Big Sur: Chrome Remote Desktop使用時に、キー配列がUSのようになる
自宅と勤め先のMac(どちらもBig Sur)で、Googleの「Chrome Remote Desktop」を使って在宅ワークをしております。
以前、OSがCatalinaやMojaveなどの頃には問題がなかったのですが、Big Sur同士となってから、一方から他方へリモート接続をしますと、どちらからどちらの場合も、キーボードの配列がおかしくなってしまいます。
Chromeブラウザ内に、リモートのMacのデスクトップが表示はされるのですが、文字をタイプしますと、特に記号類が別のものになってしまいます。
どちらのMacも「JISキーボード」なので、「P」の右隣には「@」がある訳ですが、これを押しても違う文字が入ってしまいます。
「@」を入力したければ「Shift + 2」をタイプせねばなりません。
そんなことは、Googleに問い合わせなさい、と言われそうですが、ちょっと待ってください。
この現象は、Chromeブラウザ内で表示しているリモートのMac内でのみ発生していて、それを操作しているローカルのMacでは、「@」キーを叩けば正しく「@」が入力されます。
試しに、リモート側のMacで「キーボードビューアを表示」を見てみましたら、何と、キー配列が実際のキーボードとは異なり、「USキーボード」に似た別物になって表示されていました。
これは「ひらがな」とか「U.S.」とかの文字入力モードの話ではなくて、キーボード自体が別のものとして認識されているのです。
でも変ですよね、「Chrome Remote Desktop」越しであるとはいえ、そこには実際にもう一台のMacがあって、そのMacはリモート接続されている時ではなくて単独で使っている場合や、逆にリモート操作をする側になっている時には、「キーボードビューアを表示」もJISキーボードの配列です。
2台のMacのどちらからどちらに接続した場合でも、リモート接続したMacのキー配列が正しくないのです。
本来のキーボードはJIS配列でこういう感じであるはず。
リモート接続をされている時だけは、キーボードの配列がこのようになります。
2台のMacは片方がMacBook Proでもう一方がiMacなので、すこし異なる部分もありますが、ここで問題なのは「@」をはじめとする記号類などの位置です。
長くなりすみません。
Chrome側の方に問題があるのかもと思いますが、Macのキー配列が変わってしまうのは妙です。
同様の現象は他の方でも確認できるでしょうか。また、対応方法はありますでしょうか?
MacBook Pro 15″, macOS 11.4