずは、作業中のファンの回転数が、どの位になっているのか、確認してみてください。
その上で、作業中のファンの回転数よりも少し多くの回転数に固定して、同じ作業をしてみて、音がするかどうかを確認すれば、ファンが原因かどうかはわかると思います。
（テスト後に、そのまま運用するとファンの寿命を縮める可能性があるので、必ずテスト後は、元の状態に戻すこと）
もし、ファンが原因の場合は、テストした結果をAppleのコールセンターに相談してみるか、フィードバックページからAppleに報告を上げれば、FirmwareやBrigdeOSのアップデート等で改善されるかもしれませんし、単純にパーツの不具合として交換してもらえるかもしれません。
https://www.apple.com/jp/feedback/
ファンの動作テストをしても状況が変わらず、ファン以外の原因が疑われる場合は、構造を見る限り、あまりMac miniでは起きないとは思いますが、一部のパーツが熱をもって膨張と収縮を繰り返すことで、「家鳴り」と同じような現象が起きているかもしれません。
ファンの回転数制御のツールには、各部の温度を計測する機能もありますので、極端に加熱している部位がないかどうか、観察してみてください。
例えば、CPU Diodeの温度が高いのに、Heatsinkの温度が低い場合は、熱伝導グリスの塗り方の問題だったりします。
逆に、Core i7モデルや10ギガビットEthernet搭載モデルの場合は、それらのパーツは、それなりの高い温度になるはずです。
もし、明らかに、異常な温度分布が見られる場合は、やはりAppleのコールセンターに相談の上、修理を検討してみては？
電子回路からのノイズは粕谷さんが書かれているような原因の他に、配線やコンデンサなどの部品が信号間の共振で可聴域のうなりを生じることがありえます。相当に昔の話ですが、PowerBookを使っていたときにマウスボタンを押している間だけ「ピー」とか「ジー」とかいう音がしていたこともありました(この対策のために、共振しそうな部品をエポキシで固めるというのは定石でした)。
最近は表面実装パーツ(可聴域に固有振動数がない)が殆どで配線も基板パターンが多くを占めるためこのような現象は以前の機器に比べると激減してはいますが、電源ユニットではディスクリートパーツも使われていると思いますので、可能性はあるでしょう。
これが音の原因だった場合は、故障に繋がる可能性は殆ど無いです。
高負荷時に本体から聞こえる小さな音について
