ちょっと長文になりますが…。
このパソコン、購入してまだ1年ほどなんです。
ん?
MacBook Pro 15-inch Mid2012ですよね?
13-inchモデルは未だに販売が継続されていますが、15-inchモデルは2013年10月下旬で生産は終了しているんですが…。
正規販売店なら、生産終了後にいつまでも在庫が残ってはいないはずなんですけれど?
毎日酷使しているとは言え、故障しかけているという認識でOKでしょうか。
工業製品ですから、絶対に壊れない製品はありません。
1ヶ月で壊れる事もあれば、5年以上無故障という事もあり得ます。
まして、いくらフリー・フォール・センサーを搭載していても、HDDは高速回転しているディスクの上を10nm(0.01ミクロン、1億分の1m)しか離れていない位置でヘッドが動き回っていますから、壊れるときは壊れますし、HDDや光学ドライブは「消耗品」です。
そういう点では、SSDのほうが衝撃には強いですけれど、SSDは全く予兆も無く壊れる事もあるので、一長一短かと。
HDDの構造については、下記のページの説明が解り易いと思います。
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/lecture/20061220/257410/
代替領域を使い始めても、全てのHDDが、直ぐに運用に異常が生じる訳ではありません。
ただ、代替処理済みのセクタだけでなく、代替処理保留中のセクタもある訳ですから、徐々に進んでいる故障の予兆がある以上、気をつけて運用したほうが良いのは確かです。
私の場合は、信用出来ないストレージを、おっかなびっくり使いたくないので、さっさと交換してしまうだけです。
(ただ単にHDDマニアという側面も否定はしませんが…)
HDDの代替領域やS.M.A.R.Tについては、下記のページの説明が解り易いと思います。
http://www.orange-ss.com/column/0103.html
OSのインストールしなおし、もしくはHDDを入れ替えるということは、入っているソフトウェア(Adobeやoffice)は全て入れ直しということになりますよね?
それはWindowsのバックアップをとったとしてもソフト自体は入れ直しなのでしょうか…。
Mac環境のほうは、TimeMachine等で完全にバックアップが取れる状態や、ディスクユーティリティの復元機能で外付HDDに丸々コピーが出来る状態なら、HDD交換後にバックアップから復元すれば良いのですから、ソフトウェアもそのまま使えます。
Windows環境のほうも、WinClone等を使えば、フルバックアップが可能ですから、ソフトの入れ直しも必要ありません。
http://weekly.ascii.jp/elem/000/000/182/182643/
http://amaotob.hatenablog.com/entry/2015/04/11/152433
問題は、現状、既に故障の予兆があるHDDですから、完全なバックアップが出来るかどうかです。
不完全なバックアップでは、復元が出来無い事が多いですから…。
そのような不具合に備えて、正常に稼働している常日頃からバックアップをしておく事が重要なのです。
色々調べてみましたが、こんな私が自分でHDDを交換するのは不可能だと思いますので、業者さんに聞いてみたほうがいいですよね。
自信がない場合は、Apple正規サービスプロバイダや、MacのHDDを交換してくれるMac販売店に相談してみて下さい。
Mac販売店なら、1TB〜1.5TBの標準搭載以上の容量のHDDへの交換や、SSDとHDDを組み合わせた構造のSSHDとか、SSDに交換も可能ですから。
http://www.akibakan.com/guide/wage/index.html
http://www.spirica.jp/support/upgrade/spline/macbook-pro-unibody/
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