Mac miniの内部温度と処理速度について

Mac miniの内部温度と処理速度について



Mac miniの温度が極端に高い訳ではないのに処理速度が落ちます。

購入当初からずっとMac miniの動作が重いことで悩んでいました。

一度GeniusBarでも見てもらいましたが、原因の究明には至らず。



本体は触れる程度に収まっていますが、熱いです。

デスクトップタイプの本体ならこんなものだろうと思っていたのですが、、、。



Macs Fan Controlというアプリを導入したところ、

標準の状態だとアイドル状態で内部温度が60度前後になっていました。

回転数は音が気にならない程度、1800前後を推移します。

設定にて50度を上回らない様変更したところ飛躍的に処理速度が上がりました。

回転数は3000を超えるようになったので音は少し気になります。



メタルラックに本体を置いているので熱が逃げにくい訳でも無く、

壁にくっつけている訳でもないです。

季節に関係無く冬でも本体は熱く動作も重い状況でした。



そこで伺いたいのは

・アイドルで60度程度の温度は正常なのか

・60度程度で処理速度が落ちるのは正常なのか

(また、異常なのであれば原因になる箇所はどこなのか)

という点です。



コミュニティで検索しても思う様な回答には行き着けませんでした、

何卒よろしくお願い致します。





細かい経緯は下記に記載させて頂きます。

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Mac mini (Late 2012)

OSX 10.11.4

2.5 GHz Intel Core i5

4 GB 1600 MHz DDR3

Intel HD Graphics 4000 1536 MB



上記スペックのMac miniを使用

ちなみに購入時のOSはMavericksでした。



もともとメインでMBPを使用

メインのPCでは楽曲制作等、比較的高負荷な作業をしています。



持ち出しが多くなったので主にデータ管理、ネット等軽い作業用のサブ機として導入しました。



MBPとスペックがそこまで大きく違わないのに買った時からMac miniの処理速度が遅いと感じていました。

というかMac miniを買った時点でMBPは2年弱使っていたのにそれと比べても格段に遅かったです、



・通常の日本語の変換で虹アイコンになって止まる

・アプリ起動に異常に時間がかかる

・特に気になるのは、システム環境設定を起動するのに毎回20秒近くかかる(MBPでは5秒程度しかかかりません)

症状としてはこの2点、それに伴い全体的に動作が不安定、処理が遅いと感じていました。





・アクティビティモニタでの監視

・使用頻度の低いアプリのアンインストール

・SMCリセット

・PRAMクリア

・セーフモードでの起動

・OSの再インストール

などを試しましたが、全く改善されず



結局はサブ機なので極端に困ることもなかったのでだらだら購入から2年近く経ってしまいました。



冒頭で触れたとおり、つい最近MacsFanControlで内部温度を下げる様にしたところ、立ち所に症状は直ったのですが、

標準の設定でこんなにも動作が重いのはMac mini自体に異常がないのか不安になったため質問させて頂きました。

長文になってしまいましたが、何か情報に不足する点があれば申し付けください。

Mac mini, OS X El Capitan (10.11.4), null

投稿日 2016/05/20 13:12

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投稿日 2016/05/23 08:03

店頭で Mac mini を触ったりした限りですが、

最初の頃の Mac mini(アルミ) は筐体を触るとアイドル時でもけっこう温度が高かったです。

それが、どのモデルからかはっきり覚えてませんが、急に温度が低くなったようです。

Mac mini Late 2012 は 4コア CPU があるモデルのようですが、確か 4コア CPU があった時はまだ高かったように思います。


その筐体の温度からすると、アイドルで (CPU が) 60度くらいあってもおかしくないと思います。

なので、その Mac min Late 2012 では、正常なように思います。

(そもそも、冷却周りの設計が悪かったように思いますが。)


また、

> ・60度程度で処理速度が落ちるのは正常なのか

については、60度だとまだ落ちないようにも思いますが、70~80度くらいなら落ちてもおかしくないように思います。ただ、アイドル時に 60度だとすぐに 70~80度くらいに上がりそうな気はします。

ただ、Mac Fan Control は、数カ所しか温度を測定してなかったと思います。

できれば、もっと多くの箇所を測定し、表示するソフトで確認すると良いと思います。


MacBook Pro との比較については、MacBookPro のモデルが分からないので詳しくは分かりませんが、基本的には同時期であれば MacBook Pro のほうが Mac mini より高性能です。

( Mac mini は、なかなかモデルの更新もされていなかったりしましたし。)

また、特に 15inch なんかだと、MacBook Pro のほうが冷却もしっかりしていると思います。


購入当初から遅いのであれば関係ないかもしれませんが、

HDD の空きは十分ありますか?(できれば空きが 30%以上だと良いと思います。)

また、断片化の可能性もあるので、クリーンインストールしてみるのも良いと思います。(もうしたのであれば不要です。)

また、念のため、Apple HardwareTest を実行してみると良いと思います。


ファンの回転を上げて改善したとのことですので、それで良いかとも思いますが、

改善の案としては、私も HDD を SSD に変更することや、メモリ量を追加(できれば8GB以上) は良いと思います。

HDD はけっこう消費電力(=発熱量)も大きいので、SSD にすれば発熱が減って、CPU の温度も下がる可能性もあると思います。

また、メモリも 4GBは、今の OS にしては少し少ないと思うので、仮想メモリで HDD が働いてそれで発熱が増えている可能性もあると思います。

ただ、SSD にすれば仮想メモリが働いても熱はあまり発生しません。(速度もあまり遅くなりません。)

なので、メモリ消費量の大きなソフトを使わないなら SSD だけでも良いかなと思います。

返信: 20

2016/05/24 22:35 yui への返信

yuiさんによると:


冷却、かなりいろいろやってるんですね。

「下図」というのは、、、スクリーンショットの添付忘れ???

はい、「Mac mini」は必要以上に小型化をしているので、スムーズに動くには環境の整備が不可避です。でも、iMacよりは対策を講じることが出来るのが嬉しいところですね。


済みません、「下図」は次です;

ユーザがアップロードしたファイル

2017/04/18 17:52 ni_ki への返信

それとMac mini の冷却能力は処理能力に関しては案外悪くありません。クロックダウンしないので、ファンが高速回転するのと発熱が多いために冷却が悪いと評されているのか と思います。MacBook Pro は(モデルにもよると思うが)加熱すると発熱そのものを抑えているので、冷却がよいと思われやすいです。発熱を抑えている際は処理能力も抑えているのを観 察するのは結構難しいので。

私の判断基準は、冷却空気の排気量や、筐体の温度、後は CPU など各部の温度、また 写真からの推定ですが冷却空気の通る流路などの様子とかですかね。とは言っても、Mac mini も MacBook xxx も持ってないので、CPU 等の温度などは分からないですが。(時々、このディスカッションの書き込み等で見ますが。)また、Mac mini を見たのも数年前ですし、MacBook xxx についてはあまりしっかりは見てませんが。

Mac mini(2012 以前?) は、CPU 等の温度も高めですし、筐体の温度が高いのも冷却が不十分な証拠のように見えます。特にノートパソコンなんかだとバッテリの減りを抑えるため、CPU の温度の許容範囲以内なら冷却を最小限にするという手もあるとは思いますが。


mNeji さんの投稿したスクリーンショットでも、Ambient Air(周囲の空気) の温度が 60℃となってます。Ambient Air といっても温度センサは筐体の中だとは思いますが、多分、空気の流れが悪いので、ハードディスクや筐体の近くを通る中、CPU の冷却に使う前にここまで温度が上がっているのかと思います。(多分 CPU の冷却ファンに取り込まれるのは、この温度の空気です。)

Mac mini は、光学ドライブが付いていたときの影響か筐体内のスペースを有効に使ってないように見えますし、もう少ししっかりした吸気口さえあれば、同じファン回転数でも空気がよく流れてもっと冷えるだろうにと思ってしまいます。

2017/04/18 17:55 yui への返信

yui さんによる書き込み:

私の判断基準は、冷却空気の排気量や、筐体の温度、後は CPU など各部の温度、また 写真からの推定ですが冷却空気の通る流路などの様子とかですかね。

「排気量が少ない」や「本体の温度が高い」事を「冷却周りの設計が悪い」と表現するならその通りでしょう。

私が先に書き込んだのは、このトピックの主題の加熱と処理能力についての冷却能力についてです。

私が考える冷却能力は少なくとも下記の種類があります。


a. 処理能力に関する冷却能力

b. 外装に関する冷却能力

c. 排気音に関する冷却能力

d. 内部各温度に関する冷却能力


です。他にも有るのかも知れません。また各冷却能力は独立していなくて相互に関連が有るかと思いますので、4項目として良いのかという疑問も有ります。現状では学術研究ではないのでこんな分類かと思っております。

Mac mini は「b.」「c.」については冷却能力は低いです。ただ手に持つわけでも膝に乗せるわけでもないMac mini に「b.」が必要かは疑問です。「c.」についてはファン全開だとうるさいので「低い」と言って間違いないでしょう。「a.」については加熱で処理能力が落ちることは確認できませんので「低い」と断言することは出来ません。Mac mini とMacBook Pro の2011 年モデル同士の比較だとMacBook Pro の「a.」に付いては「冷却能力が低い」と断言できます。「d.」は温度が低ければ低いほどよいと考えるならMac 全般にダメではないかと考えております。

Mac mini(2012 以前?) は、CPU 等の温度も高めですし、筐体の温度が高いのも冷却が不十分な証拠のように見えます。

と言う事で私には、この考え方がありません。温度が低い方が長持ちするからと言う事ならそうかと思いますが。

CPU の冷却に使う前にここまで温度が上がっているのかと思います。

冷却気体の温度が上がっているからと言って熱暴走するわけではないですから冷却は成功しているのではないですか。


なおMac mini 2010 and 2011 で私が確認するかぎり外部からファンで風を当てても内部の温度は下がりません。内部ファンの回転数が下がって帳消しにしてしまいます。CPU の処理が終わった後、早く冷える効果があるかと思ったのですがファンの回転がより早く下がるだけで「早く冷える」効果は確認できませんでした。なので外から風を当てるのはファンの回転を下げる効果は絶大ですが、温度低下効果は無いと思ってよい観察結果となります。ネット上のホームページではMac mini を外部から風を当てて冷やせるという話が多いのですが、私のところでは冷えません。

またMac mini の外装は排熱機構の一部との話も聞いているのですが、これも立証できませんでした。発泡スチロールで上下面を保温しても、内部温度が上がりません。排熱機構の一部なら内部温度に影響が出ると思ったのですが。

2017/04/18 17:58 ni_ki への返信

> 温度が低い方が長持ちするからと言う事ならそうかと思いますが。


そのような考えはあります。CPU が 90度とか 100度とかにときどき上がるようでは、すぐに壊れるわけではないとしても、寿命は短くなるように思います。


> > (Ambient Air 温度(= 60度) について)CPU の冷却に使う前にここまで温度が上がっているのかと思います。

> 冷却気体の温度が上がっているからと言って熱暴走するわけではないですから冷却は成功しているのではないですか。


CPU をこれから冷やそうという空気の温度が高くては、CPU はあまり冷やせません。温度差が重要です。

また、Ambient Air をどこで測定しているか分からないのではっきりは分かりませんが、CPU 冷却前にここまで上がっているなら、冷却空気量が十分でなく、流れが滞っている証拠のようにも見えます。

ただ、それにしても 60度というのは高いので、もしかするとどこかの熱を直接受ける部分で測定しているのかもしれませんが。


> またMac mini の外装は排熱機構の一部との話も聞いているのですが、、、


アルミの筐体ならある程度の熱を放熱させることはできますし、特にここ1〜2年は CPU の消費電力が下がったので、最新の iMac、Mac mini、Mac Book xxx などは、それなりに高い割合の熱を、筐体で放熱できるようになっているように思います(特にアイドル時)。最新の MacBook はファンが無いようなので、ほぼすべてを筐体で放熱させているのかと思います。iPhone や iPad などは昔から。。。

ただ、筐体での放熱は、筐体の表面積や筐体と周囲との温度差、また周囲の空気の流れによって決まり、限度があります。

(筐体の各部に CPU 等からヒートパイプを張り巡らせて、CPU が 80度のとき筐体も 60〜70度くらいになるようにしすれば、もっと放熱できますが。)

Mac mini 2012(?) の頃は、今ほど消費電力は小さくなく、筐体からの放熱を超える分は、冷却ファン&CPU放熱器などで冷やすしかありません。(というか、別にどんどん温度が高くなっていくわけではないので、発熱と放熱のバランスは取れるのですが、あとはどの程度の温度でバランスさせるかです。筐体からの放熱も、冷却ファンの空気による放熱も、周囲との温度差によるので、筐体やヒートシンクの温度が上がればそれに応じて放熱量も増えます。)

で、「冷却ファン&CPU放熱器での放熱」というのは、内部的には、

(a) ファンの性能や吸気抵抗、排気抵抗によって決まる冷却空気量

(b) CPU から放熱器への熱抵抗や放熱器の性能

(c) CPU などの温度(吸気温度との温度差)

によると思いますが、結果としての放熱量は、

(d) 冷却空気の排気量(基本的に上の (a) と同じ)

(e) 冷却空気の吸気温度と排気温度の差

の積(放熱量 = 空気の比熱 x (d) x (e) )です。

(e) の吸気温度は決まってますし、排気温度は上の (c) よりは高くなりませんので、(e) にも限度があります。

なので、(d) が非常に大きく影響します。(例えば Mac Pro などは、消費電力に応じて冷却空気の量が多いはずです。また、さらに冷却空気量を増やせば、CPU などの温度を低くできます。)

もちろん、「冷却空気量が多くても放熱器などの設計が悪ければ CPU の熱を奪えない」とか、「CPU は温度が低いけど、HDD だったり、ある部位の温度が高くて、そこが壊れる」といったこともあるので、各部が適切な温度に冷却できているということがやはり大事なのですが。


> なおMac mini 2010 and 2011 で私が確認するかぎり外部からファンで風を当てても内部の温度は下がりません。•••


おそらく、Mac mini の裏蓋の前側(金属がない部分)にいくつか吸気口を開けて Mac mini を浮かせたり、Mac mini の前面にいくつか穴を開ける(ただし、ノイズでの誤作動などが心配)と冷えるようになる気がします。

(元に戻りませんし、別にお勧めするわけではありません。そのあたりが吸気のボトルネックになっていると思うだけです。なお、冷えることも保証できません。)

(他にも、いくつか吸気抵抗になっている可能性がある場所があります。寸法を測定しながら分解したりすれば、もう少し分かるかもしれませんが。)


新しい Mac mini 2014 を見たら、少し冷却周りも変わっているようです。吸気口(裏蓋のすき間?)が少し大きくなったのかどうかは不明ですが、CPU などは少し冷えやすくなっているように見えます。ただ、ハードディスクの方に空気が行かなくなったように思うので、ちょっと心配です。筐体で冷やすようにしているかな???。

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