Apple Watch で Mac のロック解除が有効にできなくなった際の対処
Apple Watch で Mac のロック解除が有効にできなくなった際の対処
・この不具合は 2024年5月現在、昔から様々な組み合わせ(機種、OSバージョン)にかかわらず、発生していると思います
・通常は、Mac、Apple Watch、ペアリングしている iPhone のいずれか、あるいは全てを再起動すると治ることも多いですが
それでも治らなかった場合に、以下の対処によって、私の環境では問題解消しましたので共有しておきます。
(macOS 14.5 , watchOS 10.5, iOS 14.5.1 でした。)
■手順 (ご自身の判断と責任で行ってください)
・macOS 上で、”キーチェーンアクセス” “アプリを開く
macOS sonoma 14.5 で試した時は、”パスワード” を開くのか、”キーチェーンアクセス” を開くのか選択を聞かれるので、”キーチェーンアクセス”をクリック
・“キーチェーンアクセス”アプリの表示メニューで、”不可視項目を表示” を選択する
・検索欄で “Auto Unlock: “ を検索
・名前: ”Auto Unlock: xxxxxx” 、種類: “アプリケーションパスワード”、キーチェーン: “iCloud” が複数表示される
・表示されているすべての Auto Unlock: のレコード(行)を選択し、削除する
(複数のMacを使用している場合、これは他のMacの自動ロック解除もリセット/無効にします)。
・キーチェーンアクセスアプリで、続けて、検索欄で “AutoUnlock” を検索(今度は Auto と Unlock の間にスペース(空白)は入れない)
・種類: "tlk" "tlk-nonsync" "classA" "classC" の4つが表示されるはず
・表示されている4つのレコード(行)を選択し、削除する。(削除しても、すぐに再度表示されるのは正常)
・macOS の Finder を開き、"~/Library/Sharing/AutoUnlock" に移動
・”ltk.plist” と “pairing-records.plist” の2つのファイルがあるはず。
・2つのファイルを削除
・macOS を再起動(念の為、Apple Watch、ペアリングされている iPhone も再起動するのも良い)
・macOS のシステム設定 > Touch ID とパスワード を開き、自動ロック解除を有効にしてみる
1度目は、失敗しても、何度か試してみる