私もアップグレードパスは用意されてしかるべきだと思います。
しかし、それは必須ではありませんし、米国での料金も妥当です。
299ドルでアップグレードとかいう話も金額的に市販モデルの購入価格に近く、ユーザーのことを考えてでた金額ではないと思います。
交換した古いドライブは補修部品に回されますが、そのほとんどは実際には使われることなくゴミになります。つまり、Appleの負担になります。顧客にサービスを提供するにしても、採算割れをするサービスを提供するのでは、企業の行いとはいえません。原価+交換作業料=アップグレード料金とすべきでしょう。
もし、採算割れをするアップグレードを行ったら、それは株主に対する背信行為です。
なお、2ヶ月でモデルチェンジするのも正当な行為です。なんなら毎月でも構いません。
消費者により良いサービスと製品を提供するのがメーカーのモットーであるならば、そのときそのときにリーズナブルな価格で手に入る部品を使って、より良い製品を発売するのは当然のことでしょう。
販売中の製品よりも良い新製品を発売できるのに、既存ユーザを慮って投入を遅らせていたとしたら、むしろ「これから購入するユーザ」に対して不親切というものです。
また、みすみす利益を逃すことになるので、これまた株主に対する背信行為にもなります。
だからこそ、速いCPUを十分に入手できるようになったときに新型を投入し、スロットローディングのコンボドライブが入手できるようになったらコンボドライブに置き換えるのです。
進歩の早い業界です。パソコンは、そのときそのときの旬の部品で組み立てた、新鮮素材で調理した料理のようなものだと思うべきではないでしょうか?