High SierraからSierraへダウングレードしたい

jirosanJP さんによる書き込み:

元々入っているOSより下げるのは無理なのかもしれませんが、出来る方法はありませんか？

「1月に買ったMacBookPro」とのことでしたら、Sierraを利用できると思いますよ。なぜならMacBook Pro 2017は、もともと発売開始時点ではSierraだったのですから。

そこでMac本体のOSをダウングレードするのではなく、まずは外付けHDD等にSierraを組み込んで試されてはいかがでしょう。

ちなみに手元のMacBook Proも同じく1月購入（但しTouch Bar付きのCTO品）でして、High Sierraが組み込まれた状態で届きましたけれど、外付けUSBメモリに組み込んだSierraにて起動できます。

1. macOS Sierra の起動可能なインストーラを作成する。

2. macOS Sierra の起動可能なインストーラで起動する。

3. 任意のパーティションに macOS Sierra をインストールする。

新しい macOS で古い macOS のインストーラを開くことはできません。またお使いの MacBook Pro では shift + option + command + R でも High Sierra がインストールされると思います。

macOS をインストールする方法 - Apple サポート

ところで Apple が正式にサポートしていないバージョンへのダウングレードは自己責任です。

Mac に付属していたバージョンまたはそれより新しい互換性のあるバージョンの Mac オペレーティングシステムを使う - Apple サポート

ちなみに USB メモリに macOS をインストールして常用するのは軽めの拷問です。外付け SSD か内蔵ストレージに新しいパーティションを作成してインストールするのが良いと思います。

ホワイト タイガー さんによる書き込み:

メモリーのフォーマットが適切にされている事を前提にしています。

High Sierra で「macOS Sierraインストール」を開いても「この“macOSインストール”アプリケーションは古すぎるため、このバージョンのmacOSでは開けません。」と表示されて開けません。

やることはもう既にハッキリしていますが…。

USBフラッシュメモリーにSierraの起動可能なインストールメディアを作成する。

そのインストールメディアから起動して、外付けHDD等にSierraをインストールして、通常通りSierraが使用できるか確認する。

使用できるなら、そのまま、システムをインストールした外付けHDD等をSierra環境として利用する。

何処が分かりません？

追記：

勿論、そのUSBフラッシュメリーにOSをインストールしてもかまいませんが、私は今まで書いたような理由から、USBフラッシュメモリーは緊急時用のシステムならともかく、通常運用のシステムには向いていないので、外付けHDD等の方が良いのではと思います。

USBフラッシュメモリーだとダメだというわけではありませんので、それはお好みで。

ご参考：「外付けハードディスク (HDD) を起動ディスクとして使用する方法」

さらに追記：

今まで書いていませんでしたが、本格的にSeirra環境も使いたいという話だと、内蔵HDDの容量に余裕があるのでしたら、（外付けHDDを使わずに）内蔵HDDにパーティションを切って、High SierraとSierraのデュアルブートにするという手もあります。

> 純正のがあるのでしょうか？

NO9さんの上げてるサポート文書の通りにやるだけです。

アップル純正のusbインストーラ作成ツール（ターミナルで使うコマンドですけど）はインストーラ自身に含まれてます。

でも、思うのですが、プレインストールがhigh sierraのマシンにsierraをインストールできるのは本当に確率低いですよ。たとえ、high sierraが出てきた頃のマシンでも、すでにsierraはインストールできない可能性は結構高いですよ。チップなどの問題がなくても、ファームウェアの中で古いosxをインストールできなくしてる可能性もありますし。

基本的にはその流れでよいと思いますが、一つ忘れてた…。

High SierraからAPFSでのフォーマットが使えるようになってますが、SierraではHFS+しか使えません。

「Mac のディスクをフォーマットするときに APFS と Mac OS 拡張のどちらを選択するか - Apple サポート」

私はHigh Sierraを使っていないので、この辺りのこと（AFPとHFS+が同居できるのかとか）は全く分かりませんが、そのフォーマット関係の話を除いてはお書きの流れです。

4、起動の際optionを押して内蔵HDDにインストールしたSierraを選び起動させる

うまくいけばシステム環境設定の起動ディスクでも切り替えられるかも。

Sierraは、以下のリンクからインストーラーをダウンロードできます。注意すべき点は、間違ってもダウンロード完了後に「続ける」をクリックして、インストール作業を始めてしまわないこと。

https://itunes.apple.com/jp/app/macos-sierra/id1127487414?ls=1&mt=12

Sierraインストーラーを入手後、私は“DiskMaker X”アプリを利用して、Sierra起動用USBメモリを作成しました。その際に注意すべき点は、最新版“DiskMaker X”はHighSierraディスク作成用なので、一つ前のバージョンを使うことです。

http://diskmakerx.com/whats-this/

jirosanJP による書き込み:

元々入っているOSより下げるのは無理なのかもしれませんが、出来る方法はありませんか？

方法はありません。確かに一つ前くらいのバージョンなら動く可能性もありますが基本的には無理です。

無理やりやるとすればSierraのクリーンインストールです。

“DiskMaker X”を起動させて

なんでそんなサードパーティ製のものを使うのでしょうかね…。

「macOS の起動可能なインストーラを作成する方法 - Apple サポート」

使えないソフトウェアが分かれば、ダウングレードしなくても済む方法があるかもしれませんよ。

不慣れな事が多いようですし（少なくとも、APFSにSierraはインストールは出来ない）、High Sierraで今まで通りに使用できる可能性を探したほうが良いかも。

新品で購入ということですよね。それだとurichin さんがお書きの通りです。

場合によっては仮想環境で動かすとか。

添付された画像の段階まで進んだのなら、ダウンロードは完了しています。表示された「終了」とのボタンをクリックしてその画面は閉じてしまって何ら問題はありません。

その時点で既に、お使いのMacのアプリケーションフォルダー内に、「macOS Sierraインストール」（ver.12.6.03）という約5GBのファイルが存在していると思います。後はそれを“DiskMaker X”等にてお使いいただくだけです。

jirosanJP さんによる書き込み:

作ったUSBだけで起動ができますか？他にデータ格納を聞いてきてOSを更にインストールするのでしょうか？

単独の外付けUSBメモリにて、Sierraを起動し標準のアプリ類を利用できています。「他にデータ格納を聞いてきてOSを更にインストールする」といったことは、しておりません。

jirosanJPさんは「8GBのUSB」にて作業を進められたようですが、それはいくら何でも容量が少な過ぎるかと思います。私が作成したUSBメモリ上のSierra環境ですと、追加のアプリ類を何も入れていない状態でも添付画像のごとく容量を消費しています。

あくまでもjirosanJPさんは、Sierraの“インストーラ”ディスクを作成するのではなく、Sierraが起動できてそこでアプリ類を動かせる環境がお望みなのですよね。それならば、USBメモリでしたら少なくとも32GB以上の物をお使いいただくことをお薦めします。

ライブラリなどをインストールする容量が足らない分を聞いてきたのであれっと思いましたが、単に容量が少なかったのですね。もうちょっと大きなものでやってみます。

？？？

話が噛み合わないな…。

USBフラッシュメモリーに起動可能なインストールメディアを作成したいのか、USBフラッシュメモリーにOSをインストールしてそちらからOSを起動させて、通常の内蔵HDDと同じようにUSBフラッシュメモリーを使いたいのか、どっちなんですか？

今使っているマシンをダウングレードしたいのなら、USBフラッシュメモリーに起動可能なインストーラを作成して、インストーラから内蔵HDD等にインストールをすれば良いだけで、その場合は8GBで十分ですが…。

追記：

内蔵HDDあるいは外付けHDDを用意してそちらにSierraをインストールするためにUSBフラッシュメモリーにインストールメディアを作成したいという話ではないのですか？

USBフラッシュメモリーにOSをインストールして使用するなんて、緊急時メンテナンス用等ならまだしも、通常使用だと遅すぎるは（USBフラッシュメモリーの寿命に関わる）頻繁な書き込みが起こるは、使い物にならないのでは…。