FireWireハードディスクの電源OFFで、下流のハードディスクが認識されない。

私はやはり「信頼できる企業」、「信頼できない企業」というのはあると思います。

もちろん人(個人ユーザ/業務での使用,etc.)によって求める信頼性は異なるでしょうし、製品によっても異なると思いますが、

一般ユーザが USBハブに求めることはある程度決まってくると思います。

パソコンに詳しくなく誰かに「USB3.0に対応したパソコンだからUSB3.0のハブを買うといい」と言われて買った人なら気付かないか気付いても仕方ないと思うかもしれませんが、

おそらく USB3.0のSuperSpeed が 5.0[Gbps] ということを知っている人は、ほとんど USB3.0のハブに 2.0の機器を接続しても USB3.0 の機器はその速度で使えると思って買うと思います。

今までの USB1.xの LowSpeed,FullSpeed や USB2.0 のHighSpeed でもそうでしたし。

もし ELECOM とか、外国の企業( Belkin とか?) の USB3.0 ハブも同様であれば、それなりの理由があるのかもしれませんが。

箱やウェブページに細かな説明を見ずに買う人も多いですし、バッファローとかサンワサプライくらいの企業であれば、箱やウェブページに記載するとしても販売すべきでないと思います。

今回は「比較的新しい技術の製品の実装方法」という範囲のことで、「すぐ壊れる/壊れない」などの点については悪くないと思いますが。

そして、すべての範囲(製品の仕様/壊れやすさ/消費電力,etc.)に大きな欠点のない製品ばかりであれば、そのメーカの製品は安心して購入できます。

("壊れにくさ" は、どうしても当たり外れもあると思うので、少数の製品が比較的早く壊れたりするのは多少仕方ないとも思います。)

MacのFW800ポートはその仕様上常時給電で、

iPod の充電のためとどこかで聞きましたが、本来これが良くないのかもしれませんね。

FireWire はネットワーク的で、Mac がなくても他の機器同士で通信するような機器があるかもしれませんが、それならその機器が給電すれば良いわけで。または、必要なら給電するリピータハブを使用するとか。

iPod を使う場合は、MacのOFF中も充電できると便利ですが、一般的な FireWire付きのコンピュータの仕様として考えるとあまり良くない気はします。

Mac の電源ON時だけ給電されるなら給電されているときはリピータを使えるようにするけど、Macの電源OFFでも給電されるなら「リピータ機能を常時作動させるのはもったいないから切る」とか「Macからの信号を判断し、Macが起動しているときだけリピータを動作させるなどの複雑な動作をさせて動作が安定しない」などがあるかもしれません。

CalDigit サポートからのメールにも「回路基板の長寿命化」のように書いてありました。

24 x 7 = 168 と、8 x 5 = 40[時間/週] では全然違いますので。

LaCie のThunderbolt HDD は、結局デイジーチェーンができないんですか？

タカシさんのところで？

私も LaCie が信頼できるメーカと書くことは少し躊躇しました。

LaCie の安い HDDはそれほど作りが良いわけでもありませんし。

( ただ、LaCie Porsche HDD の内部もコストダウンで雑(?)な設計に見えますが、意外に考えられている感じもします。)

LaCie の d2 Quadro なども、電源関係が弱いという書き込みをいくつか見ました。

もちろん寿命が短いとか故障が多いというのも困りますが、

それとは別で、電子回路などの設計による悪い仕様や不具合(すべての同型製品で起こる不便な仕様)もあると思います。

一般向けの外付けHDD については WesternDigital や LaCie ( Iomega も? ) などが世界的には主要なメーカのようですが、

それらの会社であれば、FireWireで複数の機器をデイジーチェーン接続して ON,OFF するときのことも考えてあると思います。

また、LaCie や WD が USB3.0ハブを製造販売するなら USB2.0機器を接続するとすべて 2.0の速度になる設計はしないかなと。

そういった意味では概ね信頼しており、逆に、それらのメーカが対応していない機能なら仕方ないかとも思います。

というか、LaCie って USBハブ作ってるんですね。もしかしてと思って検索したら出てきました。

http://sothis.blog.so-net.ne.jp/2007-08-01-1

日本のバッファローみたいに何でも作る会社かとも思いましたが、一応ハードディスクがメインみたいですね。

昔話になりますが、MacはFireWire導入当初から常時給電だったわけではないです。iPod登場以後のMacでの当方の経験は次のとおりで、徐々に変わって現在に至ります。

余談ですが、給電絡みではUSBでもこんなことがありました。

"スリープ時のUSB給電、OSX10.6.5で仕様変更？"

昔はFireWireは常時給電ではなかったことは聞いてました。それ以後の変化など詳細は知らないのですが。

USB の方でもいろいろ変わってるようですね。

昨日書き込んだ後で、MacBook の FireWire などはどうなのかなと思いました。

書き込まれている iBook のように、「ACアダプタ接続時だけ給電」であればまだ良いですが、

もし ACアダプタ未接続(Macの電源もOFF)でも給電している(MacBook のバッテリから iPodに充電したいかも)と、

外付け FireWire HDD が、FireWire からの電力でリピータなどを動作させると、MacBookの電源OFF, FireWire HDDの電源OFF でもリピータが動作し(MacBookのバッテリで)、そうすると、

・週末 MacBook, FireWire HDD の電源を OFF にして帰ると、週明け MacBook のバッテリが空っぽ。または空でなくても毎週のように大きな放電を繰り返すとバッテリがすぐダメになる。

・MacBook を購入したばかりでも、上記のような状態で１ヶ月のバカンスに行くと、帰ってきたら過放電でバッテリがダメになっていた。

のようになってしまうかもしれません。

( FireWire 給電が ACアダプタ接続時だけであれば、良いですが。)

もしかすると、そのあたりの理由で、LaCie の HDDは電源OFFでのリピータ動作の仕様を変更しているのかもしれません。

( 私の古い LaCie Porsche Design HDD (FireWire400 only) は、コンセントの部分(電源タップ)で電源をOFFにしておいてもリピータが動作していると思います。

その頃は、Mac が電源ONのときにしか給電していなかった??? )

( FireWIre, ) USB のスリープ時に関しては、昔はスリープ時も給電していて、外部機器の動作(特にバスパワー機器)を考えると給電しているのが普通の気もしますが、

やはり省電力の流れや、バッテリ駆動のノートPCが増えてきたこと、また最近は「長時間でなければ電源OFFよりスリープの方が良い」と勧めていることなどスリープ時の消費電力が重要になり、スリープ時の給電はOFFになっていく流れなのかなと思いました。

ただ、多分機器にもよるでしょうが、内部状態を保持する必要がある機器があり、特にバスパワー機器では電源がなくなるので、それを保持する機能の追加など対応が必要になると思います。

FireWire は業務向けの機器などで多く使われていることなどから、あまり進まないかもしれませんが、

USB機器では一般向けの機器が多いことなどから何年か前から機器などの対応が始まり Mac OS X 10.6.5 などで Mac側の仕様が変更されたように思います。

初代の iPod はFireWire接続でしたが、今の iPodも FireWireに接続できるのですか？

iPod のことはほとんど知らないのですが、Mac 側の FireWire ( や USB ) の給電に関しては、Mac の電源をOFFにしたほうが自然な気はします。

何か給電したほうが良い理由があるのですかね？

正確には、

When the AV Drive's power off, its circuit board is completely off, which includes the Firewrie bus connection module. As result, you cannot daisy chain the powered OFF AV Drive.

- This design is actually widely use for most professional RAID storage solution industry, as it ensure the longer service life for the PCB boards.

でした。

「業務向けRAIDストレージでは一般的」が理由(?)で、「回路基板の長寿命化」は結果(?)(のうちの一つ)ですかね。

CalDigit AVDrive が RAIDストレージかどうか分かりませんが(一応 RAID向けのドライバは含まれていました。AV Driveを複数繋げて RAID ?)、業務向けの機器は値段も高いですし、リピータハブを使う気もしますのでその方が良いのかもしれません。

長寿命化のために電源を切ることを推奨している家電製品というのにあまりお目にかかりませんが。

そういえば、Blu-rayレコーダなどに「高速起動」のモードがあり、日本のトップクラスの企業の製品でもそのモードにしておくと電源OFFでも 20W以上電力を消費するものがあります(確か、東芝とかSony)。そういったモードを搭載するなら、消費電力を低減してからにしてほしいです。

USB では Macがスリープでも給電を止めているとのことなので、

FireWire も (スリープで止めるのには機器側の対応が必要でしょうが) Macが電源OFFなら止めても良いのかなと。

もちろん、iPod や iPhone などを使う上では便利かと思いますが。

でも、USB を電源ポートとして使うというのも、ちょっとおかしな気はします。

といいながら、1週間ほど前、USBの扇風機が 200円で売っていたので買ってしまいました。

（多分、今年の夏の残骸）

CalDigit は冷却ファンが付いているので良いのですが、その他の HDD用にと思って。

まだ、箱に入っているままですが。

あまり Mac に負担をかけるのも嫌なので、USB型 ACアダプタを買おうかと思ってます。(^_^;)

CalDigit については、CalDigit AV Drive 複数台でRAID構成にしたときに、それらのドライブの電源を遠くのドライブからONにして、最後にMac側のドライブの電源を入れると同時に認識されるとか、そういった事も関係するのかなと思いました。

CalDigit からのメールに書かれたりしていた訳ではないですが。

どこかで、RAID セットのドライブが同時に認識されないと、そのRAIDドライブが認識されないと読んだ気がします。

日本のトップクラスの企業の製品でもそのモードにしておくと電源OFFでも 20W以上電力を消費するものがあります(確か、東芝とかSony)。

短時間(5分以下。)しか確認していませんが当方が所有するシャープ製26インチ液晶テレビは主電源をOFFにしないと14W程度の電気を消費します。主電源を切ると3W未満です。

私が調べたときは、同じ会社の製品でも Blu-rayレコーダ等に比べ、テレビはもう少しまともだったのですが。

（テレビも Blu-rayレコーダも中のコンピュータなどは似ていると思うので、なぜか不明。）

なお、購入した Panasonic の Blu-rayレコーダはカタログ値で確か 2[W]くらいでした。(高速起動のモードでの電源OFF時。通常モードでの電源OFF なら 1[W]未満。)

( Panasonic でもけっこう多いかなと思って他のメーカを調べたら、ずっと多かった。一時期高速起動モードにしましたが、知ってからOFFにしてます。)

「待機電力」が問題と言われだしてから何年も経っているのに。

FireWire機器(HDD 等)の電源OFF でのデイジーチェーンに関しては、

RAID ドライブとか業務向けでないとしても、Mac 側が常時給電とか、途中で仕様が変わったりしていることなど、FireWire機器によっていろいろな仕様があっても仕方ない感じですかね。

購入した製品でデイジーチェーンが使えるようであれば使えばいいですが、使えなければリピータハブなどを使うしかないのでしょうね。