backboarddがバッテリーを多く消費しているように見えますがどうでしょうか?
ソフトウェア:iOS17.2
ハードウェア:iPhone12 mini(脱獄していません)
11月末に正規の修理代理店でバッテリー交換しましたが、体感的にバッテリーのもちが改善せず、
原因調査で「設定」 >「プライバシーとセキュリティ」>「解析および改善」のログをいくつか眺めていました。
JetsamEventというログを見たところで、 backboardd の "cpuTime" が突出して多いログを見つけました。
その値は「793.90422599999999」です。(下にログを貼りました)
cpuTimeはCPUが処理に要した時間と認識しています。
それ以外のプロセスのcpuTimeは、1以下がほとんどで、100以上もほぼ無く、
2番目に高いのはSpringBoardというプロセスのcpuTimeが「224」でした。
backboarddをgoogle検索すると、以下のハードウェアイベントをプロセスに転送する役割があるそうです。
- タッチイベント
- 加速度計入力
- ハードウェアキーボード入力
- オリエンテーションイベント
- 近接センサー イベント
- TV/ビデオ出力イベント
タッチイベントの処理をしているというのに思い当たる節があり、
バッテリーの減りが異常なのはiPhoneを操作しているときで、
画面を触っていないときのバッテリーの減少についてはバッテリー交換の効果を感じています。
また、アプリの「iSH Shell」でtopコマンドを実行しているとき、画面にちょんちょんと触るだけで、
CPUの使用率が瞬時に10%前後になる挙動をします。
仮説ですが、backboarddのcpu時間がこのタッチ操作に当たるのではないかと思っています。
けっきょく何が言いたいかというと、
backboarddの処理に不具合があるせいでバッテリーがどんどん減っていくのではないか?
ということです。
正しいでしょうか?
間違っているでしょうか?
もし正しければ最終的にはAppleにフィードバックを送って修正してもらいたいと思っています。
以下JetsamEventログの抜粋
---------------------
{
"uuid" : "9738e85b-98d2-3492-bb4a-e5238c2aad0d",
"states" : [
"daemon"
],
"csFlags" : 570434305,
"purgeable" : 0,
"age" : 201506708853,
"fds" : 25,
"coalition" : 74,
"csTrustLevel" : 9,
"rpages" : 8201,
"priority" : 170,
"mem_regions" : 1857,
"physicalPages" : {
"internal" : [
2700,
1107
]
},
"freeze_skip_reason:" : "none",
"pid" : 64,
"cpuTime" : 793.90422599999999,
"name" : "backboardd",
"lifetimeMax" : 25627
},
-------------------------
以上