光デジタル出力で5.1chサラウンドにならないのですが。。

Tomoさん、蝦夷_オカメの親さん、返信ありがとうございます。

何やら音声フォーマットのディープな内容になってきましたね（汗）

すっかり時代遅れになってしまってる私のオツムには何のことやら・・っていう状態になってきましたので、

改めてネットの海を探索していろいろと勉強してみました。

それ以前に、この「リニアPCMサラウンド」なる高品質仕様のサラウンド規格に

Macが対応していない、ということなのですね。

それではMacBlu-rayPlayerの対応云々よりも以前に、Macがハードウェアとしてこの音声規格に

対応していないのではどうにもならない、ってことですね（涙）

で、Tomoさんがレスをくださった「たいていのBDは下位互換保持のためにドルビーもしくはDTSサラウンドの音声を収録しているはず」という部分が気になったので調べてみました。

私の手持ちのBDタイトルって、そのほとんどがアニメ作品でして。

テレビ版のBDだとそもそもがステレオ音声のみの収録っていうものが多いので今回は除外ですが、

問題は劇場版。もちろん劇場版ってことでサラウンド音声を収録しているモノがほとんどですが、

BDに収録されている5.1chサラウンドの仕様は「リニアPCMサラウンドのみ」というタイトルが

けっこう多いようなのです（滝汗）

これはネットで詳しい方が書かれていたBlogエントリにアップされていたことなのですが。

通常、映画のBDなどですとリニアPCMのほかにも下位互換のためにたいていはDTSやドルビーサラウンドの音声も入っていることがほとんどなのですが、劇場アニメの場合はなぜだかリニアPCMのみ、というケースがけっこうあるらしいのです。

私がサラウンド再生できた手持ちのタイトルは「ヱヴァンゲリオン新劇場版　破（新劇場版第2作）」や「魔法少女まどか★マギカ劇場版」といったもので、これらはDTSサラウンドが収録されておりました。

しかし「ヱヴァンゲリオン新劇場版　Ｑ（新劇場版第3作）や「劇場版ストライクウィッチーズ」などの音声はリニアPCMサラウンドのみの収録で、DTSやドルビーサラウンドは収録されていませんでした。。

となると、Macではどうにもならない、ってことになっちゃいますね・・・。

なんだか仕様が豪華になりすぎて、手持ちのハードウェアがついていけなくなってしまってるというのは哀しい限りです。

ちなみに、我が家の寝室に設置してあるホームシアターはプレーヤがPS3で、サラウンドアンプはONKYOの古いもの（HDMI未対応）なのですが、PS3にはリニアPCMサラウンドをDTSサラウンドに変換するモードがあるので、これを使うことで古い光接続環境でもDTSサラウンドでちゃんと再生できていたようです。

私自身はリニアPCMサラウンドのダイレクト再生は光接続環境では不可能だということはまるっきり知識としては持ってなかったのですが、ヱヴァンゲリオンＱの再生をするときにうまくサラウンドにならず、ワケが分からないままにPS3の音声出力の設定をいじっていたら、偶然にちゃんとサラウンド音声が出るようになったのでそれでヨシとしていたのですが（苦笑）・・・どうやらそのときにたまたま音声出力のモードを「リニアPCM」から「ビットストリーム（ミックス）」（→このモードにするとリニアPCMサラウンドをDTSサラウンドにPS3が変換して出力してくれるようになる）に切り替えていたようです。

このようなリニアPCMサラウンドのみしか収録していないアニメBDとしては、有名どころでは「映画　けいおん！」だとか「劇場版　涼宮ハルヒの憂鬱」などがあるようです。

ということで、これらのタイトルをきちんとサラウンドで楽しむためにはMacを核にしたシステムではなく、BD再生機を核にしたシステムを使うしかない、ということのようですね。。

そもそもBDをデフォルトのメディアとして採用していないMacですから、これ以上はハード的には対応してくれる可能性は低そうですし（苦笑）

しかし夢の伝送手段だといわれていた光接続が、いつの間にやら「旧式な規格」になってしまっていた、というのを知ったのが今回は一番ショックだったかも知れません（苦笑）　やはりHDMI対応の機器でないと今はもうダメなのですね。。なんだかトホホです。

ネット検索になりますが、

PC/AT互換機系だと、「AMD High Definition Audio Device」とか「NVIDIA High Definition Audio」でHDMIに出力可能のようです。

残念ですが、当方の環境もS/PDIFのインターフェイスの機器しか持っていないので、検証は出来ません。