お騒がせしております。
たぶん、今回経験された問題は、FCPあるいはFCSがどうのこうのという話ではなく、その意味で書くべき内容が思いつかない、しかし、クライアントさんはJBLのデカイスピーカーで聴いてCDとDVDの「試聴に利用したプレイヤーの間の」音質の差異をはっきり捉えた、ということなのですよね。
間違い有りません。ミュージシャンの方と、マスタリングされた方は長年CDを作成してこられたので、スタジオでの作業と再生環境は一貫しておられます。
で、その差異を無くすべく、DVD用として利用する音声データには一定の処理を施した、と言うことなのでしょうか?
その通りです。
今回経験された一連の出来事は、あくまで、クライアントさんの意向に沿って特定の再生環境下におけるCDとDVDの聴感上の差異を減らすための努力が行われたという、一つのエピソードに過ぎないと思います。
私もそう感じていますが、「特定の再生環境下でしか現れない可能性も高いので、マスタリングされたものを触らない方が良いのではないか」という提案もしましたが、チームに色々と情報が集まってきて、(その間に私はファイナルカット上でのことをすすめていました)最終的に「DVD用として利用する音声データには一定の処理を施す」ということで、話がまとまり再度処理されたデータをファイナルカット上で映像と合わせてDVDとして焼いてオッケーが出たということです。
大変皆さんお詳しいようですが、対する私は言葉にしてもコンプレッサと言えば、ファイナルカットのコンプレッサ以外思いつかない程度の知識ですし、DAと言われても初めは何のことか分かりませんでした。いまでもそんな状態ですから、ご質問される気持ちも分かりますが、ど素人相手であると言う事なのでお許し下さい。提供する情報を書こうにも私にはさっぱり分かりません。
DVDオーサリングを生業にする人たちにとって、その事実を知っているといないとでは大きな違いになります。
この事は理解出来ます。但し、本当にそうであるならば「この場でなく」もっと広い業界的な場ですること、(事実であるならばもう既にされていると思います)ではないかと思いますので、一クライアントさんの意向に合わせることで解決を見たと言う事が全てだとおもいます。
ですので、音の制作現場で使われている機材がどのようなもので、というのは、今から私がそちらへ伺って控えてきて、他人の仕事場の内容をこの場で開陳することになりますので、それは出来ないとだと思いますし、私の記憶の中には型番や種類などはありません。詳しい方なら見ただけで覚えられるかもしれませんが、素人同然のようなものですから、ご了承ください。
私自身がやったことに関しては書くことは出来ますが、それは全てここで皆さんに教えて頂いたことですし、「何をやったのか」と問われれば、「ファイナルカットでは問題がない」ということが検証できたと言うことですから、FinalCutProのディスカッションフォーラムとしては有益であったと思います。その後の事が知りたいと言う事になれば、その議論はFinalCutProのディスカッションフォーラム以外のところですべきで、それが業界にとって本当に重大な事であれば同じような事例が沢山出ていて、既に報じられていると思いますし、そうであれば私もそこへ移っていきたいと思います。
皆さんのお気持ちも理解しておりますが、FCPと書かれてFinalCutProの略とピント来ない方も大変多いのではないかと思います。(私は皆さんの書き込みに出てくる言葉が何かを沢山学ばせて貰いました) またファイナルカット上でのオーディオの扱いについて全く無知であった私が短期間に色々と勉強させて頂けたので、(皆さんには不満かもしれませんが)やり始めた方とかには何らかのメリットのある議論であったと思います。
特に一寸ファイナルカットが使えるようになったからと言って「全くの素人がそう言う現場に足を突っ込んだらこういう事になりますよ」というお手本になったのではないかと思います。しかしそうやって行かないと何も前へ進まないと思いますので続けて行きますが、まだ皆さんのようなレベルまで達しておりませんので、ご理解ください。
尚、チームとしても実際には解決したわけではありません。(ファイナルカット的には解決できたと思っております)この場以外に議論されている場を捜して、そこでなにが真実かと言うことは続けて勉強していきたいと思います。
有り難うございます。