arageo さんによる書き込み:
モバイルツールとしては、iPhoneがダントツです。
とは言いきれないでしょうね。なぜならば3つとも違う使い方を想定して開発しているからです。言わば、フランス料理と中華料理を比較して、客観的にどちらの方が美味しいか、なんていう主張をしているようなものです。神学論争になってしまいます。
たとえば、メール、インタアネット、Google mapはどれにもありますが、iPod TouchはWiFiのないところではダメ、iPadは携帯性に難があり、したがってどこでも繋がっているiPhoneは、いざというとき頼りになります。
インターネットのブラウジングやメールなどの読みやすさ、書きやすさではダントツで iPad に軍配が上がるでしょう。携帯性に関しては、私は常時 iPhone 4 と iPad をベストのポケットに入れていますので、どちらも同じです。iPad の方が大きな分、落としにくいです (^^)。また、電車の中などで iPad でウェブを閲覧してしまうと、とても iPhone 4 で閲覧する気にはなれません。電子書籍類も同じです。『Mac Fan』は iPad では読む気になれますが、iPhone 4 ではとても読む気にはなれません。(しかし、メールのやりとりも、インターネットのブラウジングも、当然一番使いやすい、見やすいのはパソコンを使うことです。私は iPad でメールを確認しても、返信は原則として 17" MacBook Pro の方から行ないます。どうしても iPad から返信しなければいけないときには、鞄に入れて持ち歩いているキーボードから入力します (^^)。)「マップ」機能も、iPad の方が画面も広く、iPhone 4 よりもはるかに使いやすいです。「カレンダー」や「連絡先」も iPad のものの方が iPhone 4 のものよりもはるかに使いやすいですね。(これまた一番使いやすいのはパソコンのものですが。)
ただiPhoneは、電話会社に月々使用料を支払うと、購入後2年で約20万円もかかるのがモンダイ。
数字のマジックですね (^^)。他社のケータイだって、毎月支払う金額を24倍すればそんなもんでしょう (^^)? また iPad も 3G モデルでは同様に回線使用料が課金されます。しかし、営利企業であるキャリアのサービスを使って、金を取られるのが問題と言われてしまえば、営利企業(=会社)は成り立たなくなってしまいますよ...。
iPadは画面の広い分、仕事でもゲームでも本格的に使えますが、iPhone用アプリの拡大は醜く、専用アプリは割高です。また、いまのところ母艦となるPCと連携して使うので、ポストPCデバイスとまではいえません。
誤解があるようです。パソコン(アップルが想定しているのはライバルである PC よりは、当然、自社製の Mac)を母艦として必用とするのは、iPad だけではなく、iPhone 4 も、iPod touch も、iPod も同じです。アップルのこれらの製品の設計思想がパソコン(Mac)をこれらの周辺機器のデジタルハブとして使うものだからです。(ケータイから iPhone に移行した方々の間には、なかなかそれに納得できず、iPhone 単体で使い続け、後でトラブって困り果てる方々がよく見られるようですが。)また、「いまのところ」という表現は、いかにも「まだ対応できていない」、「遅れている」、「パソコンと連携すると言う面倒くさい使い方になっている」といった考え方が反映されていると思われますが、デジタルハブの思想を理解できれば、「パソコンと連携する機器だからこそメリットがある」ことがわかるはずです。つまり、パソコンとの連携は当面なくなることはありえません。(ただ、アップルは最近のインターネット技術と条件の大幅な発達から、このデジタルハブ構想を、言わば“クラウドハブ”のような新しい思想に発展的解消して行く可能性が出てきているのかもしれません。いずれにせよ、何らかのハブに連携させるという使い方に変更はないと思われます。)