iMacのCPU温度について、また、ファンの暴走について

CPU以外の温度は？

測定時の室温と湿度は？

iMacの吸気口、排気口にホコリが溜まっていたりしませんか？

基本的に、現在のIntelのCPUは、100度までは問題なく動作します。

T-Junctionとして設定されている100度を超えそうになると、CPUの動作速度を落としたりして、それ以上は温度が上がらない仕組みになっています。

というわけで、数値的には、まだ余裕はあります。

原因については。使用環境が千差万別ですから、ご自分で試行錯誤しながら検証してみるしかありません。

とりあえず、まずは通気性の確保が第一なので、iMacの通気口をスキマノズルを付けた掃除機等で掃除する。

当該機種の動作時温度は35度までですが、相対湿度が95％以下ですので、梅雨の時期は地方によっては気をつけた方が良いです。

https://support.apple.com/kb/SP760?locale=ja_JP

それらの基本の使用環境をチェックした上で、iMacのアクティビティモニタでCPU負荷の高いアプリが動いているかどうか確認を。

Spotlightのインデックス作成時や、アンチウイルスソフトのスキャン時は負荷が高くなります。

動画の再生時も、動画ファイル形式と解像度によりますが、GPUの負荷も上がるので、温度は高めになります。

使用環境や通気性に問題がなく、CPU負荷の高い作業もしていないなら、CPU以外の内部温度も測定し、何が原因でCPUの温度が上がっているかを考察する。

例えば、CPU Diodeの数値が高いのに、妙にCPU Heatsinkの温度が低い場合には、CPUとヒートシンクの間の熱伝導グリスの不足や劣化を疑う。

CPU DiodeもHeatsinkも温度が高く、冷却ファンも全開に近く回っているなら、ヒートシンク周りにホコリが溜まっていて、通気が悪くなっている。

という感じで、各部の温度を比較しながら原因を探るしかありません。

Apple Diagnosticsをかけて見ては？

ファンがどれか故障してて温度が異常に上がるという可能性があります。もし、ファンの故障であれば、Apple Diagnosticsですぐ判ります。

Mac での Apple Diagnostics の使い方 - Apple サポート