【iMac Late2013 Fusion Driveモデルとオーディオインターフェース(Audio IF)の互換性に関する問題】
- iMac Late2013 Fusion Drive搭載モデルにAudio IFを接続して使用するとノイズ、接続の解除、Audio IFのフリーズなどの症状が頻繁に発生する
- この問題はiMac Late2013 Fusion Drive搭載モデルでのみ発生する
- 同じiMac Late2013でもHDD、SSD搭載モデルではこの問題は発生しない
- Thunderbolt、USB、FireWireなど、接続形式の種類に関係なく発生する
- 現在までに正常に動作するAudio IFのメーカー、モデルはともに存在しない
AppleCareサポートへ問い合わせると、
AppleStoreで購入されたのなら、14日以内なら返品出来ますけれど?
http://store.apple.com/jp/help/returns_refund
製品に瑕疵があるとお考えの場合は、AppleCare サービス&サポートラインに電話をして下さい。
http://store.apple.com/jp/browse/open/salespolicies
どなたもこのような返答をされるはずです。
音楽制作をされている方なら、問題が発生した時にどんな行動をするかはほぼ共通しているはずです。まず、問題の切り分けをします。ソフトウェアの問題なのか、ハードウェアの問題なのか、その両方なのか、ですね。Audio IFに関連した不具合の場合ドライバを疑うことが一般的だと思います。そして異なるバージョンのドライバを試してみます。解決しなかった場合、違う世代のMacへAudio IFを接続して動作確認をします。ついでに変換の有無など異なる接続方式も試します。そこではじめて『新規購入したiMac Late2013と使用しているAudio IFの互換性の問題』を疑います。
ここでまず使用しているAudio IFのモデルに固有の問題か確認するためにAudio IFのメーカーに問い合わせるのが普通だと思います。私の場合はMOTUでしたが類似の報告は無いとのことでした。しかし、いくつかのアドバイスを受け、それらを実行しました。MOTUが推奨する接続ケーブルを新しく購入したり、それでもダメでしたのでさらに昇圧トランスを購入して試しましたが改善しませんでした。私が使用しているDAWのディスカッションボードでも質問をしましたが、同様の不具合に遭遇している人はまだ存在しませんでした。私は昨年の10月はじめの購入でしたが、この時点ですでに2週間は経過しています。
この段階で『iMac Late2013 Fusion Driveでのみ発生する問題』であると誰が予見できたでしょうか?
Appleのエンジニアが認知している事と、問題が解決するのは別の話です。この問題について私がAppleに報告してから半年になろうとしています。半年の間、Appleのエンジニアは何をしていたのでしょうか。もちろん早い問題の解決を望みます。ですが、切羽詰まったミュージシャンやエンジニアに対して待たせる以外の解決策を用意しても良いのではないでしょうか。別にWindowsに乗り換えるというわけではありませんし、一度返金をしてもらえれば違うモデルを再び購入することが可能になるからです。
残念ながら日本では仕事でMacを使用している場合、『消費者』とみなされないので消費生活センターの仲裁は受けられませんし、イギリスなどのように『購入目的を満たせなかった場合、返品もしくは交換することができる』という法律もありません。
繰り返しになりますが、10.9.2で解決される保証はどこにもありません。ですから現実的として『今』できる解決法を望んでいるというだけなのです。
補足:
粕谷 明さん
あなたの発言を引用したのは、発言を批判する意図によるものではありません。ご不快に感じましたら申し訳ありません。
ですが、この問題に遭遇して悩んでいるミュージシャン/エンジニアの心中を察していただけたら幸いです。
*一部編集させていただきました。Apple Inc.