HDV取り込みが5分で途切れ、FCP6.0.3が落ちます...

山田さま、sasaki さま
ビデオカメラが３日ほど前に戻ってきました。が、今度はちょっとこちらの仕事が立て込んでいたため、今日までテストを行えずにおりました。
なにはともあれ、今しがた、やっと本格的にシーケンス設定を「HDV」に、取り込みプリセットを「HDV Basic」に設定し、新規プロジェクトを開いて、取り込み及び編集のテストを始めました。
まだ５分ほど素材を取り込んで簡単なカット編集、ディゾルブ等の簡単なエフェクト処理を試しただけですが、驚いたことに、皆さまの仰る通り、レンダリングを要求されません。ディゾルブを実行しても緑のバーが出るだけでRT再生できます。
...と、務めて冷静に書いていますが、実は嬉しい興奮と激しい落胆で、内心、気持ちが悪くなってきています(爆)。
嬉しい興奮：なぁんだ。HDV取り込みが上手くいかなかったのは、FCP5（FCS1）だったからなのか。これからはネイティブ取り込みで編集できるんだ！
激しい落胆：つい先日納品した、つごう12時間の素材をまとめてDVDにする仕事で経験した苦労は、一体なんだったのか...
というか、「取り込みと切り出し」を実行する際、うちのMac＋ProRes422の設定では、なんの取り込み指定もできず、ただテープが走行を始め、最初から50％ほどの遅れが生じたまま取り込まれていました。Mac本体のファンは常時全開。いわば、力業で無理矢理、取り込んでいる感じ。
それが、先ほど試したHDVネイティブの設定では、それまでのDV時代と同様、ちゃんと「切り出しと取り込み」ウインドウが開き、イン点、アウト点の指定もできるし、「今すぐ取り込み」でも何ら遅延が発生することなく、普通に取り込めました。
今後のワークフローを考えると、これは飛び上がりたいほど嬉しい新事実発見！ですが、ProRes422にこだわったために言葉にならないほどの苦労の連続だった過去２ヵ月の仕事を思い返すと、虚無感でカラダの力が抜けていきます。
まだこれから暫くテストを続けるつもりでいますが、皆さまには本当に心から感謝しています。こちらに書き込み、皆さまからの教えを受けなければ、きっと「うちのMacではProRes422でなければ！」という思いこみに囚われたまま、ずっと苦労をし続けていたと思います。
今まで何度かこの「Discussions」を利用したことはありましたが、今回ほど有り難く思ったのは初めてです！本当にどうも有り難うございました！

ひとまず、落ち着いた様で良かったですね。
>嬉しい興奮：なぁんだ。HDV取り込みが上手くいかなかったのは、FCP5（FCS1)
>だったからなのか。これからはネイティブ取り込みで編集できるんだ！

そんな事はないです。FCS1でもHDVの取り込み、編集は出来ますよ。
それにHDVの取り込み程度の事なら、Macbookでも問題なく出来ます。なので、G5 2GHzでも問題ないです。
でも、安心は出来ません。
編集後、テープに書き戻す際にもう一度悪夢が訪れるはずです。。
（書き出す際に物凄く時間が掛かります）

めでたし、めでたしですね。
HDVの取り込み編集に関しては、タカシさんご指摘の通りFCP5でも何の問題もなく作業出来るはずです。
あと個人的な感想ですが、HDVを編集する最終目的がDVDだけであるのであれば、ProRes422を使うことは避けてネイティブな環境で作業することをお薦めします。
HDのテープやブルーレイなのどHDDVDにするのでなければ、使うメリットははとんどなく、むしろ作業時間だけが増加してしまうでしょう。

しばらく確認していませんでしたが、無事解決されたみたいですね。
皆様言われるようにFCS1のせいでは無く、設定ファイルやQT関係の不備だったのかも
しれませんね。（FCS2にアップしたことによりそれらの設定が書き換えられた？）
何はともあれ良かったですね。
私は最終の納品がDVDが殆どですので、編集時にネイティブHDVはあまり使いません。
HDVで取り込んでメディアマネージャーでSDに変換。Smoothcam等必要な時はHDVから持ってくる。
またはそれすら必要ないときにはカメラ側のダウコンでSD取り込みをしてます。

タカシ様、山田太郎様、d-sasaki様
重ね重ね、この度は本当にお世話になりました。先日のテスト時には（たぶん皆さんの想像を遙かに上回る）虚無感でいっぱいになっており、書き込み時のボルテージは最低調でした(爆)。
その後、今回ビデオカメラを貸していた知人からも色々話を聞いたのですが、ひょっとすると、FCPのバージョンも関係していたかも？知れません。
今はFCS2にアップグレードし、FCPも最新版の6.0.3で作業していますが、FCS1時代に使っていた最後のFCP5は、たしかバージョンが5.0.Xでした。そして、カメラを貸した知人曰く、FCPがHDVネイティブ編集に対応したのは、5.1からではなかったか？と。
今年初頭にビデオの仕事を引き受けるまで、しばらく...ほとんど２年近くビデオ仕事を受けなかったこともあり、5.0.Xから5.1へのアップデートをしていなかったらしいのです。標準のソフトウェア・アップデートは通知がある度に実行していましたが、知人曰く、5.0.Xから5.1へのアップデートはたしか有償だったとのこと。だとすると、これは行っていません。
...実際のところ、どうなのか？今となっては検証のしようもありませんが、とにかくうちのFCP5（5.0.X）でのHDV操作は、取り込みも編集も、それはもう！とんでもなくヒドい状態で、結果、今回の誤った認識に繋がってしまいました。
前回の失意の（？）書き込み時にうっかり謝罪し忘れましたが、今回の一連の問答は、すべて上記、私の誤った認識に基づいたものであり、結果的に皆さまのお手を煩わせるだけになってしまいました。また、Apple社とFCP製品に対しても、事実無根の濡れ衣を着せてしまい、本当に申し訳なく思っています。
ブランクを空けた末にいきなり飛びついた長尺のHDV仕事で、不要な苦労をする羽目にはなりましたが、作業途中、見違えるほど機能が強化されたSoundTrack Pro2.0.2に驚き、また同じく進化著しいCompressor3.0.3のDVD用書き出しデータを更に自分好みに高画質化、高音質化する最適な設定を見つけることができた等、成果も多々ありました。また、お陰様で最終成果物であるDVDも、先週末、好評のうちに納品が終わりました。
今回の件を教訓に、今後も面白そうなHD仕事は受けていこうと思っています。本当に有り難うございました！

確かにFCP5が5.0と言うのは盲点でしたね、てっきり5.1以上と思いこんでいますから…。
でもこのディスカスは勘違いでも何でも、問題の原因を追及するために皆が情報を共有するための場ですから、問題ないと思いますよ。
今までの過程を読んで役に立つ情報を得た方も多いと思いますので…。