ペースメーカーへの影響についての質問

訴訟王国の米国メーカーの製品ですから、その点は、考慮してあるはずですよ。

でも、iPhoneの製品ページの磁石の説明欄に

「ケース、カード入れ、またはその両方を一瞬で装着できます（ご心配なく。シールド機能があるので、クレジットカードを入れても安心です）。」

とあります。

つまり、逆に考えれば、シールド機能がないカバーに磁気カードを入れれば、影響が出る程度の磁力はあるということです。

そもそも、ペースメーカーの手術前に、磁石についての注意事項は医師から説明があったはずです。

（もしくはパンフレットに記載してあったはず）

携帯電話の電磁波より、磁力の方がペースメーカーへの影響は大きいので、万が一のことがあってはいけませんから、絶対に胸ポケットに新型iPhoneを入れたり、ペースメーカーが埋め込まれている鎖骨の下周辺に、新型iPhoneを当てないでください。

弱い磁石だとしても、一時的にペースメーカーの動作に影響を与える場合がありますし、長時間放置した場合、医師の処置が必要になる可能性は否定出来ません。

https://www.fukuda.co.jp/public/pacemaker/interference.html

https://www.jll.co.jp/patient/precaution.html

ただし、MRI対応型ペースメーカーを埋め込んでいる場合は、通常のペースメーカーよりは耐性があるはずです。

でも、そうだとしても、わざわざペースメーカーの近くにiPhoneを長時間接触させるのは危険です。

http://www2.dent.nihon-u.ac.jp/nusdj/zasshi/91-1/p35-40.pdf

まあ、携帯電話等を操作する場合、ペースメーカー埋め込み部位から15cm以上離して使用するように言われているのですから、そんな使い方はしないでしょうけれど…。

命に関わる話なんで、然るべき窓口に問い合わせましょう。

具体的にはAppleとペースメーカーの販売元ですかね。