写真はそのままストレージに保存するとストレージを食いすぎるので、1/10くらいに圧縮(エンコード)します。圧縮する装置をエンコーダと言います。
このように圧縮した写真を表示するには元に戻す必要があり、これを伸長(デコード)と言い、伸長する装置をデコーダといいます。通常、エンコーダとデコーダはワンチップ化されています。
画質が良くなり画素数が多くなるほど、エンコードには時間がかかります。すぐに表示しないとユーザが起こるので、デコードの途中段階をまず表示し、高精細部分を遅れて表示します。これは、じわりと画像が綺麗になる理由。これを実現するために(他にも理由があるけど)、低画質部分と高画質部分を別ファイルにし、まず、前者をデコードしながら後者をデコードしたりする(これも、色々な方法がある)。
今回のは、高画質部分の再生をとちってるような感じかな。iCloud写真を使ってると、また他の原因も想定可能だけど。
通常の閲覧時に、低画質のファイルと高画質のファイルの関連付けに失敗しているのかもしれない。ズームすると綺麗になるということで、高画質ファイルは存在することになる。なので、変に色々と弄るのは、全部をパーにする可能性もあるので、やめとくのが無難。
バーストの場合、時間的に隣の写真はほとんど同じなので、差分だけを記録するとストレージの使用量を大幅に減らせる。しかし、これだと再生に時間がかかる。このあたりをどう処理しているかはアップルの一存なので、詳細は不明。
もう一度、短時間連写してみると、ファイルの関連付けが復活するかもしれないね。
iPhoneストレージの空きが本当に十分あるかどうかも確認した方がいい。
あと、全写真のバックアップを確保しといた方がいいよ。
トラブルが深刻化すると、iPhoneの初期化しか無いし、iTunes/iCloudのバックアップも使えないかもしれないので。