HDV取り込みが5分で途切れ、FCP6.0.3が落ちます...

>キヤノンのiVIS HV20で撮影したHDVテープからFCP6.0.3に、ProRes422（HQ）で取り込みを行っていますが
HDVの素材を使う事が殆どないので判らないのですが、上記の様な事は可能なのでしょうか？

少し前に、「購読」方法として設定してあるe-mailにて、以下のメッセージが配信されてきました。が、こちらのページ上には、何もポストされていないような？どういう事なのでしょうか？（念のため、お名前は伏せて転載させて頂きます）。
>> On 2008/04/12, at 2:39, XXXXXXX wrote:
>> 新しいメッセージが XXX さんによりポストされました。
>> Final Cut Pro --
>> RE: HDV取り込みが5分で途切れ、FCP6.0.3が落ちます...
>> >キヤノンのiVIS HV20で撮影したHDVテープからFCP6.0.3に、ProRes422（HQ）で取り込みを行っていますが

>> HDVの素材を使う事が殆どないので判らないのですが、上記の様な事は可能なのでしょうか？
「上記のような事」というのが、何を差しておられるのか、ちょっと正確にわからないのですが、文脈からすると『HDV素材を、Apple ProRes422(HQ)で取り込むこと』でしょうか？
うちでは先に書いた２つの問題が起こること以外は、至極「普通に」取り込みも編集も書き出しもできておりますが、ひょっとして、HDVをProRes422で取り込むのは異常事態ですか？（すみません、HD編集初心者なもので）。
マシンスペック的にHD編集するには低いもので、HDVネイティブで取り込むよりも、ProRes422で取り込んだ方が良いのかな？と思いこんでいたのですが...(汗)

キヤノンを使った事がないので、カメラ独自のものかもしれませんが、もしかして、HDDが断片化していて、長いクリップを上手く空きに入れ込めない、と言う事はありませんか？
HDVテープの場合は、パソコンが、事前にそのクリップの容量を計算できないので、行き当たりばったりの処に書き込むんで......と言う事ではないかと思うんですが。HDVの計算を忘れましたが、Res422は、１０倍に膨れ上がりますから。
私も、たまにHDVで撮った時も、Res422で取り込んでいますけど、ネイティブの方が容量は抜群に少ないですよね。でも、エフェクトのレンダリングには、多分相当の時間掛かったように覚えていますけど......。
編集後テープに戻すのでしたら、ネイティブの方が手間いらずですね。
それからメールの事ですが、もしかして、封筒型のアイコンをクリックして書くと、メールだけになるのでは？

それを書いたのは僕です。
HDVを使う事がなくちょっと不明だったので書いてみたのですが、その辺りも含め誰か詳しい人が書くのかな？と思って書いた後に削除しました。
で、HDVをProRes422で取り込む時にはCPUで変換しながらなので、不可が高いのは当然です。
一応アップルはG5 Quad以上でのみ可能としているので、G5 2GHzでは無理なのではないかと思います。
取り込んだ後の素材を編集する事その物はHDVを処理するよりは軽くなるでしょうから、そこはメリットになるでしょうね。

ベル公様
ご返答、有り難うございます。でも、一仕事片付く度に「メディアマネジャー」で必要なデータのみ他のストレージに移し、さらに一旦フォーマットしてから使うようにしていますので、HDDの断片化はほとんどない問題ない筈です。
>> 私も、たまにHDVで撮った時も、Res422で取り込んでいますけど、ネイティブの方が容量は抜群に少ないですよね。
そうですね。ネイティブだと取り込んだ容量はDVと一緒ですものね〜。ただ、実際問題として、ネイティブで編集できますか？うちのマシン（G5 2G Dual）ではネイティブ編集は「ほぼ全く不可能！」な感じでした。
取り込んだクリップをただシーケンスに配置するだけで、「レンダリング」しなくては見ることもできず（これがまたバカみたいに時間がかかります）、いざレンダリングが終わっても、再生するだけで「コマ落ち警告」の嵐。なにか一つ編集処理をするたびに、またもやレンダリングが必要になり...
やっぱり、そろそろIntel Macに買い換えないといけないのかなぁ...

タカシ様
あ。ご自分で削除されたのでしたか。それはまた、勝手に復活させてしまって申し訳ありませんでした！e-mailによるポストのお知らせの方で確認してしまったものですから気が付きませんでした（ポストされた事を知らせるなら、発言者の意思で削除されたことも知らせてくれれば良いのに ＞アップル）。
さて。
>> 一応アップルはG5 Quad以上でのみ可能としているので、G5 2GHzでは無理なのではないかと思います。
これは初耳でした。FCS2にアップグレードした時に、マニュアル及びマニュアルPDF一式、一通り目を通したつもりだったのですが...。
ただ、当初、HDVネイティブで取り込んだところ、編集がまるで使い物になりませんでした。再生ボタンをクリックしても数コマごとにコマ落ちの警告が出て、なにか一つ処理をする度にレンダリングせずには結果確認ができず、それこそ「G5 Quad以上」とかでないと編集不可能な感じで...。
で、その時は急ぎの仕事だったもので、iMovie'08はどうだろう？と思ってHDV読み込みをしてみたところ、リアルタイムで編集できるんです。「え〜？なぜ？」と検分してみたら、iMovieでHDVを読み込むと、選択の余地なくProRes422形式で読み込まれていることが判明。で、「なるほど。非力なマシンでHDV編集するならProRes422で読み込まないといけないのか！」と思いこむに至った次第でした。
アップルは一体どこで「一応アップルはG5 Quad以上でのみ可能」と言っているのでしょう？今確認してみましたが、やはりマニュアル類にはそのような記述はないような...？

HDVの取り込みに関してとは少し違うかも知れませんし、古い情報かもしれませんが、僕がFCS2を入れた時に参考にしたのはこちらです。
http://docs.info.apple.com/jarticle.html?artnum=305582
しかし、当初はMacProでのみサポートすると発表していました。
iMovie'08も使った事がないのですが、Apple Intermediate Codecで取り込んでいる様に思っていたのですが、今はProRes422になったのでしょうか？
（昨日出たプロアプリケーションアップデート 2008-0では、Apple HDV Codec 1.4という物も含まれている様ですが、これもどんな物なのかはまだ判りません。上手く機能するならHDVの編集が使いやすくなるかも知れません。）

タカシ様
早速のご返答、どうも有り難うございます。
>> Final Cut Pro 6.0.1: HD ProRes 422 の取り込みには Mac Pro または Power Mac G5 Quad 2.5 GHz が必要
ひゃ〜！ ホントですね。この記事を読む限り、最低でもG5 Quadが必要のように思ってしまいますね。ビックリ仰天です。先のポストにも書いたように、かたやのiMovie '08ではHDVは無条件にProRes422に変換されているのに？　意味がわかりません...
>>（昨日出たプロアプリケーションアップデート 2008-0では、Apple HDV Codec 1.4という物も含まれている様ですが、
>> これもどんな物なのかはまだ判りません。上手く機能するならHDVの編集が使いやすくなるかも知れません。）
『Apple HDV Codec 1.4：このリリースによって、「Final Cut Pro」で 4:2:2 がサポートされます。』と、リリースノートに書いてありますので、これはネイティブHDV（通常4:1:1）を、4:2:2品質で取り込み可能にするコーデックのようですね。...ま、4:2:2取り込みに対応したキャプチャボードを持っているのならば、ですが。
http://www.apple.com/support/releasenotes/ja/Final_Cut_Studio_2.0_rn/
いずれにしても、このコーデック追加は「編集の使いやすさ」ではなく「信号の精細度向上」のためのもののようです。

r.nk 様
今は殆どHDVテープは使っておりませんで、SDカードですので、ProRes422以外の取り込み様がありませんが（AICもありますが)、以前HDVの時、ネイティブ編集しましたが、レンダリング時間さえ気にしなければ一応OKでした。
ProRes422では、RTを落として置けば、余ほどの事をしない限り、レンダリングに見舞われる事はありませんので、確かに編集は楽です。
矢張り８コアーをGetされては？　と言ってる間に１２コアーになったりして......。

ベル公様
あ！あああ！ 今回のベル公様のポストを見て、先ほど「タカシ様」宛に書いたポストの中に、自分が間違った情報を書いてしまった事に気づきました。そうでした。ProRes422の他にAICという圧縮フォーマットがありましたね。そして、iMovie08でのHDV取り込みは、このAICの方でした！（さっそく書き直さねば！）。
ときに...
>> 今は殆どHDVテープは使っておりませんで、SDカードですので
ということはもうHDVではなく、AVCHDへと移行されたのでしょうか。
今回、うちがHD環境へと移行するにあたり、カメラをHDVにするか？AVCHDにするか？けっこう悩みました。画質、取り込みの容易さ、今後の展望ほか、時代はAVCHDへ向かっている事はよく解ったのですが、AVCHDではIntel Macでないとそもそも編集ができません。
この「マシンごと買い換え」というのがちょっと敷居が高過ぎて、結局、HDVカメラ＋FCS2へのアップグレードで済ませてしまったのですが。やはり失敗だったのかも知れませんね。う〜ん。。。

タカシ様
大変申し訳ありません！ 私の先ほどまでの書き込みに致命的なミスがあることが判明しました。
>> iMovieでHDVを読み込むと、選択の余地なくProRes422形式で読み込まれていることが判明。
>> 先のポストにも書いたように、かたやのiMovie '08ではHDVは無条件にProRes422に変換されているのに？
iMovieでのHDV取り込みは、ProRes422ではなく「AIC」でした！
○ 今までの経緯は、正しくは以下の通りでした。
１月にHDVカメラを購入。FCS１で取り込み〜編集を開始したものの、HDVネイティブで取り込んだ素材では全く編集ができず。
　↓　↓　↓
どうしたものか悩んだ末、試しにiMovie08で読み込んでみたら、サクサクとリアルタイムで編集ができた！検証してみると、取り込まれたHDV素材は「AIC形式」になっている事が判明。
　↓　↓　↓
うちのマシン環境ではHDVネイティブでは編集できないんだと気づき、FCS１でAIC形式で取り込み〜編集を開始。
　↓　↓　↓
２月にFCSを１を２にアップグレードし、AICよりも効率が良い「ProRes422」という圧縮フォーマットがあることを知り、試しにこちらで取り込んでみたところ、AIC素材ではなぜか編集を始める前に必要だったレンダリングが不要であることが判明。以降、こちらで取り込み〜編集することを始める。
でした。とんだ間違いを犯しまして、本当にどうもすみません。。。

そうですよね？AICのはずだと思ったので。
AICはデータを軽くしてMacへの負荷を減らしているから、楽に編集が出来る訳です。
ただ、その変換に時間も掛かるのですが、編集が進まないよりは良いですよね。
HDVは正直使いにくいですよ。AVCHDも結局は同じなんですが、撮影、記録には向いているが編集には全く向いていないのです。
だからG5 2GHzDPでは負荷が高過ぎるんです（今となってはCore2DuoのiMacよりも遅いのが現状ですし）
会社に自分のカメラを置きっぱなしなので、明日仕事のついでにHDVをProRes422にしたり、Apple HDVというのがどういう物なのか見てみます。
（HDVの素材が来た時に役立つかも知れませんからね）
ProRes422はレンダリング（変換）が不要なのではなく、キャプチャー時にリアルタイムで処理を行うからで、だからキャプチャー時の負荷が高くG5 Quad以上でないとNGなのです。
ちなみにHDVのカメラをFWで繋ぎ、取り込み時に設定をProRes422に指定しているという事ですか？
ちょっとその辺の設定が良く判らなかったのですが。。
（非圧縮のボードで取り込んでしまうので、FW経由での操作にあまり詳しくないのです）
あと、HDVが決定的にダメなのが編集時、モニターに映像が出せない事、書き出し時に膨大な時間が掛かる事です（僕を含め、僕の周りではその使い辛さから誰一人HDVを好んで使う人はいません）
AVCHDをIntel Macを使うならProRes422でも非圧縮HDでも（ディスクが大変ですが）対応出来るので、そちらの方が良かったと思いますよ。
ドロップアウトの心配も要らないでしょうし。
現状の解決策としては、AICにして使うのが良い様に思います。

タカシ様
>> ProRes422はレンダリング（変換）が不要なのではなく、キャプチャー時にリアルタイムで
>> 処理を行うからで、だからキャプチャー時の負荷が高くG5 Quad以上でないとNGなのです。
そういうことのようですね。ですので、一番最初のポストにて疑問を呈した「HDV取り込み時の画面表示は、テープの実走行より、常時45％〜53％遅れていますが、これは「こんなもん」なのでしょうか？」は、「はい、その通り！」ということですね。。。
>> ちなみにHDVのカメラをFWで繋ぎ、取り込み時に設定をProRes422に指定しているという事ですか？
はい。撮影済みテープをセットしたカメラをFWで繋ぎ、取り込み時の設定プリセットでProRes422を指定しています。
>> あと、HDVが決定的にダメなのが編集時、モニターに映像が出せない事、書き出し時に膨大な
>> 時間が掛かる事です（僕を含め、僕の周りではその使い辛さから誰一人HDVを好んで使う人はいません）
ちなみに、AVCHDだとモニターに映像を出せるのですか？ うちはDVからHDVに移行した際、業務用DVカメラ、DVデッキとともに、CRTのNTSCモニタも廃棄してしまいました（どうせ映らない上に場所をとるので）。
>> 現状の解決策としては、AICにして使うのが良い様に思います。
その通りですね。有り難うございます。もしくは最初にポストした問題点を「そういうものだ」と割り切ってProRes422でいくか、やはりIntelMacに買い換えるか、ですね（AICはリアルタイムで取り込めるのは良いのですが、その後、編集時にレンダリングが頻繁に必要になるのがどうもイマイチ好きではありません...）。

HDVのクロッグが嫌なのと、毎度クリーニングとか、テープによって当たり外れとかが嫌で、其れと、HDVの寝ぼけたような映像が嫌いなんです（其れが自然の色だ、と言う人もいますが）。
業務用はAVC/イントラの方向に行くのかと思っていたのですが、パナが安物業務用はAVCHDで行くんだと言い出していますので、2本建てになるようですね。
AVCHDは、今のところカメラによってはFCPとの間に問題があるものもありますが、使い慣れると結構スムースですよ。可動部がないのも、重量の点でも楽です。
手持ちのブレもFCPのSmoothCamが結構止めてくれるので、気楽です。
取り込み前に、TVでひと当たりクリップを軽く検証できるのも、利点です。

ベル公様
>> HDVのクロッグが嫌なのと、毎度クリーニングとか、テープによって当たり外れとかが嫌で
やはりそうなんですか。うちの場合、仕事の必要に迫られ、フォーマットに関してしばらく悩んでHDVで行くことに決めてからは、ロクにテストもせずとりあえずカメラを買って収録を始めてしまったのですが、取り込みを始めてみたらDVの時とは桁違いに瞬時クロッグが発生していてビックリ仰天。テープによる当たり外れも相当シビアですね。同じ銘柄のHDV専用を謳うテープでも、ハズレのテープは最初から最後までてんでダメだったり。
>> HDVの寝ぼけたような映像が嫌いなんです（其れが自然の色だ、と言う人もいますが）
「自然」かどうかは別として、ボクは個人的にはHDVの画のほうがAVCHDよりも好きです。AVCHDの画はよりビデオっぽいというか、生っぽいというか。...って、もちろん、カメラや設定によって月とスッポンほども違いますけれど。
>> 手持ちのブレもFCPのSmoothCamが結構止めてくれるので、気楽です。
SmoothCamフィルタって「使え」ますか？(笑)　ボクはちょっと試してみて、二度と使わないだろうなぁと思っていました。自動的に揺れを解析し、画を拡大して揺れを吸収する余白を作り...といった工程を自動化できるなんて画期的！と、当初は思いましたが。パラメータをいじり、必要最小限度の幅で拡大するよう調整したとしても、仕上がりの画がちょっと必要以上にボケ過る気が...。
いずれにせよ、今使っているキヤノンのiVIS HV20は、もともと業務用カメラに手を出す前の「小手調べ」のつもりでしたので、まずはマシンをIntelに買い換えるところからじっくり再検討してみようと思います。
色々とご教授いただき、有り難うございました！