なるほど、御実家に送られるからには、コピーをしておいでだろうとは思っていましたが、Toast やディスクユーティリティではなかったのですね。その Double_Saucer というのはちょっと存じませんが、とにかく Toast はとても使いやすくて満足しています。ちなみに私もホームビデオを実家によく送っていまして、iDVD の使用目的もほとんどそれになっています。
それはともかく、自分で焼いたディスクが、ドライブによってうまく再生されたりされなかったりというのは、私も何度か経験しています。
例えば我が家に、随分昔に買った市販の音楽CD のひとつで、とても好きながあるのですが、ディスクがいつの間にか老朽化したのか、市販の CDプレーヤーで再生すると、一番最後の5分ぐらいで音飛びがひどくて、とても聞けたものではなくなってしまいました。ところがこれをマック(iMac DV-SE G3 400MHz, DVD-ROM + CD-ROM のコンボドライブ)で試してみると、全然問題なく、音飛びなんて全くしないのです。
そこでコピーはしてはいけないのだと思いながらも、当時使っていた外付け CD-R/RW ドライブで CD-R にコピーしたところ、出来上がったディスクは今まで音飛びしていた CDプレーヤーで全く問題なく再生されるようになり、まるでディスクが新しく生まれ変わったような感じでした。
ところが今度は、ある特殊処理の施された DVDデータを、先のメッセージでお話ししました外付け DVD-R/RW ドライブ(LaCie で中身はパイオニア)を使って DVD-R に4倍速で焼いたことがあったのですが、これが上記の iMac が全く読み取ってくれないのです。変だと思って何枚も焼いてみたのですがどれも駄目、最後に半信半疑で1倍速にして焼いてみたところ、何とこれがうまく読み込まれました。
その失敗した他のディスクは、外付けドライブでは問題なく読み取れるのですが、試しにそれらを全部、最新のパソコンを持つウィンドウズユーザーの知人たちに配って試してもらったところ、全員が問題なかったと言って来ました。ドライブによって、特に新しいモデルか古いモデルかによって、随分差が出るものなのだなと思いましたです。
今使っている eMac は、内蔵 SuperDrive(中身はパイオニアです) で焼く場合、iDVD で作ったディスクをコピーする際に、4倍速だと必ずと言っていいほどデータエラーが起きます。でも iMac で外付けでやると問題ないので、eMac の故障じゃないかと思って掛かり付けのマックの技師に聞いたところ、「eMac は HD の速度が FireWire より遅いから」と言われました。2倍速で焼き、しかも焼いてる途中でマックをいじらず放っておくように指示され、4倍速のドライブを搭載しているくせに何だよと思いながらもそれに従ったのですが、悔しいことに本当にエラーが起きずに焼けてしまいました。
でも外付けを繋いで使った場合でも、eMac だと Toast でバッファアンダーラン防止をオンにしていても、4倍速で焼くとエラーがよく発生します。でも iMac で同じことをやった場合はうまく行くんですよね。プロセッサやクロック数は遥かに eMac の方が優れているので不思議に思ったわけですが、技師には「eMac はもともと学生向けに作られたものですから」と言われてお終いでした。何か割り切れない気持ちでしたけど。こうなると始めから1倍速でしか焼けないようになっている sumiwataru さんのマックの方が、ずっと親切ですよね。
それらのデータエラーが起きたディスクは、DVDプレーヤーで再生すると、sumiwataru さんのおっしゃっている、映像があるところから止まって全く進まなくなってしまったり、動きと音声が突然飛び飛びになったりして、しばらくして止まると言った現象が我が家では観察されています。それで sumiwataru さん と Hossy さんの場合もドライブの問題かなと思ったのですが、とにかくうまく解決することを祈っております。