プライマリー/セカンダリーの認識が逆になる

内蔵ディスク(HDD)を2台設置していますが、Mac OS X 10.4 環境でマスターHDD/スレーブHDDの認識がHDDのピンでの設定と逆になり困っています。


環境は以下の通りです。

PowerMac G4/500(M7629J/A)に、内蔵HDDを2台設置しています。

各HDDは、Mac OS 9.2.2、Mac OS X 10.4.11、データ用の3つのパーティションに分けています。

2台共内容は同じで、スレーブ側のHDDはバックアップになっています。

マスターHDDは日立製、スレーブHDDは Maxtor製です。


事の起こりは、HDDの表面検査で2台共データパーティションにエラーが検出されたので、Mac OS 9 の B's Crew で別のHDDに全パーティションをコピーしてHDDを2台とも交換しました。

コピー先のHDDは、外付けHDDケースに入れてコピーしました。

コピー元のHDDは、2台とも SterGate製です。

HDDを交換後、Mac OS 9 では問題ありませんが、Mac OS X 10.4 ではマスターHDD/スレーブHDDの認識がHDDのピンでの設定と逆になっています。


マスター/スレーブの認識は詳細には、以下の様になっています。

Mac OS 9 では、B's Crew で確認するとマスター/スレーブはHDDのピンでの設定と同じで正常。

Mac OS X 10.4 では以下の通り。

システムプロファイラでは、

○HDDのピンでマスター設定したHDD

・BSD名   :disk1

・ユニット番号:0

○HDDのピンでスレーブ設定したHDD

・BSD名   :disk0

・ユニット番号:1

ディスクユーティリティでは、

・HDDのピンでマスター設定したHDDの接続ID:デバイス0

・HDDのピンでスレーブ設定したHDDの接続ID:デバイス1

・表示順は、HDDのピンでスレーブ設定したHDD、HDDのピンでマスター設定したHDD の順になっています。

交換前の表示順は逆になっていました。これがマスター/スレーブが逆に認識されていると考えている点です。


コピー元のHDDを外付けHDDケースに入れて、コピー元の Mac OS X 10.4 を起動してマスター/スレーブを確認しても逆になっています。

これらの事から、BSD名の認識が逆なっている事が問題のように思われますが、原因が分かりません。

マスター/スレーブの認識が逆になっていても Mac OS X 10.4、Mac OS 9 共システムの起動に問題はありませんが、今後何らかのトラブルの原因にならないとも限りません。


BSD名はどの様にして認識されるのでしょうか?

マスター/スレーブの認識を Mac OS X 10.4 環境でも正常にするためには、どの様にすれば良いのでしょうか?

原因と解決方法がお分かりの方がいらっしゃいましたら、ご教授の程お願い致します。

PowerMac G4/500-OTHER, Mac OS X (10.4.11), M7629J/A

投稿日 2012/05/18 04:19

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返信: 16

2012/05/18 06:40 はに への返信

仮に cable select 対応のケーブルだとしたら、HDD 交換前にも同じ現象が起きていたと思いますが、それはありませんでした。

Apple に修理に出した時にHDDのケーブルを一度交換した様な記憶がありまが、 cable select 対応のケーブルに交換する等あるでしょうか?

ちなみに cable select 対応のケーブルかどうかは、何を確認すれば分かるでしょうか?

2012/05/18 07:24 mae への返信

CableSelect対応のケーブルは、ケーブルの途中に切れ目が入っています。

https://discussionsjapan.apple.com/message/100447876#100447876


ATAケーブル末端のコネクタに、Master設定のHDD

ATAケーブル中間のコネクタに、Slave設定のHDD

このように繋いでいますか?

繋ぐ位置とMaster/Slave設定を間違えていると、お書きのような状態になると思いますが…。


あと、2台のHDDのスピンアップ時間に差が有りませんか?

片方のHDDの回転が安定するまでに時間がかかる場合、正常に認識出来ない事が有りますけれど…。


あと、MaxtorのHDDの型番は?

基本的にMaxtorのHDDは爆熱ですので、使用は避けたほうが良いと思います。

2012/05/18 11:25 粕谷 明 への返信

ケーブルを確認したところ、マザーボード側のコネクターから2~3cm位、ケーブルの横端から1cm位の所に穴が空いています。

これは cable select 対応のケーブルという事でしょうか?

質問ですが、穴が空いている位置は CSEL信号線(40芯IDEケーブルの28番線)の位置でしょうか?

だとすると、ケーブルの横端から1cm位の所にある穴は位置が合わないように思いますが?

仮に cable select 対応のケーブルだとしても、ディスク側のジャンパーピンで Master/Slave の設定を行えば問題はない様に思いますが、違うのでしょうか?

ケーブルセレクトに対応した古いケーブルでは、マザーボードに近い方のコネクタにつなぐデバイスがマスター、遠い方がスレーブになっていたとの情報を見つけましたが、古いケーブルだとしたら今回のトラブルに繋がるでしょうか?

ケーブルの繋ぐ位置と設定に間違いはありません。


2台のHDDのスピンアップ時間に差の意味が分かりませんが、起動時にディスクの回転むらの様な音がします。これの事でしょうか?

片方のHDDの回転が安定するまでに時間がかかる場合、正常に認識出来ない事が有るとの事ですが、Mac OS 9 では正常で、Mac OS X で異常という現象になる理由が分かりません。

最初にも書きましたが、Mac OS X 10.4 のシステムプロファイラでは、以下の様に認識されています。

○HDDのピンでマスター設定したHDD

・BSD名   :disk1

・ユニット番号:0

○HDDのピンでスレーブ設定したHDD

・BSD名   :disk0

・ユニット番号:1

このBSD名が、マスター側が disk1 、スレーブ側が disk0 になっている事が表示順がスレーブ、マスターの順になっている原因と思っています。

BSD名はこれでも正常なのでしょうか?

間違いだとするとケーブルあるいは2台のHDDのスピンアップ時間の差が関係しているのかもしれませんが?

BSD名は接続の位置に依存すると思っていましたが、仮に2台のHDDのスピンアップに時間の差があるとすると、その事がBSD名に影響するのでしょうか?


Maxtor と日立のHDDの型番ですが、2台共 I-O DATA 製のもので、OEM元の型番は分かりませんが、Mac OS 9 の B's Crew と Mac OS X 10.4 のシステムプロファイラで確認した型番らしき情報を以下に記します。尚、カッコ内は I-O DATA の型番です。

Maxtor のHDDの型番:6V080L0(HDI-80GS2)

日立のHDDの型番 :HDS721680PLAT80(HDI-80H7)

この事から何が分かるのでしょうか?

2012/05/18 12:30 mae への返信

ケーブルセレクト対応のケーブルはHDDコネクタの色がM/Sで違ったような。

ケーブルセレクト対応ケーブルにmaster/slave設定したHDDをつなぐと誤動作する可能性があります

ジャンパー優先にはなりませんのでジャンパーをケーブルセレクトにして、正しくマスター、スレーブ位置に接続してください。

2012/05/18 17:14 mae への返信

これは cable select 対応のケーブルという事でしょうか?

そうです。


仮に cable select 対応のケーブルだとしても、ディスク側のジャンパーピンで Master/Slave の設定を行えば問題はない様に思いますが、違うのでしょうか?

はい、そのとおりです。

それに、PowerMac G4 / 500の場合、内蔵ATAコントローラがCableSelectに対応していません。

よって、HDDにMaster/Slaveを設定しなければ正常動作しません。


ケーブルセレクトに対応した古いケーブルでは、マザーボードに近い方のコネクタにつなぐデバイスがマスター、遠い方がスレーブになっていたとの情報を見つけましたが、古いケーブルだとしたら今回のトラブルに繋がるでしょうか?

マザーボードから遠いほう(末端側)がMasterで、

マザーボードに近いほう(中間側)がSlaveです。

古いケーブルも何も、PowerMac G4 / 500が製造された頃なら、CableSelectが一般的ではない時期です。

つまり、Mac本体よりも新しいケーブルなのですから問題ありません。

どうしてもケーブルが気になるのなら、シールド性能が高いATAケーブルに交換してみるのも一つの手です。


2台のHDDのスピンアップ時間に差の意味が分かりませんが、起動時にディスクの回転むらの様な音がします。これの事でしょうか?

片方のHDDの回転が安定するまでに時間がかかる場合、正常に認識出来ない事が有るとの事ですが、Mac OS 9 では正常で、Mac OS X で異常という現象になる理由が分かりません。

HDDの回転が、ある程度の回転数にならないと、ヘッドの読み書きが始まりません。

HDDの回転が止まっている状態や低速な状態だと、ヘッドがディスクに貼り付いてしまったり接触する可能性があるためです。

そのため、あまりに回転開始後に安定した回転数になるまでのスピンアップ時間が違うHDDだと、マウントが正常に出来無い為、MasterとSlaveが逆転したり、正常に認識出来なくなります。

また、MacOS 9とXとの挙動の違う詳しい理由は判りませんが、そういう事になる事はあるんです。

MacOS 9とMacOS Xのドライバの違いなんだと思います。


Maxtor のHDDの型番:6V080L0(HDI-80GS2)

日立のHDDの型番 :HDS721680PLAT80(HDI-80H7)

この組み合せだと、新品の状態なら、Maxtor 6V080L0のほうが、スピンアップ時間は短いはずです。

ただし、PowerMac G4の電源ユニットが経年劣化して来ていて、HDDに供給している12V系が弱って来ていると、スピンアップ時間が長くなる場合があります。

(5V系が弱ると、正常に認識されなくなります)

また、軸受けが劣化して来ていて抵抗が増えても、スピンアップに時間がかかります。

よって、実機を実際に使ってみないと判りません。


手っ取り早く、HDDのMasterとSlaveの設定とATAケーブルの接続コネクタを逆にして、MaxtorをMaster、HGSTをSlaveにしてみては?

もし、それで正常になるようなら、スピンアップの問題か、2台の相性でしょう。

逆の設定にしてもダメなら、ケーブルを交換してみるとか。

それでもダメなら、電源ユニットの経年劣化かも。

2012/05/18 17:59 gaitiro への返信

「ケーブルセレクト対応のケーブルはHDDコネクタの色がM/Sで違ったような。」とありますが、色がどうなっている必要があるのでしょうか? また、色が異なると何が変わるのでしょうか?


「ジャンパー優先にはなりませんのでジャンパーをケーブルセレクトにして」とありますが、

粕谷 明氏の次の返信で、「PowerMac G4 / 500の場合、内蔵ATAコントローラがCableSelectに対応していない」とありますので、使えないのでは?

2012/05/18 18:18 粕谷 明 への返信

再確認ですが、 cable select 対応のケーブルは、このまま使用しても問題はないということですね?


HDD交換時、日立のものは新品、Maxtor 6V080L0 の方は2〜3年位古いものです。

電源ユニットは3年位前に、最初についていたものより容量の大きいものに交換してあります。

(Apple では修理終了していましたので、Mac の修理が可能なショップで交換しました。)


ケーブル位置やHDDを交換してのテストは後でやってみます。

2012/05/18 21:18 mae への返信

再確認ですが、 cable select 対応のケーブルは、このまま使用しても問題はないということですね?

通常は問題無いはずです。

ケーブル自体が断線しかかっていたりする場合は別ですが…。


HDD交換時、日立のものは新品、Maxtor 6V080L0 の方は2〜3年位古いものです。

電源ユニットは3年位前に、最初についていたものより容量の大きいものに交換してあります。

(Apple では修理終了していましたので、Mac の修理が可能なショップで交換しました。)

Maxtorは2005年末にSeagateに吸収合併され、しばらくMaxtorブランドのDiamondMaxでも併売されましたが、2006年中にはSeagateのブランドに統一されたはずです。

よって、当時、Maxtor 6V080L0を新品で購入したのであれば、2006年か2007年前半頃のはずですから、5年以上は経過しているはずです。

MaxtorのHDDは、だんだん電力を喰うように劣化していき、発熱も増える傾向が有りますので、ご注意を。

電源ユニットも、メーカーによっては2,3年でダメになる事もありますし、アタリ,ハズレもあります。

2012/05/19 08:53 粕谷 明 への返信

マスターとスレーブのディスクを入れ替えてテストした結果、以下の事が分かりました。


使用中の構成:NG

・マスター:日立

・スレーブ:Maxtor

A構成:OK

・マスター:Maxtor(使用中のもの)

・スレーブ:日立

B構成:NG

・マスター:日立

・スレーブ:Maxtor(Aとは別のもの)

C構成:OK

・マスター:日立

・スレーブ:なし

D構成:OK

・マスター:日立

・スレーブ:SterGate


<注>

○マスター/スレーブ:ジャンパーピンの設定

○OK:

・マスター=> BSD名:disk0、ユニット番号:0、接続ID:デバイス0

・スレーブ=> BSD名:disk1、ユニット番号:1、接続ID:デバイス1

・ディスクユーティリティでの表示順:マスター、スレーブ

○NG:

・マスター=> BSD名:disk1、ユニット番号:0、接続ID:デバイス0

・スレーブ=> BSD名:disk0、ユニット番号:1、接続ID:デバイス1

・ディスクユーティリティでの表示順:スレーブ、マスター


この結果から、マスター:日立、スレーブ:Maxtor の構成の場合にトラブルが発生する事が分かりましたが、なぜこの様な事が起きるのでしょうか?


スピンアップタイムを調べたところ、以下の様でした。

・日立   :121

・Maxtor  :202

・SterGate :70

数値が小さい方が早いのだと思いますので、この結果からマスター:日立、スレーブ:Maxtor の構成の場合に、認識が逆転する事はないと思われますが、違うでしょうか?

発熱に関して指摘がありましたが Maxtor のディスクの発熱量は、日立のディスクに比べて可成り大きい事が分かりました。


マスター:Maxtor、スレーブ:日立 の構成にすれば解決するとは言えますが、この構成にする為にはドライブキャリアの下に Maxtor、上に 日立 の構成にする事になり、熱対策上好ましくない事になります。

Maxtor は2~3年古いと書きましたが、確かに数年経過している様にも思われますので、Maxtor のディスクを他のメーカのディスクに買い換えるしか解決の方法はないのでしょうか?

2012/05/19 14:37 mae への返信

この結果から、マスター:日立、スレーブ:Maxtor の構成の場合にトラブルが発生する事が分かりましたが、なぜこの様な事が起きるのでしょうか?

メーカーを混在させている事による、いわゆる「相性問題」です。

HDD基板上のコントローラが違いますから、挙動も違います。



スピンアップタイムを調べたところ、以下の様でした。

・日立   :121

・Maxtor  :202

・SterGate :70

数値が小さい方が早いのだと思いますので、この結果からマスター:日立、スレーブ:Maxtor の構成の場合に、認識が逆転する事はないと思われますが、違うでしょうか?

本来、Maxtorが一番スピンアップが早いはずなので、経年劣化して来ていると思います。

ディスクの軸受けの抵抗が増えていたりしているのでは?

余計に発熱も増えていると思います。

なお、SterGateというメーカーは存在しません。

Seagateのはずです。


マスター:Maxtor、スレーブ:日立 の構成にすれば解決するとは言えますが、この構成にする為にはドライブキャリアの下に Maxtor、上に 日立 の構成にする事になり、熱対策上好ましくない事になります。

Maxtor は2~3年古いと書きましたが、確かに数年経過している様にも思われますので、Maxtor のディスクを他のメーカのディスクに買い換えるしか解決の方法はないのでしょうか?

出来れば、Master/Slave接続する場合は、メーカーを揃えたほうが安全です。

そのほうが、相性問題は出にくくなります。

発熱と搭載位置の問題を気にするのであれば、別途、長さに余裕のあるATAケーブルを用意して、現在の状態でも接続出来るようにすれば良いかと思います。


個人的な意見ですが、正直、私はMaxtor製品を信用していませんので、信用していないHDDは使用しません。

現に、ウチではMaxtor製のHDDは、全滅しましたから…。

WesternDigital、HGST(日立)は、ほとんど生き残っていますし、SeagateやIBM製も、6割位は生き残っています。

全滅したのはMaxtorと富士通だけです。

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