Time Capsuleの内部検索ができない

ToMiさん、

興味深い情報ですね。

ちょっと修正しておきました；

$ mdutil -i on /Volumes/DATA （スポットライト　オン）

$ mdutil -i off /Volumes/DATA （スポットライト　オフ）

$ mdutil -s /Volumes/DATA （スポットライト　状況表示）

実際の結果を図9に示します；

図9

私のところでは、

• 設定はdisabledでしたが検索できてました。
• on設定は有効でしたが、しばらく様子見します。
• 今更ですが、ファイル名には大文字・小文字の区別はなかったのでしょうか？

mNeji による書き込み:

ちょっと修正しておきました；

すみません。ご指摘ありがとうございます。確かに「/Volume」ではなく「/Volumes」でした。

今更ですが、ファイル名には大文字・小文字の区別はなかったのでしょうか？

ファイルシステム次第です。

デフォルトで選択されているファイルシステム「Mac OS 拡張（ジャーナリング）」の場合、ファイルの作成時には指定した通りの大文字/小文字で書き込まれますが、ファイル名の一致チェックでは無視されます。（例えば、ターミナルで”LS”と打ち込むと、aliasの「ls」にはマッチせず、PATHにある「/bin/ls」にはマッチするので「/bin/ls」が「/bin/LS」として実行されます。）

もし Linuxなど一般的なUNIX系と同じように大文字／小文字を区別させたい場合には、そのパーティションのフォーマットで「Mac OS 拡張（大文字／小文字を区別、ジャーナリング）」を選ぶことになります。

（UNIX系のツールのソースや、そのコンパイルの場合、一つのディレクトリ（フォルダ）に大文字のもの／小文字のもの／混在したものが同時におくこともあるのでその場合はこちらにする必要があります）

ちなみにFATでの８文字＋拡張子３文字の形式だと小文字は大文字に変換されて書き込まれ、小文字で指定した場合も大文字と一致します。ロングネームやexFATの場合はちょっと思い出せません。

当方の情報を遅ればせながら報告します。

●Mac mini(Mid 2011)

●Mac OS 10.10.5

●Air Mac Time Capsule 1TB（白の角丸弁当）

です。

多くの上級者の方々からのご意見をいただけそうなので、頑張りましょう。

通常はほとんどスポットライトを使わないので、大変に勉強になります。

ToMiさんによると：

ファイルシステム次第です。

デ フォルトで選択されているファイルシステム「Mac OS 拡張（ジャーナリング）」の場合、ファイルの作成時には指定した通りの大文字/小文字で書き込まれますが、ファイル名の一致チェックでは無視されます。 （例えば、ターミナルで”LS”と打ち込むと、aliasの「ls」にはマッチせず、PATHにある「/bin/ls」にはマッチするので「/bin/ls」が「/bin/LS」として実行されます。）

なるほど、「/bin/LS」とはそんな深い背景があったのですね。

ターミナル話のついでに書かせていただくと、「mdutil -sa 」は現状では全て「Indexing enabled. 」でした。

sシステム環境設定「Spotlight」のプライバシーに一度、Time Capsule を登録してから、念のためMac とTime Capsule を再起動して、プライバシーから除外するとどうでしょうか。

sそれとjpg やeps などのアルファベットでも検索しないでしょうか。

ni_kiさん、

関連しそうなので繋げます；

『ターミナルコマンドでOS Xを12倍深く使うための本、まえだ ひさこ著、Rutles、p110~1』を眺めていたら、mdfindの紹介がありました。簡単なエイリアスを作りました；

alias mys="mdfind -onlyin /Volumes/Data $1"

ターミナルでの動作は；

図9

スポットライトも意外と良いものですね、脱帽。

なお、kMDitemTextContent == "foo*"、のようにワイルドカードも使えるようです。

まだ、インデックス構築（更新）中ですが、いくつかわかったこともあるので中間報告です。

テスト環境

Mac : Mac Pro (Early 2008)、 起動ディスクはSSDに換装済み、OS: Yosemite 10.10.5

Server: 2TB NAS - 普及品、AFP 接続、動画／ソフトのインストーラなどを中心に約700MB）

リブートはしていませんが、ni_kiさん提案の除外への追加＆削除を試しました。（状態はmdutil -sで確認）

残念ながら、「Indexing disabled」だったのが除外への追加で「Indexing and searching disabled」になり除外からの削除で「Indexing disabled」に戻っただけで、「indexing enabled」にするには「-i on」実行が必要でした。

そのほか、わかったこと

スポットライトについて

• enabledの状態で「取り出し」を行ったあと、再マウントするとその時点でenabled になっている（再開される）。
• ネットワークディスクのインデックスは（今のところ）/private/var/db/Spotlight-V100/Volumes 以下にボリュームごとに作られる。
• ゲストでマウントした場合と登録ユーザとしてマウントした場合（多分、サーバのホスト名が変わった場合も）別のボリュームとして扱われる。

Finderの検索について（スポットライトのインデックス作成途中）

• 検索対象をそのボリューム（およびそのサブフォルダ）もしくは”共有”にすることで、ネットワークディスク上のファイルも検索可能。
• ただし、除外に含まれているボリューム内は検索対象にならない。
• 検索時間も数十秒かかる。もれなく見つけられたかは未検証。

とりあえず、今はこんなことろです。

mdfind では -name .jpg のようにファイル名（の一部）を指定したりもできますね。（詳しくは「man mdfind」で）

また、問い合わせに使うメタデータのアトリビュート名ですが、あるファイルがどんなアトリビュートをもっているかは「mdls フルバス名」で確認できます。（こちらも詳しくは「man mdls」で）

とりあえず、インデックスの作製が完了してました。この状態での追加情報です。

スポットライトインデックス作製処理について

• 作製されたインデックスデータの総量は約330MB。所要時間は数時間（いつ終了したかは不明、条件次第では日単位になるかも）
• アンマウント（取り出し）をしても、マウントしなおせばアンマウント直前の状態に戻る。
• オンの状態でのアンマウント時には、インデックスデータをドライブ上に書き込もうとする（publish、mdutil -p）が、私の環境では失敗（エラー発生）。

スポットライト検索について

• ネットワークドライブ上の情報については検索結果に含まれない。
• 「Finderにすべてを表示...」を選択した場合「検索：」が［この Mac］になっていることから、この場合はネットワークドライブは含まれないと思われる。
• ここでの検索対象にネットワークドライブを含めるような設定が可能かは不明。

Finderでの検索

• 「この Mac」ではネットワークドライブのデータは検索されない。
• ネットワークドライブ上のフォルダに移動してそこを検索対象にした場合や、共有を選択した場合は検索可能。
• 検索時間は大体１秒未満。

で、まとめですが、少なくとも私の環境では以下の方法で素早くネットワークドライブ上のファイルを検索することができました。

（もちろん、細かいチェック項目はいくらでもありますが）

準備作業

1. ネットワークドライブをマウントする。
2. そのボリュームのインデックスを作製。（mdutil -i on）
3. 完了まで我慢する。

検索

Finderの検索で、「共有」を選択して検索する。

以上、ご参考まで。

解決おめでとうございます。

私のNASの場合とは少し違ったようですね。

fuuya による書き込み:

ただ、別の題名で投稿していますが、

●検索までに少し時間がかかる

●バックアップスピードが有線外付けHDDの４倍遅い

●バックアップスピードがイーサネット接続でも2倍遅い

などから、結構ストレスある商品ですね。

Time CapsuleのWifiスピードが4倍遅い？

リンク先に書き込みましたが、個人的な意見でいえば、特に遅いとは思えません。

検索については、実際どのくらいなんでしょうか。

データ量の他、インデックス作成が完了しているかとか、インデックスがローカルにあるのかTM上にあるのかでも違ってくると思います。

（あくまで私の簡易NASからの類推です。TMでの動作状況を検証できる環境をもっていませんので、確信はありません。）