メールを非公開でメールが転送されない
新規に利用したオンラインショッピングサイトでiPhoneからメールを非公開を利用したところ、 注文メールが転送されていませんでした。
色々試した結果、iPhone上で「Appleでサインイン」からという理由で生成された random@privaterelay.appleid.com のようなアドレスでは転送されず、ブラウザでiCloud上で生成された random@icloud.com のようなアドレスでは転送できることは確認できました。
iPhoneで生成される @privaterelay.appleid.com の方も正しく転送できるようになって欲しいのですが、どうすればいいのでしょうか？
状況が複雑ですが以下に確認したり実験した結果を書いていきます。
iPhone上のメールを非公開で確認・実験した結果
iPhoneの設定>AppleID>iCloudより、メールを非公開としたリストを見ると、これまで生成された多数のリストが表示されていました。全て転送はONになっており、転送先のメールアドレスは有効なアドレス(AppleIDで利用している@me.com)です。
iPhoneの設定から見られるメールを非公開としたリストのうち問題のサイトで使ったアドレス(random@privaterelay.appleid.com のようなアドレス)へ、メールを送信してみたものの転送されていません。送信失敗の通知もないです。
ブラウザ上のiCouldのメールを非公開の確認・実験した結果
ブラウザからiCloud (https://www.icloud.com/settings/) よりメールを非公開の管理を開くと、iPhoneとは異なり1件だけ random@icloud.com のようなランダムアドレスが表示されました。
試しに表示されているランダムアドレスにメール送信すると、迷惑メールフォルダに入れられたものの、正しく転送されました。
iCloudのメールを非公開の管理からテストのためにランダムアドレスを生成させると random@icloud.com のようなランダムアドレスが生成され、これも正しく転送されました。
ブラウザ上でAppleIDのメールを非公開の確認・実験した結果
Apple IDとして@me.comを利用しており、エイリアスとして@icloud.comの2つの転送先があり、転送先はAppleIDで利用している@me.comにしていました。
ブラウザからAppleIDのプライバシー設定( https://appleid.apple.com/account/manage/section/privacy )に表示されるメールを非公開のリストを見ると、iPhoneと同様(@icloud.comと@privaterelay.appleid.comの両方が含まれたリスト)でした。
転送ができた@icloud.comのランダムアドレスは「Safariから」であったり「設定から」といった生成理由でしたが、転送ができない@privaterelay.appleid.comのランダムアドレスは「Appleでサインイン」からという生成理由でした。
項目の表示内容が異なるので、種別が違うようです。転送ができた@icloud.comのランダムアドレスは無効化と最有効化ができますが、転送ができない@privaterelay.appleid.comは主にアプリのログインなどで利用するためのもののようで、削除したら戻すことができません。(転送先のオンオフでメール転送の有効/無効化を制御はできる)
無効化したり削除すると送信先が存在しないという返信が返ってきますが、有効だと@privaterelay.appleid.comは何の返信もなくメールが電子の海に消えます。転送先アドレスをgmailに追加・変更してみましたが、変化ありませんでした。
iPhone 11 Pro
