iMac (2011 mid) 「ノードの構造が正しくありません」、データ救出方法は?

メインで使用しているiMac 27inch (2011 mid)が、3日前クラッシュして、ディスクユーティリティで修復を試みたら、「ノードの構造が正しくありません」、さらに「キー長が正しくありません」(2つ目のキー長のエラーメッセージはうろ覚えなので確かではありませんが)と赤文字でエラー表示が出て、修復不可能でした。そのまま終了して電源をきり、現在対策を練っているところです。過去に同じエラーメッセージが出た症例2つのスレッドも読んだところ、手順が難しそうだったので、全部を読み込んではないのですが、中々厳しい状況なのだと今更ながら知って、かなり不安です。それを参考に自力で試そうと思っていたのですが、バックアップ用外付けHDDの使用方法で質問が出てきたので、ここでお聞きすることにしました。


誠にお恥ずかしいことながら、全くバックアップをとっていませんでした(涙)。中のデータをなんとか無事に救出し、外付けHDDにコピーした後、OSをクリーンインストールして解決したいのですが、試そうと考えている方法であっているのか、また、他にもっとよい方法があれば、それと細かい手順をお教え願えないでしょうか。ちょっと外付けHDDの扱いに考えあぐねているので、そのアドバイスもできればお願いします。

長年のMacユーザーですが、テクニカル知識はほとんどなく、初心者とほぼ同等の状態です。

かなり長文になりますが、ご容赦下さい。何卒よろしくお願い致します。


使用環境は

iMac 27inch (2011 mid) 2.7GHz Intel Core i5

OS Lion 10.7.5

1TB HDD 12GBメモリ


中に入っているデータは、古いMacから引き継いだデータも含まれているので、中には約10年分(汗)の写真データ、メールデータ、ユーザー設定データや、細かい書類データ、などなど諦めきれないデータがたくさん入っています。うろ覚えですが、1TBの容量のうち約30%ほど使用、つまりOSやソフトも含め、約300GB使用中です。


クラッシュに至るまでの詳しい状況


まず原因と考えられることは一つ、日頃からFirefoxを複数タブを同時に開き(ウィンドウを5つ、タブを合計約50ほど開きっぱなし)、かなり一日中毎日使っていました。それにより動作が重く、頻繁にフリーズ→強制終了を繰り返してきた為、かなり積み重なる負荷をかけてしまったようです。

それが、クラッシュの半日ほど前、Finderが応答しません、の状態になってしまい、電源を押して強制終了しました。そこでOSを普通に再起動した状態で、ディスクユーティリティで検証した所、ハードディスクに異常ありません。と出たので、安心してしまい、また同様の使い方をしていました。危機感が足りませんでした(汗)。

その後、同時に立ち上げていた3つのアプリ(Firefox, Excel, Thunderbird)ともフリーズし、Finderまでもフリーズした為、電源から強制終了しました。

さすがにそれは今までに経験したことがなく、異常だったので、Recoveryモードで起動させ、ディスクユーティリティにかけた所、1回目は「ノードの構造が正しくありません」のエラーで修復できず、え?と思い、もう一度検証したら、今度はさらに「キー長が正しくありません」のエラーと2つに増えてしまい、それ以上いじると悪化させると思い、終了して電源を切りました。

まずはバックアップをとってないデータが最重要なので、へたにあれこれ試して、まだ無事だったかもしれないデータを完全にダメにしたくないので、対策の準備ができるまではと思い、それから触っていません。なので、まだ普通に起動できるかどうかは確認していません。一度起動しても、その次からはダメかもしれないので、次にもし起動したら、その時にデータを外付けHDDに移す作業をしたいのです。


そこで、今、手元にある道具というか機器は、

MacBook 13.3inch (2007 late) 2.2GHz Intel Core 2 DUO (サブコンピューターとして、主にTVに繋いで動画鑑賞用として使用)

OS Snow Leopard 10.6.8 (OS LionをOnline購入し、インストーラーダウンロードして、別に予備のインストーラーとしてUSBメモリで作成済み(但し、正常に動くか試していない)

160GB HDD (125GB Mac HD+35GB Win XP) 2GBメモリ(4GBに増設予定で、注文済み。明日かあさって届く予定、しかし今はMacBookが頼りの綱なので、これまで不具合になると困る為、メモリ増設作業はiMacを修復して大丈夫になった後にしたい。が、メモリ不足で動作が遅いのも心配)


外付けHDD 3台

Western Digital My Book Studio Edition 1TB (USB2.0 or Firewireで接続可能) MacBookのバックアップ用で使用。購入したOS LionをUSBメモリインストーラーから入れて、起動可能ディスクにするつもりで、現在3パーティション(1.OS Lion用(現在は空) 2.Mac Data用 3.Win Data用)にしてMacBookのバックアップデータを移した所ですが、色々検索していた過程で、当初、外付けのパーティションにMac OSではなく、Win 7をインストールして、使うつもりでセットアップした為、GUID パーティションテーブルになっておらず、さらに外付けHDDでBoot CampのWinをインストールできないと知り、データを消してフォーマットしなおす必要があります。


Western Digital My Book Essential 2TB (USB3.0対応だが、iMacがUSB2.0ポートなので、2.0の速度しか出せず) 使用済みなので、中身を消去してフォーマットし直す必要あり。確か3年ほど前に購入。2年以上使用してなかったので記憶が不確かですが、多分古いMac(G4)のバックアップ用で使ったと思う。

Western Digital My Book for Mac 2TB (USB3.0対応だが、iMacがUSB2.0ポートなので、2.0の速度しか出せず) 新品。Mac用フォーマット済みながら、一からセットアップして、パーティション作るなどフォーマットの必要あり。

外付けHDDのセットアップ作業に慣れてない為、多分時間もかかるし、何度もやり直しになる可能性大。マニュアルをざっと読むと、色々設定項目などたくさんあり、正しく設定できるか不安あり。


iMacが次に起動してマウントすると仮定してですが、考えている方法と質問は、

・外付けHDDをフォーマットして、OS Lionを入れ、外付けHDDから起動して、iMac内のデータを注意深く、手動で外付けにコピー。外付けHDDを設定するのに、瀕死状態のiMacでその作業するのは負荷がかかるので、MacBookで準備した後、iMacに繋いで使用したい。それは可能でしょうか?iMacのバックアップ起動ディスク兼、のちにパーティションの一つをTime Machineとしても使用するには、iMac起動して、iMacのOS Lionをインストールしないと使えないのでしょうか?

・データを移動するのに、一度にするとクラッシュして臨終の可能性もあるので、やはり手動で一つ一つファイルをコピー(数GBずつ?)した方が時間はかかるが確実でしょうか?できれば、iMac内のデータをどれも諦めることなく丸ごと移したいのですが、手動だとコピーし忘れがでそうで、それなら、データ救出ソフト(Data Rescue 4など?)を使って、効率的に移した方がいいでしょうか?(しかし数百GBもの大容量、何日かかるか。それは手動の方がもっと時間かかりますね^^;)

・データコピー速度とiMacへの負担を考えると、Firewireで使えるWD My Book Studio 1TBにデータ移した方がいいのでしょうが、今後もバックアップ起動用とTime Machine用として使うには容量が1TBでは少ないので、あとで2TBのHDDと中身を入れ替える必要があります(しかし、どうやって?)。160GBのMacBookに2TBのバックアップ外付けは大きすぎて必要もないし。そうすると、やはり遅くてもUSB2.0の2TB外付けHDDでiMacに使うべきでしょうか?

・無事、データをバックアップできたとして、その後、iMac OS Lionをクリーンインストールして動作確認できたら、内蔵HDDをパーティションして、Boot CampでWin 7をインストールする予定です。


と、ここまででは、単にバックアップにデータ移動の方法を聞いているだけですね(汗)。

iMacのHDDがマウントしなかったり、起動できなかった場合の対処は、もっと複雑で大変だと思いますが、長過ぎてしまったので、一旦ここで終わります。

上手に簡潔に文章をまとめることができず、申し訳ありません。m(_ _)m

iMac (27-inch Mid 2011), Mac OS X (10.7.5), 1TB内蔵HDD 12GBメモリ

投稿日 2015/02/10 08:35

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返信: 48

2015/02/18 22:43 nena への返信

1. iMacを外付けHDDと繋いで、外付けHDDから起動を試みて電源をつけても、もし起動しなかった場合、PRAMリセットをやってみるべきでしょうか?

しかし、PRAMリセットで起動すると、外付けではなくiMacからの起動にしてしまうので、それではよくないですよね。

現実にトラブルの渦中にあるのに、「もし」を気にしていたら、何も出来ませんよ?

PRAMクリアをしようとしまいと、Optionキー起動をしてスタートアップマネージャで起動ディスクを選ぶなら、何の問題も無いです。

外付ディスクが候補に出ないようなら、MacBookと繋いでターゲットディスクモードの方法を試せば良いだけです。



2. MacBookのバックアップ用に使っていて、GUIDパーティションになっていなかったWD MyBook Studio 1TBを、起動用にフォーマットし直して使う為、0初期化したのですが、9時間もかかってしまいました。今までしたことがなかったので、そんなに長時間かかるとは知りませんでした(汗)。

iMacから無事データを救出できたとして、iMac 内蔵HDDを0初期化するときも、同じくらいの時間か、(iMacのほうが使用容量は圧倒的に大きいので)それ以上時間がかかると思ったらよいでしょうか?


HDDの全領域に0を書き込むのですから、時間がかかって当然です。

まして、MacBookに繋いだのなら、USB2.0の転送レートで行なっているのですから。

iMacの場合は、内蔵HDDはSATA接続されているので、USB接続のHDDと同容量なら、最大4倍以上の速度で処理は行なわれます。

でも、時間がかかる事を気にするより、iMacのデータを無事に救出する事の方が重要なのでは?


私の場合、HDDを新規に購入して来た時は、WIndows PCにUSB3.0かeSATAで接続して、HDDメーカーが提供している検査ツールで完全に検査してから使用しますけれど、簡易テスト、詳細テスト、全領域0書き込みを行なうのに、2TBのHDDで約半日かかります。

そのような処理の為に、別途にPCを用意しているようなものです。

(新型のHDDが発売されるとテストしてみたくなる性分なので…)


現在のMacへの負荷や時間を気にするのであれば、上でni_kiさんが助言してくれているように、新しいMacを買ってしまうのも1つの手では?

2015/02/19 02:51 粕谷 明 への返信

粕谷さん

本当に辛抱強くお付き合いいただき、質問に丁寧に答えていただいて、本当にありがとうございます。

時差があり、実際にiMacでの作業を始めてから疑問や問題が出てきても、リアルタイムでここでお聞きすることもできず、その場で自分で対処する必要があるため、ついついあらゆる可能性を想定して、準備しておこうと思うあまり、色々可能性の話をお聞きしてしまい、すみませんでした。😕


HDDの全領域に0を書き込むのですから、時間がかかって当然です。

まして、MacBookに繋いだのなら、USB2.0の転送レートで行なっているのですから。

iMacの場合は、内蔵HDDはSATA接続されているので、USB接続のHDDと同容量なら、最大4倍以上の速度で処理は行なわれます。

でも、時間がかかる事を気にするより、iMacのデータを無事に救出する事の方が重要なのでは?


すみません、書き忘れていました。MacBookとはFirewire800-400で繋いでいました。内蔵HDDはもっと速い処理が行われるんですね。了解しました。

あと、私の書き方が悪かったですね。時間がかかるのが嫌なわけではなく、それが通常かかる妥当な時間なのか確認したかっただけなんです。検索してみても3時間とか5時間との体験談しか見当たらなかったもので。

最初からそのぐらいの時間がかかるのが普通で、iMac HDDに異常や初期化作業に問題があるせいではないとわかっていれば、安心です。そうであれば9時間だろうが12時間だろうが大丈夫です。🙂


これだけ色々な初歩的なことまで質問して、iMacの確認をするのが不安なら、さっさと修理店に依頼して処理してもらえばいいと、さぞかしあきれていらっしゃるでしょうね(汗)。

お恥ずかしいことですが、経済的にかなり切羽詰まっている状態なので、新しいMacに買い替える選択肢はありません。


週末以降に作業にとりかかりますので、またアドバイスをいただければ幸いです。ありがとうございます。🙂

2015/02/28 18:55 nena への返信

大変ご報告が遅くなり、すみません。m(_ _)m

仕事関係の処理が長引いてしまい、こんなに日にちが経ってしまいました。

まだ途中経過なのですが


外付けHDD 1TBにOS Lionを入れ、起動用ディスクとして、iMacとFirewire800-800で繋いで、外付けHDDから起動してみた所、無事iMac内蔵HDDもマウントしました。

そこで喜んだのもつかの間、早速重要なファイルからコピーし始めた所、恐ろしく時間がかかるのです。

1KB程度の小さな小さなファイルでも1分近くかかってしまうのですが、何が悪いんでしょう?

これでは何十GBにもなるiPhotoデータやThunderbirdのメールデータのコピーなど、不可能になってしまいます。

なにか設定を変えるか、変更したら普通の速さでコピーできるようになるのでしょうか?Firewireではなく、USB2.0で繋いで試してみた方がいいでしょうか?

もしくは、別の2TBの外付けHDD(USB2.0)に変えてみて試すべきでしょうか?

しかし、それをするには一度電源を落として、また起動する必要がありますが・・・。


それとも、もうiMac内蔵HDDが息絶え絶えに死にかけていて、打つ手はないのでしょうか?

何が原因か、解決策はあるのか、教えていただけると助かります。

2015/02/28 22:54 nena への返信

iMac内蔵HDDの状態を確認しようと思い、外付けHDDで起動中のディスクユーティリティでチェックしてみました。

以前、粕谷さんに教えていただいたチェック事項を確認したところ、S.M.A.R.T.状況は検証済みとなっているものの、詳細情報を見てみると、下記画像のようになっていました。(上手に画像をアップできるかわからないですが)


ユーザがアップロードしたファイル

粕谷さんがアップしてたサンプル画像の、「オフラインスキャン回復不能セクタ数」の項目は見当たらないのですが、「Rawエラー率」が0にはなっていないので、HDDがやられてしまっているのでしょうか?

このままiMacを起動したまま、データ復旧を試みても、時間が経てば経つほど、HDDが悪化してしまいしょうでしょうか?

どうしたらいいでしょうか?


ちなみに、データコピーの遅さは相変わらずですが、なんか波があって同じ程度の大きさの同様のファイルでも速い時と遅い時があります。

試しに、無線ネットワークでつながっているMacBookの外付けHDDにデータをコピーしてみても、同じぐらいの遅さでした。

Firewireで直にiMacと外付けHDDを繋いだら速いかと思ったのですが、Firewireケーブルに問題があるのでしょうか。1TB WD MyBook Studioに付属でついてきてて未使用だったFirewireを使っているのですが・・・。

2015/02/28 23:08 nena への返信

なんか波があって同じ程度の大きさの同様のファイルでも速い時と遅い時があります。


もちろん、


Firewireケーブルに問題があるのでしょうか。


の可能性も無いことは無いですが、それよりもむしろ、HDDにトラブルを抱えていて、そのトラブルのためにシークとか読み出しに時間がかかっているのでは…?

2015/03/01 04:00 nena への返信

Rawエラーとシークエラーが出ていますから、転送モードがPIOモードになっているのでは?

何回かシークエラーが連続して起きると、SATAの転送モードからPIOモード(16.6MB/秒)に切り替わる場合がありますから。

さらに、回復不能セクタも1になっていますから、記録ディスク面上にも読み書き不能部分が出来ていますから、そのHDDは初期化したとしても安心して使用する事は出来ません。

転送速度が劇遅PIOであろうと、動くのであればそのままコピーを続けた方が無難です。

UltraDMA CRCにエラーが出ていないのだから、SATAやFirewire経路上のエラーは出ていないと思います。

2015/03/01 05:13 粕谷 明 への返信

粕谷さん、辛抱強くお付き合いいただき、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございます!

なるほどHDDのほうで判断して、転送モードをPIOモードという遅いモードに切り替わってしまっているのですね。

それは、こちらでは元に切り替えることもできず、どうにもならないんですね。

案外USBケーブルに変えたら速くなったりして、なんてことはあり得ないですよね(^^;)。

当初はソフトの問題で、マウントさえされるならHDDは大丈夫かな〜と希望的観測でいたのですが、さすがにもうこのHDDはデータ救出した後は、新しいHDDと取り替えてもらうより他なさそうですね。HDDは買い替える覚悟はできました。でもその前にデータですね。


こんなに劇遅速度であっても、少しずつでもこのままデータを外付けHDDにコピーでいいんですね。

内蔵HDDの内容はフォルダもファイルも、普通に名前も元のまま、ちゃんと見えているのでなんとか全て救出したいです。


しかし、1MB程度のファイルをコピーするのに25分とかかかってるんですが、それ以上大きいファイルをコピーしたらフリーズとかする可能性もあるでしょうね。。。

iPhoto Libraryは、それだけで18GBぐらいあるんですが、圧縮した方がいいですか?圧縮したとしても、とてつもない時間がかかりそうですね?単純計算だと、25分の1800倍ですか・・・。

まぁ、やってみないとわからないですが、大きいファイルだとそのままフリーズの可能性があるので、なるべく小さい容量のファイルからコピーしてった方が、よさそうですかね。

しかし、重要度からいくと、容量の大きいiPhotoデータに、Thunderbirdメールデータ、iTunesデータなど、すべて数十GBもするものばかりです〜(;;)。


たとえアップル専門店に依頼しても、データ救出するには、この転送速度で地道にコピー作業に変わりはないのでしょうか?

データ救出ソフトを使うとしても、転送速度が劇遅なのは変わらないですよね。

とてもそんなに時間を割いてデータ救出してくれるとは思えず、適当な所で見切りをつけて、救出できませんでしたと返される気がしちゃいます。

2015/03/01 05:23 nena への返信

間違えました。18GBは1MBの1800倍ではなく、18000倍ですね(汗)。正確には18432倍でしょうか。


どなたか、同様の状況になり、劇遅速度でデータ救出された経験のある方いるでしょうか?

それとも、皆さん、その状況ではもうデータは諦めてしまっているんでしょうか。。。

2015/03/01 05:30 nena への返信

その状況ではもうデータは諦めてしまっているんでしょうか。。。


このトピックでは後の祭りなんですが、そのために日常からデータのバックアップをしています…。HDDが飛んでも、最悪で半日分のデータしか失わないようにはなっています…。

2015/03/01 06:49 nena への返信

通称「PIO病」と呼ばれる状態になっていると推測出来ます。

Googleで「PIO病」で検索してみると沢山ヒットすると思いますよ。

CPUが転送作業を全て行なわなければいけないPIO転送では非常に速度が低速になりますが、DMA転送ではDMAコントローラ(UltraATAやSATAのコントローラ)が仲介してくれるので高速転送が可能になっています。

PIOモードと、それ以降のUltraATAやSATAのDMA転送の違いは、下記のページの説明が判りやすいと思います。

http://www.uquest.co.jp/embedded/learning/lecture36.html


なお、この状態でData Rescue等を使っても、HDDの転送速度は変わらないので、かえって処理に時間がかかるだけです。

iMacをSMCリセットをする事で、一旦DMAモードに戻る可能性もありますが、またシークエラーが連続して発生したらPIOモードに戻ってしまいますから、かえって負担をかけるだけになってしまう可能性が高いので、やめておいた方が良いです。


昔は、PIO病は良くある話でしたから、私は根気よく時間をかけてデータサルベージをしましたよ。

まあ、自分のMacやPCは大抵はバックアップを取ってあるので、最近は、友人知人のHDDからデータを回収する作業ばかりですが…。

PIOモードのHDDを強制的にDMAモードで動かす機材も一応あるので…。


もし、専門の業者に依頼する場合は、HDDを取り出して、十分に冷却をしながら、電源も十分に安定した状態で動作させてデータを取り出します。

また、PIOモードにならないように、強制的にSATAモードで動かす技術も大抵は持っています。

それでもダメな場合は、業者にもよりますが、HDDの基板やヘッドを交換したりしてみる場合もあります。

2015/03/02 04:33 粕谷 明 への返信

粕谷さん

PIO病というのですね。わかりやすく説明していただき、またリンクまでも教えていただき、ありがとうございました。

とりあえず、小分けにして容量の小さいファイルでコピーできる、アドレスブックやカレンダーのデータと、Thunderbirdのメールデータは確保しました。

iMac HDD内のThunderbirdのフォルダは、ファイル名や日付など他は全てはっきり見えているのですが、サイズの7.17GBの数字だけ薄くグレーになっていて、そのフォルダ内の実際見えているファイルの合計のサイズだと3GBほど足りないのですが、消えてしまったのか、もしくはデータレスキューなどのソフトを使わないと現れないのでしょうね。

幸い2年前までのThunderbirdデータは、MacBookにバックアップがとってあったので、それと合わせて継ぎはぎで足して、完全に同じサイズとまではいかないですが、ほぼ近いサイズにはなりました。iMacの外付けHDDにではなく、無線LANでMacBookに繋いである外付けHDDにとばして、そちらでとりあえず復元してThunderbirdで動作確認してみました。多少抜けているメールはあるかもしれませんが、多分ほとんど無事でひと安心でした。


ただ問題は大容量の写真データです。iTunes音楽データは、最悪、また地道に一つ一つCDから取り込んだらいいですが、写真は代わりがないので(だからこそバックアップは必須だったのに。。。)、無理に18GBのiPhoto Libraryをコピーしようとして、フリーズして強制終了するはめになったら、今度こそHDDを完全に殺してしまうかもですよね。他にも救出したいデータはたくさんあるのに。

iPhotoを使うより前の約8年分(汗)の写真は、書類フォルダに日付毎のフォルダに分けて入っていて、それを一つずつこの転送速度でコピーしていくのは難しそうです。それだけで約50GBほどありますし。


やはり近所のアップル専門店に、データ救出とHDD交換を頼むよりほかなさそうです。かなりの出費は痛いですが、どのみちHDDを新しく交換しないといけないし、それも合わせての出費は仕方ないですね。新しい2TB 内蔵HDDと合わせて、日本円にしてトータルで約5万円だそうです。ただ救出できない可能性ももちろんあるので、どこまで自力で地道に以前の写真を救出して、あとをお店に依頼するかの判断が難しいところです。それとお店ではもちろん英語版で対応するので、日本語のフォルダ名やファイル名が文字化けや違う名前になって順番もなにもかもわからなくなる可能性があり、不安ですが、しかたないです。

アップル専門店でデータ救出できない場合は、遠くにある専門業者に送って頼めるそうですが、日本円にして約8万〜20万円ほどかかるそうで、さすがにそれは無理です。


こんなに長い期間をかけて、さんざんあれこれと転ばぬ先の杖で、いろんな可能性を想定して質問してきて、たくさんのアドバイスや回答をいただいたのに、結局最終的にはお店に頼むことになるなんて、本当に申し訳ありません〜!m(_ _)m

なんとか自力で救出できればと思っていたのですが・・・、マウントさえできれば、あとはコピーしていくだけだと甘く見ていたら、まさか転送速度がこんなことになるとは想像もしていませんでした。😕

でも色々と粕谷さんから懇切丁寧にアドバイスをいただけて、色々勉強になりました。本当に本当にありがとうございました!!


最終的にお店でデータ救出できたのか、どんな状態で戻ってきたのか、1週間〜10日後ぐらいになると思いますが、またご報告するつもりです。

もうその頃には誰も読んでないと思いますが・・・(苦笑)。


粕谷さん、ni_kiさん、HALさん、NO9さん、返信及びアドバイスありがとうございました!

2015/03/02 05:32 nena への返信

無理に18GBのiPhoto Libraryをコピーしようとして、フリーズして強制終了するはめになったら、今度こそHDDを完全に殺してしまうかもですよね。

転送速度が遅いだけですから、冷却が十分に出来ている状態なら、フリーズしたりしないと思いますよ。

かえってファイルサイズが大きい画像データ等のほうが、PIOの転送速度の理論値に近い16.6MB/秒の速度に近いスピードが出ると思いますし。

(異常にHDD内のファイルが断片化していれば速度は遅くなりますが)


やはり近所のアップル専門店に、データ救出とHDD交換を頼むよりほかなさそうです。かなりの出費は痛いですが、どのみちHDDを新しく交換しないといけないし、それも合わせての出費は仕方ないですね。新しい2TB 内蔵HDDと合わせて、日本円にしてトータルで約5万円だそうです。

なんか、データレスキュー費用とHDD交換代で5万円というのは、安過ぎて心配ですが…。

もしくは、内蔵HDDだけ交換して貰って、取り出した現在のHDDを、冷却能力の高いHDDケースに突っ込んで時間をかけてコピーする手もあるのでは?

下記の0GBモデルを購入して、HDDを入れてみるとか…。

http://jp.transcend-info.com/Products/No-400

2015/03/03 03:26 粕谷 明 への返信

転送速度が遅いだけですから、冷却が十分に出来ている状態なら、フリーズしたりしないと思いますよ。

春になって段々暖かくなってきたせいか、昨日はiMac周りの気温が24.5℃まで上がってしまったので、扇風機を出して斜め後方から風をあてていました。

今は深夜で少し気温も下がったのであてていませんが。


昨日コピーしたThunderbirdデータですが、MacBookにあった2年前のバックアップと混ぜてまとめたせいか、フィルタ機能が不具合だったり、途中抜けているメールがあったりと、やはり不完全でした。なので、またiMacからThunderbirdデータをコピーしなおしてます。現在defaultフォルダの中のMailフォルダをコピー中ですが、約3GBのフォルダで予定完了時間が8時間となっていました。


なんか、データレスキュー費用とHDD交換代で5万円というのは、安過ぎて心配ですが…。

もしくは、内蔵HDDだけ交換して貰って、取り出した現在のHDDを、冷却能力の高いHDDケースに突っ込んで時間をかけてコピーする手もあるのでは?

冷却機能付きHDDケースの紹介、ありがとうございました。こっちでも手に入るといいのですが・・・。

そうなんですよねー、修理専門店の人ではないので、どれだけ知識と経験があるのか一抹の不安があります。そのお店でテックの人は一人しかいないというのもちょっと心配です。でも他のMac専門修理店には自分でお店に運べないので、ピックアップに来てくれるのは、そのアップル専門店だけなんです。

うわぁ〜、悩む所ですねー。

でも、リストの中で昨日書いたように、サイズが薄くグレーになってて不完全なフォルダも結構あって、自力では取り出せないので、お店でなんとか救出できないものかと期待しているのですが。

お店でやってもらって、一部しか救出できずに帰ってきたら、それから冷却能力の高いHDDケースに入れて、地道に残りを救出してみるってのはできないですかね。

お店で救出できなかったということは、もうHDDが完全に壊れてしまって、その後からではコピー不可能ってことになるんでしょうかねー?


できるだけ自力でコピーしてからとか思うと、いつまで経ってもお店に出せなくなるし、しかし来週以降、仕事が忙しくなって作業はほとんどできなくなるので、お店にまかせるしかないような気がします。

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