Mac とNAS とUPS と

man を確認したら勉強不足がわかりました。expect は文字列の一致がない場合、timeout で次に処理を渡すコマンドでした。

嫌ならタイムアウトさせないか、timeout 処理をするかのようです。

ようやく合点がいきました。

set timeout 3

spawn ssh niki@10.0.1.2

expect \”xx\”

send \”apple\n\”

expect \”yy\”

send \”sudo shutdown -h now\n\”

send \”orange\n\”

条件分岐がなければ上記で大概、電源オフできそうです。xx,yy は英数ならなんでもOK です。apple, orange は正確なパスワードでないとダメですが。

timeout の数値はNAS が寝ぼけていると大きくした方が良いかもですが。大きすぎるとUPS が先に切れるかも。

一応完成と思ったのですが改良が必要なようです。

なお改良前ですが2度の停電試験(と言ってもUPS のコンセントを抜くだけ。)で2回とも正常に電源オフできました。OMRON 純正の電源オフとexpect コマンドによる電源オフが悪影響あるかと思いましたが大丈夫な良うです。

とりあえず動きましたがexpect コマンドはエスケープと正規表現がサッパリです。

spawn ssh niki@10.0.1.2

expect -re \”niki*\”

でまったくexpect -re が正常に反応しないのでその次に行のsend が動きません。ところがMac 相手なら、

spawn ssh niki@10.0.1.3

expect -re \”*word*\”

でログインできたりします。\ を\\ にしたりしましたがダメでした。

さらに

expect \”パスワードを求めてくる全文\”

にしてみましたが「’」が入っておりダメでした。\’ にして見ましたがやはり動かず。非常に面倒です。

結局、

!#/bin/bash

から

!#/use/bin/expect

でエスケープ不要にして、とりあえず動かせました。

expect \”*word*\”

-re なしで動くので不思議です。!#/use/bin/expect のさいは-re 不要なのですね。

ちなみにこのスクリプトを呼び出すAppleScript で作成したアプリケーションを作成し、そのアプリケーションをOMRON から呼び出します。

AppleScript エディタからコピーペーストした、テキストエディットからの「標準テキスト」でのコピー& ペーストが、ここでおかしな表示をするので別で書き込ませていただきます。

素人が書いたスクリプトですから、何が起きるかは不明です。私のところでは、AppleScript としては動きました。

また上記は実験用のls -l コマンドを実行するスクリプトです。ssh でログイン後、sudo コマンド付きでls -l を実行します。NAS 上で管理者パスワードの入力ができるよう試すためにls コマンドに不要なsudo をつけております。

本番ではsudo shutdown -h を実行します。

たぶん他の人が使う場合は、上の方に書き込まれている変数4 個を自分の環境に合わせれば動くと思います。

ちなみにkey code 102(英数キーを押すのと同じらしい。) とdelay がそこら中に入っているのは念のためです。最後の方のexit とquit はしなくても良い気がしますが、OMRON のスクリプトサンプルが何故かexit しているのでつけてみました。quit は気まぐれにつけてみました。

#!/bin/bash

expect -c “

set timeout 2

spawn sudo ls

expect \”sisyamo\”

send \”apple\n\”

interact

”

上記がMac でも正常に「sudo ls」コマンドが実行されることを確認いたしました。NAS が原因ではないようです。

macOS High Sierra 10.13.3

interact を付けるとそうなるのでしょうか。

expect を使った、いわゆるシェルスクリプトです。

#!/usr/bin/expect -d

set NASUser niki

set NASIP 10.0.1.2

set NASloguinpass apple\r

set NASpass $NASloguinpass

set toNASCommand ssh

set shutcommand "sudo ls\r"

append Hostnama $NASUser @ $NASIP

#set Hostnama $NASUser@$NASIP

set timeout 18

spawn $toNASCommand $Hostnama

expect {

(yes/no) {send "yes\r" ; exp_continue}

-re Password:|password: {send $NASloguinpass}

busy {puts “busy\r” ; exp_continue}

timeout {exit}

}

expect {

NAS {send $shutcommand ; exp_continue}

-re Password:|password {send $NASpass}

timeout {exit}

}

expect {

NAS {exit}

timeout {exit}

}

interact

ni_ki による書き込み:

このNAS はブラウザから設定ができるのですが、どうやらログインしていない又は既にサインアウト済みでも、ある程度の時間、LAN からのシャットダウンを拒否するようです。

説明が曖昧でした。シャットダウンを拒否と書きましたがこれはOMRON のユーティリティからのshutdown コマンドを拒否するという意味です。ssh でログインは成功しますがシャットダウンはできません。

ターミナルから試すとできるので何故、OMRON 製からできないかは原因不明です。

ありがとうございます。

キーチェーンにそのようなコマンドがあったのですね。存じ上げませんでした。記憶させていただきます。

大変申し訳ありません。大事なことを書き込んでいたなかったことに気付きました。expect コマンドがNAS にないようでssh でログイン後、not found が返ってきました。

何か他に応用できないか考えたいと思います。

hohokihai さんによる書き込み：

>ところで、「無停電電源装置（UPS）でシステム終了するまでの時間を設定する」ではダメなのですか？

Mac の方はshutdown コマンドでもOMRON 製ユーティリティーでも、かなりの確率で落とせるので問題少ないのですがNAS の方が高確率でコケております。なのでMac から発するshutdown コマンドとOMRON 製UPS から発するshutdown コマンドで成功率を上げたいと考えております。ちなみに今の所8 回試して3 回コケました。内容は下記です。

以下、初回からの実験結果です。

コケ、成功、コケ、コケ、成功、成功、成功、成功

全部で8 回です。一回目は設定ミスでした。3,4 回目は直接の原因が不明です。ただ、どちらも実験直前(数分くらい。)にNAS の設定画面にSafari でログインしていました。

8 回目の実験はSafari から設定画面にログインしていましたが、正常にシャットダウンされました。

これで何が何やら不明になりした。

連書き失礼します。ここのエディタの都合で、小分けにしないと書きにくいためです。

それで、先のスクリプトですがssh コマンドはパスワードを間違っても3 回聞いてくることを利用しております。yes の入力が不要でも二度目のパスワード問い合わせでssh に成功します。ただしパスワードが違う場合に再度パスワードを確認してくるまで数秒かかるようなのでdelay 10 を入れて時間をかせいでいます。

それと本日、13 時前にUPS とMac の通信が切れておりました。切れると自動で復帰しないので毎日夜中にMac を再起動して通信切れに対応していましたが、それでも切れることがあるようです。これは運に任せるしかなさそうです。更にOMRON ユーティリティの設定と作成して保存しておいたスクリプトも消えておりました。原因は不明です。Mac の再起動に10 分近くかかった症状も確認されたのでOMRON とは無関係な可能性もあります。

ni_ki による書き込み:

ただし、設定後にまだ「通信エラー」が起きていないので実戦で動くかは不明です。ここ数日の経験からは動くはずですが。

昨日の午後2 時過ぎに通信エラーが起きてMac が再起動していたことがUPS のログからわかりました。その前が数日前ですから、頻繁に通信エラーが起きているようです。故障でなければ良いのですが。

とりあえず通信エラースクリプトが機能することはわかりました。そに点はめでたいです。

expect コマンドの方は勉強中で進展ありません。

スクリプトの公開に向けて検証を進めた結果、謎が深まりました。ただしとりあえずUPS をコンセントから抜くと作成したスプリプトでNAS はシャットダウンできました。

生まれた謎が下記です。!#/bin/bash でNAS にssh でログイン後で

expect \”NAS\”

send \”sudo ls -l\n\”

expect \”Password\”

send \”apple\n\”

expect \”NAS\”

send \”exit\n\”

プロンプトに含まれる「NAS」という文字と部分一致させてsudo 付きでls コマンドを入力しパスワードを聞いて来たらパスワード「apple」を入力。コマンドが実行されてプロンプトが戻ったかを「NAS」という文字の部分一致で確認し「exit」するスクリプトです。一見正常に動きますが、実は異常がありました。

下記でも動くのです。

expect \”NAS\”

send \”sudo ls -l\n\”

expect \”Password\”

send \”apple\n\”

expect \”kyabetu\”

send \”exit\n\”

下から二行目expect コマンドにワザと部分一致しない文字列を指定します。私の浅い認識では文字列が一致しないので最後の「exit」は実行されないと思っておりましたが、試すとタイムアウト時に最後のexit が実行されて終了します。別の原因でログアウト処理しているかもと思いsend \”w\n\” に変えたらw が実行されました。

expect は一致しないと処理を止めると思っていたのですが最後に方は何か決まりがあるのでしょうか。

expect \”Password\” は一致しないと延々と止まるのですが。

ちなみにダミーをかませて条件分岐で一応回避はできるようです。何か大勘違いしている気はしますが。

expect \”dummy\” {

send \”nanika\”

} \”kyabetu\” {

send \”exit\n\”

}

上記だと「kyabetu」が一致しないとexit しません。

一晩、検証して見ました。結果、

expect

send

......

expect

send

で書いた場合は、すべてのsend が前行のexpect の結果に関わらず実行されます。

また条件分岐で、

expect \”dummy\” {

send \”dummy\”

} \”NAS\” {

send \”ls\”

expect \”nissinn\”

send \”sannma\”

}

とすると「NAS」が一致すると、ls が実行されるのは当然ですが、「nissinn」は合致しなくても「sannma」が実行されます。「NAS」が一致しなければ「sannma」は実行されず、次があるなら次に移行します。

ではexpect \”nissinn\” は何もしていないかというと、そうでもなく「nissinn」が合致すれば即座に次行のsend が実行されます。合致しないと数秒もたつきます。

ちなみにこの症状はMac からSynology のNAS にssh でログインしての事です。ログイン前はexpect が一致を確認している気配です。ssh ログインを担うスクリプト部のexpect \”password:\” をわざとexpect \”EGword\” とかに変えると動かなかったので。

何が起きているのか理解し難いです。

Mac とNAS の間の通信エラーですが「最新OS に対応いまいちなのか」などと考えておりましたが、普通に故障でした。NAS 側のUSB 端子部が悪い気配です。

通信エラーが起きるとMac を再起動するスクリプトを入れていたのでTime Machine のバックアップ中にも頻繁に再起動が起き、バックアップが完了できない状態になったので、NAS 管理専用のMac(OS のバージョンを戻して)を投入しました。それでも改善せずで故障と気付きました。

ここまで気付かないとは**でした。