ファームウェアロックのパスワードの入力モード
質問ではなく発見です。ある種システムの不具合です。これはリカバリーモードのインターネットアクセスのパスワード入力時にも起こります。日本の環境では各種のパスワードは日本語(英数)をJISキーボードで入力するのが一般的ですが、ファームウェアのロック解除、リカバリーモードのインターネットアクセスのパスワード入力時に問題が起こります。ファームウェアのロック画面の入力モードはUSモードです。アルファベット、数字だけであればJISキーボードでもUS配列のキーボードでも入力結果は同じですが、記号($、%、&など)の場合、入力結果が異なります。例えばJISキーボードで"&"またはおのシフト)はUS配列の場合"^"になりますのでご自身が設定したパスワードを確実に入力しても通らないという結果になります。最悪の場合、ファームウェアチップの交換、自動入力機による天文学的組み合わせの絨毯爆撃、愛機を処分することになり兼ねません。リカバリーモードのインターネットパスワードは、(たまに)スクリーンの上部右に入力モードアイコン(デフォルトはUS)がでますので日本語モードに変えれば良いのですが、ファームウエアロックの場合、不細工なでかい鍵と入力枠だけですから、多くの人はUSモードであることに気が付きません。パスワードに記号をお使いの方はJISキーボードとUS開裂キーボードのキーレイアウト図を比べ、ご自身のパスワードをUSキャラクターに変換し、さらにJISキーボードのキャラクターに変換すれば通ります。上の"&"の場合、USキーボードでは"^"ですからJISキーボードの"^"をインプットすれば良いということになります。昨今、複雑なパスワードを求められるので、問題発生の頻度は上がっているのではないでしょうか?AppleのTask Teamの皆様、即刻改善されることを希望します。容易に予想されることではあるでしょう?以上
iMac 21.5″, macOS 10.13