Mac Pro 2013 でBig Surにアップデート後の問題
mac pro 2013にBig Sur11.1にアップデートしてみたら、キーボード入力できなくなりました。magickeyboard2は正常にBluetoothで接続されていたので、不可解に思い昔使っていたUSB接続のApple keyboardを接続してみましたが入力できませんでした。
そこで、じっくりmac の動作を観察してみると、少し症状がわかってきました。
普段、magictrackpad2で作業していますが、一見正しく操作できているように見えますが、メニューをタップ(クリック)してもタップ状態が維持できない事がたびたびあり、必要な操作ができなくなりました。これも、USBマウスを使っても同じ状態でした。
なぜそうなるのかじっくり眺めていると、ソフトは立ち上がりますが、すぐにバックグラウンドになり、必要なWindowをタップし選択しても、その瞬間だけアクティブになるものの、すぐにバックグラウンドに戻ってしまうようです。例えば、MS Wordを立ち上げ、新規に文書を作成しようとすると、新規文書作成までは、一瞬タップするだけなので可能ですが、文章を入力しようとすると、カーソルの点滅が一瞬で消え、入力できないという状態です。一瞬はフォアグランドなので、カーソルがありますが、あっという間にバックグランドになるので入力ができない訳です。複数の文書ファイルを開いて、関連するファイルを参考にしながら作業している時に、入力したいファイルがバックグランドにあるのに、見えているから入力しようとして、別のファイルに書き込んでしまうということは、よくやりがちですが、1つのファイルの入力モード自体が一瞬でバックグランドになり、入力モードが勝手に終了してしまうという状態だと思います。
ちなみに、macbook 2015でBig Surの動作を確認して、特に問題がなかったので、mac pro2013も11.1になってからアップデートしてみたのですが、どうにもならないので、time machineのバックアップからcatalinaにもどしました。Big surへのアップデートはせいぜい1時間くらいでしたが、バックアップからの復元には数時間かかり、まったく時間の無駄に終わった感じです。(内蔵SSDが2TBに増設してあるので、時間がかかるのは仕方ないですが。最初の復元では4時間程度で進入禁止マークの様なアラート画面になり、復元をやり直したところ復元完了になりました。)
さらに復元が終わって、元に戻したところ、元々の起動ドライブとは別にUpdateというドライブが作られて、マウントされていました。Big surへアップデートすると、自動的にパーティッションが切られてできた物のようです。情報をみてみると、容量、空き領域とも起動ドライブと同じ数値になっているので、奇妙です。
暇なときに、外付けドライブにBig Surをインストールしてどうなるか実験してみるのも考えましたが、同じ結果になるとばかばかしいので、しばらく様子をみることにしました。mac pro 2013とBig Surについての情報がほとんどないので、わかりませんが、OS自体の問題なのか、特定のソフト同士の相性なのかはっきりさせたいところです。
(この投稿は2020/11/24 10:13 challenger への返信とほぼ同一内容になります。)
Mac Pro