蒔苗昌彦様
元となる映像ファイルは異なるなのですが(FinalCutで編集し終えた後、1920×1020ピクセルにて、movファイルに書き出し2分程度の動画映像。コーディックは様々な形式で書き出し、それぞれ試してみました)、どれだけMacでの再生で奇麗であっても、DVDに焼いたら、低画質になってしまいます。
書き間違いだと思いますがHDのサイズは 1,920×1,080です。
それ以下の部分ですが、アドバイスいただいた方の意見はどちらも正しいです。
「もともとの撮影段階から高画質だから、DVDに焼いた結果も高画質である」
私も仕事ではハンディカムのDVやAVCHDなどの素材も扱いますし、時にはSONY F-35という日本のトップクラスのカメラで撮影、編集をした素材も届きます。
そういった放送、納品クオリティの映像でも、HDCAMやデジタルβカムなどで取り込んだ場合と、Mini DVやHDVから取り込んだ時では仕上がりに差が出ます。
テープに収録された時に既に圧縮、、つまり色情報が間引かれているのですから、DVD化(更に色情報を間引く)する時の品質に影響が出てくる訳です。
そこで、私は、自分が探せる範囲内にてなるべくmacの専門家とも言えるほど詳しい人を探して、
Macの専門家(という職業が良く判りませんが)がDVDや映像に詳しいとは限りません、もちろん、その逆も同じですし、映像に詳しくてもエンコードに詳しいとは限りません。
大手スタジオの編集マンにエンコードの事を聞いても、殆どの場合「細かい事は判らない」と言われるはずです(笑)
私が入手できる機械(実際には現在MacProですが)、そもそも不可能である、となっております。
Macの性能はエンコードの速度に影響はありますが、品質には影響ありません。
業務用のエンコーダで有名なのはScenarist(シナリスト)があります。ですが、まあ個人で買える金額ではないです。
(高いだけなので素人が入手出来ないという訳ではありません。笑)
一応、Comoressor用のプラグインも出ていたのですが、ダイキンに問い合わせた所扱う予定はないという事でした。
また、販売されているDVDは特定のシーンに設定を微調整してエンコードが行われていますので、その辺りに差が出るという事も言えます。
更にこれらも日進月歩ですしFinalcut Studioも進化していますので、バージョンが上がるごとにエンコードの品質も上がっています。
FCS2の初期の頃は40インチ以上のサイズに写すと目を覆いたくなる様な品質でしたが、最近のバージョンはだいぶ良くなって来ていますよ。
で、私が居る会社で制作している映像(HDCAM SR)をBDとDVDにしましたが、映像を制作している者達(ウルサい人たち。笑)から不満が出る事はありませんでした。
もちろんSDサイズ(SD720×480のスクイーズ)になってしまったDVDの画質はそれなりですが(BDみたいには行きません。笑)
それらは私がこのディスカッションボードに書いた手法でやっていますので、Finalcut Studioをお持ちの方なら誰でも出来ます。
ただ、ダ***ンバートに物凄く時間がかかるので、あまり長尺はお薦め出来ません。
一つ。見ている物や基準が違うので伝わり難いですが、私が思っているのはBDと同じ様な品質で見れるDVDを目標にしているのではなく、SD品質の映像として劣化の少ないDVDを目標としています。