ネットワーク環境変更時の接続トラブル

MacBook Pro 13 inch(mid 2010)を新規購入し、職場や出先、自宅などのそれぞれの環境に対応したネットワーク環境を設定し、場所ごとに切り替えて使用しておりますが、接続時に一定の条件下でネットワークに接続できないトラブルが発生しており大変困っています。


OSは10.6.3と10.6.4(10.6.3からのアップデータによるアップデード)で、各場所のネットワークはAirMacを使用していておおむねDHCP接続で、場所により無線LAN親機のルータ機能を使ったり使っていなかったりしています。また、職場ではプロキシを使用していますが、自宅ではプロキシなしであるなどの違いがあるため、自動ではうまく行きません。


トラブルは、一定の条件下でこれまで問題なく接続されていた無線LAN親機に接続できなくなり、さらにネットへも接続できなくなる、というもので、詳細は以下の通りです。


  1. ある場所の設定のまま、別の無線LAN親機へ接続しようとしてしまったときに頻発します。例えば、職場で職場用のネットワーク環境に設定したMacBook Proをスリープ状態にし、帰宅後自宅でスリープから復帰させた場合です。手動でAirMacをオフにしておかないと勝手に接続を開始してしまうため、offにし忘れたり、AirMacが接続を開始する前にネットワーク環境の設定を変えられなかったりするとトラブルが発生する事になります。
  2. AirMacでいつも接続している無線LAN親機を記憶させていても、そののSSIDを認識していながら、「過去に接続したことのあるネットワークが見つかりません」といった内容のメッセージが出る。これは無線LAN親機のメーカ・機種に依存しません(自宅はApple AirMacExpress、職場はBuffalo社など複数社の物を使用)。
  3. そこでいつも使っている無線LAN親機を選択すると、記憶させているはずのWEPキーやWPAパスワードを要求され、要求されるとおりWEPキーやWPAパスワードなどを入れても、20秒ほど接続を試みた後「接続がタイムアウトになりました」と表示され接続できません。わざとまちがったWEPキー等を入れると「不正なパスワード」というメッセージになるのでWEPキー等はまちがっていないようです。
  4. このときDHCPによるIPアドレスには当然失敗しており、自己割当IPとなっています。ここで手動で空いているIPアドレスを割り振っても通信できません。
  5. この状況が始まると、ネットワークコントロールパネルでの設定変更はおろか、ログアウトや再起動でも問題は解決しません。定番となっている対策(アクセス権やディスクの修復、preference等の削除)も効果はありません。OSのクリーンインストールもハードディスク交換の際に実施済みです。
  6. 以上の症状はMacOS 10.6.3ないし10.6.4のマシンで確認しています。10.5は持っていないのですが、10.4以前のマシンはMacBook Proが接続できない時でもその横で正常に接続できています。Windowsマシンも同様です。また接続できないMacBook ProもBootcampでWindowsにすると正常に接続できます。
  7. この症状が出た場合、無線LAN親機をリセットや電源OFF/ONすると復旧することが多いです(失敗する事もたまにありますが、リセットを繰り返すと復旧します)。自宅のAirMacExpressはこの方法でしのいでいますが、職場や公衆無線LANではこの手は使えません。
  8. 7.の方法などでいったん復旧してしまえば、MacBook Pro側の設定は一切変更せず何事もなかったかのように「過去に接続した事のあるネットワーク」にWEPキーやWPAパスワードを入れなくても自動で接続してくれるようになります。
  9. 接続できない状態でいっさい設定等をいじらずに放っておくと数十分〜1時間程度で突然正常に接続し始めたこともあります。
  10. 8.や9.からからMacBook Proのネットワークの設定等は間違っていないと思われます。


最初は何が起きてるのか良く判らず悩んでいましたが、上記のように再現する条件がはっきりして来た事から、皆さんに何か良い対処法を教えてもらえないかと思う次第です。


よろしくお願いします。

MacBook Pro, Mac OS X (10.6.4)

投稿日 2010/06/22 11:00

返信
返信: 25

2010/07/14 16:11 morales への返信

keychainがらみは、最初の頃にクリーンインストールからスタートしているにもかかわらず症状が出ていますので、以前に切り分け済みだと思います。また、今日の新規にパスワード設定だけでは認証が通らない状態が、AirMac BaseStation側の電源抜き差しだけで認証が通ってしまったということから、認証のための情報自体は正しく保存されているのではないかと思います

正しい認証情報が登録されてないというのではなく,確信はありませんが,間違った情報も登録されているために正しい情報を使えないことが問題と思います。そのため,キーチェーンは時々覗いて、一番新しいの以外は消すようにする方がいいと思います。これを何度かやっているとトラブルは確実に減ります。電源抜き差しで認証が通るというのは,たまたま電源抜き差しの後,最初に使った情報が正しい情報になったからと考えることは出来ませんか?

スリープから覚めたときとか,ネットワークは意外と速く繋がっています。多分,これは接続するシークエンスを自動でやっているのではないかと思います。しかし,このときに何かの加減で接続に失敗して間違ったキーチェーンが登録されてしまっている,ということが考えられます。

2010/07/14 16:58 はに への返信

AirMacExpress Base Stationの電源抜き差しは現状で一番効果的な解決法です。これをやればMacBook Pro側の設定をいっさい弄ることなくほぼ一発で解決します。一度の抜き差しで解決しなくても、2〜3回やれば確実です。逆にMacBook Proの再起動は全く効果がありません。これから想像するに、MacBook Pro側が接続の際の手続きをサボっているか取りこぼしていて、Base Station側が立ち上がる際にその取りこぼしている手続きを強制的に行わされているため正常になるのでは?と思っています。


現状ではAirMacExpress Base Stationの電源抜き差ししか解決法がないので、職場や公衆無線LANなどでこの現象に遭遇した場合ほぼ打つ手なしになります。plistを捨てる手も効果はありましたが、現在は毎日のように起きているのでその度にネットワーク設定を一からやり直さなくてはならないのは大変不便ではあります。

スリープから覚めたときとか,ネットワークは意外と速く繋がっています。多分,これは接続するシークエンスを自動でやっているのではないかと思います。しかし,このときに何かの加減で接続に失敗して間違ったキーチェーンが登録されてしまっている,ということが考えられます。


今回の問題はおっしゃっている「何かの加減」が本当の原因で、これを引き起こす原因が切り分けられないと解決できないのだと思います。設定をいっさいいじらないのにキーチェーンの情報がどんどん書き変わっていくことが原因でトラブルを起こしてしまうのなら、その事自体が問題のように思えます。


コンソールの記録を見る限り、スリープ復帰の際の一番最初の接続試行で転けているので、おっしゃるような形でのキーチェーン云々というのは考えにくいです。

2010/07/14 18:08 morales への返信


今回の問題はおっしゃっている「何かの加減」が本当の原因で、これを引き起こす原因が切り分けられないと解決できないのだと思います。設定をいっさいいじらないのにキーチェーンの情報がどんどん書き変わっていくことが原因でトラブルを起こしてしまうのなら、その事自体が問題のように思えます。



そうかもしれません。しかしこれを解決できるのはアップルの技術者だけです。ユーザは対処できません。

私が提案しているのは,あくまでもユーザ側の泥臭い対処法です。キーチェーンのいらないリストを削除するのに,なぜそれほど抵抗を示されるのか理解できません。

アクセスポイントの電源を入れ直すよりははるかに簡単です。

ただ一度削除したぐらいでは解決しないかもしれませんけど。

なんか、辞書の単語登録のような印象を持ってます。状況に応じて適切な情報を選択する学習機能があるようで,いらないリストを削除して訓練すると賢くなりますが,始めのうちはお**です。

2010/07/14 21:32 はに への返信

はに による書き込み:



そのため,キーチェーンは時々覗いて、一番新しいの以外は消すようにする方がいいと思います。これを何度かやっているとトラブルは確実に減ります。

同感です。

何かを設定(再設定)する都度、登録されると考えておいたほうが良いですね。

重複登録は、どちらを優先するという問題に繋がり、間違った方が選択されれば、当然、失敗する。

2010/07/15 07:35 morales への返信

morales さんによる書き込み:


逆にMacBook Proの再起動は全く効果がありません。

再起動で無くて、システム終了してから起動すると、効果有ったりしませんか。


ちなみにMacBook Pro(Mid 2009)(OSのバージョンは忘れてしまいました^^;10.5.xだったかも)

でAirMacに接続するさいに、パスワードを何度(7回くらい試して諦めました)入れても、接続しなくなる現象に、度々遭遇いたしました。おそらくmorales さんと同じ現象だったと思われます。

AirMacの入り/切りと別の無線LANに一度接続してから、接続しなおすとつながった覚えがあります。

2010/07/15 11:58 はに への返信

今日の職場と自宅の移動で症状が発生したのでkeychain試してみましたが、やはり駄目でした。


特に職場から自宅へ戻るときは、あらかじめAirMacネットワークという種類のキーすべて削除したうえでスリープした状態で自宅に戻ってスリープ復帰して症状再発しました。パスワードを要求するダイアログが出るがパスワードを入れてもタイムアウトで繋がらず、接続が確立していないせいかキーチェーンアクセスを見てもAirMacネットワークという種類のキー自体が存在しない状態でした。そのため、提案されている削除という対応自体が意味をなさない状態です。


その状態でも、Base Stationの電源抜き差し後にあらためてBase Stationを選択し、ダイアログでパスワードを入力すると接続に成功しました。

2010/07/15 12:13 ni_ki への返信

私のところではシステム終了した後にあらためて起動してもうまく行きません。


また、他の無線LANアクセスポイントへの接続もうまく行かないです。あるネットワーク環境設定で失敗すると、その設定である限り別の無線LANアクセスポイントへの接続も失敗しています。その状態で別のネットワーク環境設定に切り替えても、少なくとも前のネットワーク環境設定で見えていた(接続試行したかどうかには関わらない)無線LANアクセスポイントへは接続できない状態に陥ってるように見えます。

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