Safariまったく使えない。突然落ちや起動しても表示しない

Macに感染するウイルスが発見されました。

このウイルスの症状の一つに、感染したMacのSafariをクラッシュさせるというものがあります。

感染を疑ってみたほうが良いかもしれません。

「Flashback.G」は感染すると、ブラウザー（Safari）やスカイプなどのネットワークを使うソフトの不正なコードを挿入する。不正なコードによって、オンラインバンキングなどに使われているパスワードやユーザーIDなどを盗み取るのが目的だと思われる。

Integoによると、感染するとSafariやスカイプがクラッシュしやすくなるとのこと。不正なコードが挿入されているためだ。以前よりもクラッシュすることが多くなったと感じたら、「Flashback.G」の感染を疑ったほうがいいかもしれない。

http://www.yomiuri.co.jp/net/security/goshinjyutsu/20120302-OYT8T00802.htm

2009年のMacなら十分に新しいです。

MacOS10.5.8で止めていることから、PowerPC G4あたりの古いパソコンをお使いと思っていました。

うちのMac miniは更に古い2007年製ですが、Mac OS X 10.7.3のSafari 5.1.2がサクサク動作しています。

2009年のMacでSafariが遅い、落ちるなど、本来ならあり得ません。何らかの異常が生じています。

それならば、やるべきことはお使いのMacの環境の異常を見つけ出して解消することか、HDDをまっさらにして問題を解消することでしょう。

Hit-Cさんが書かれたように、ユーザーを切り替えて原因を究明することをお勧めします。（それで常用する必要はありません。Safariに問題が生じないかどうかを確認するだけで十分です。）

ところで、メモリは何GB積んでいますか？10.5.8は512MB以上のメモリで動作することになっていますが、512MBのままならSafariが落ちても不思議はありまません。快適に使うなら1GB以上、2GBあれば十分でしょう。（Photoshopなどを使う場合は別）

まず、インストールDVDから起動後内蔵HDDのディスクを修復してエラーが出ないかを確認してください。

エラーが残るようであればそのまま使い続けても状況はどんどん悪くなるだけなので早急に初期化してシステムを入れ直した方がいいです。

firefoxは問題なし。

これが１年くらい続いているのはれっきとした事実です。

残念ながら、Macに自己治癒能力はありません（そういう意味ではここがMacの限界かもしれないですね）。kenboさんが対処しなければ5年でも10年でもトラブルは解決しないですよ。

とりあえず、セーフモードで起動してみてください。セーフモードはキャッシュのクリアなどメンテナンス効果もあります。

その後再起動して新規アカウントで動作確認を行い問題なければ、下記を参考に他社製のアドオンの干渉がないかなどのトラブルシューティングを行ってみてください。

Safari：対応していない他社製のアドオンによって Safari が予期せず終了したり、パフォーマンスの問題が発生する

Mac OS X 10.5: Safari が予期せず終了した場合の対応方法

ディスクの検証に失敗するということは、ディスクがもうダメか、OSが破損しているかのいずれかの可能性が大です。

Appleが云々とあさっての方向に不満を持つのではなく、早急にHDDを初期化してOSを再インストールするべきではないでしょうか。

Safariが起動しにくくなる原因として、こんなウイルス（マルウェア）も流行りつつあるようですよ。

http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20120227_514859.html

http://blog.intego.com/flashback-mac-trojan-horse-infections-increasing-with-new-variant/

心当たりありませんか？

別のコメントにも書きましたが、Appleの限界ではありません。2009年製のマックならSafariが快適に動作するよう設計されていますし、ほかの方のマックでは快適に動作しています。

それはともかく、Mac OS X 10.5.8のサポートは終了しました。Safariの改修もおそらく行われません。今後も使い続けることは可能ですが、インターネットに接続するのは裸で犯罪多発地帯を徘徊するようなものです。

インターネット接続しても安全に使い続けるには、Mac OS X10.6 Snow Leopardへのアップグレードが必要です。しかし、そのOSのサポートも秋には終了するはずです。

という訳で、Mac OS X 10.7 Lionへアップグレードや、新しいMacを買うことも含めて検討することをお勧めします。

kenbo さんによる書き込み:

Safariを長年使って来たからこそ、Safariを使用し続けたいのですがねぇ。

なるほど、Safari以外は使いたくないと言うことですね。

と言うことであれば、手っとり早いのはOSのクリーンインストールです。時間はかかりますが、他に手が無いのであれば手っとり早いです。

Appleにそれを拒否されてるようなものです。

ほとんどのiMacでは起きません。「拒否されてる」とすればAppleではなく、目の前のiMacです。

1. コンピュータをトラブルなく使用している

2. トラブルは生じたが、適切なメンテナンスで解決している

(ソフトウェア・ハードウェアを出荷時に戻す/修理サービスを依頼する、等を含む)

というのが一般的なコンピュータ使用者です。

3. トラブルは生じ、解決の手段を試す以前にコンピュータの限界であると判断する

というのがkenboさんの状況ですね。

「限界」というのはそこまでしか進めない、それ以上先には行けないということなのでこの時点で問題の解決を望んでいるというようには解釈できません。

「限界」を感じているのがkenboさんのみという状況なら、自ずと「何処(誰)」に限界があるのかは明らかなように思われます。

ネガティブな発言だけだと申し訳ないのでトピックでまだ出ていないと思われるトラブルシューティングを一つ。

もしメモリを増設してある場合は、購入時の構成に戻すか他のメモリと交換して動作を確認してみてください。

Appleの限界、コンピュータというものの限界がもっと広がればいいなと思いますね。

まともに動くようになれば。

なるほどー。個人環境に問題があったとしても本人がそれを改善する事なく愚痴をこぼしている間に、机の引き出しから手がまんまるのロボットがでてきて勝手にメンテナンスをしてくれるぐらいコンピュータの限界が広がるといいですね。私もそのような世界があったらうれしいですね。

> いずれ再インストールするつもりは有るのでしょうか?

もちろん。

しかしそのロボットの登場は22世紀の予定ですので、そのロボットに再インストールさせるのにはもうちょっと時間がかかりますね。

iMac mid 2007を使用しています。メモリは４GBで、OSは10.7ですが、Safariに限らずほとんどの動作は快適ですし、重い作業でも時間はかかるがクラッシュすることはありません。

なので、kenboさんの環境がトラブルを抱えているのは明白なことで、kenboさんが言うAppleの限界はもう少し上にあるはずです。

問題がSafariだけにあるのなら（再インストールせずとも）、キャッシュをクリアしたり、インストール済みのプラグインを空にしたり、Safariのリセットをしてみたり、新しいユーザを作って試したり、yosemiyaさんがおっしゃるようにメモリを純正品だけにしてみたり、な程度のことならすぐに実行できるはずです。そんな簡単な事もせずに「ここまでで限界」と決めてしまう方がおかしいと感じてください。

kenbo による書き込み:

「投げやり」？

思ったことを書くのが投げやりですか？

ここは、トラブルの報告とその解決手段の模索が目的ですから、「思ったこと」は書きません。

書くべきは，状況の説明と、試したこと、その結果です。

特定のアプリ（ここではsafari）が起動しなくなるプロセスの一例は以下の通り。

・起動すると、ホームに指定されるHPを読みに行き、読んだファイルを表示用にキャッシュする。

・ネットワークの遅延等で読み込みに失敗する。（ファイルシステムに傷が既にあれば、それが原因になることもある）

・ファイルシステムの傷等により、又は他のアプリとの干渉等により、キャッシュファイルが正常に閉じられない。

・アプリが異常動作で終了する。（ファイルシステムに傷が既にあれば、それが原因になることもある）

・次に起動すると、前回アクセスしたHPを開こうとするが、キャッシュファイルがあるのでこれを参照しようする。

・キャッシュファイルが修復不能なほどに壊れているか、理解不能なほどに壊れていると、Safariが対応不能になり、ときに異常終了する。

・Safariの異常終了で、ファイルシステムにゴミファイルが溜まり、状況により，ファイルシステムを壊す。

・再度起動しようとしても、キャッシュファイルの傷又はファイルシステムの傷により、起動しない。この結果、ファイルシステムの傷を深くする。

以上をループする。

ファイルシステムの傷が致命的なレベルに達すると、OS自体が起動しなくなる。

yosemiyaさんが少し上のほうでメモリに関する検証を薦めておられますが、そもそもkenboさんはApple Hardware Test等は行なったのでしょうか？

Hardware Testで問題が出るようなら、ハードウェアの故障が確実ですし、とりあえずTestを実行しても不具合が見つからないのなら、次はソフトウェア的な原因を探ると、少しづつ、不具合の切り分けが出来ると思いますけれど？

Safariがまともに動かないというのは、正常に動いているシステムならあり得ませんので、一つづつ検証をして行なって、不具合の原因を掴まないと、埒があかないと思いますよ。

御自分での検証や解決を諦めているのなら、Appleのサポートに連絡して有償のサポートを受けるなり、修理に出すなりを考えては？

Appleに不満があるのなら、Windows PCに乗り換えるのも一つの手では？

2009年のiMacなら、まだ中古で売れるでしょうし…。

参考（どのOSXバージョンでも、基本的には同じ）

https://discussionsjapan.apple.com/docs/DOC-1032