日本にはスマートウオッチはプールにだめです。

健康の管理に必要なのに何故使ってはいけないのか、と食い下がる。

スマートウォッチが故障してもスィミングプール側にクレームしたりしませんと誓約書を書いてみる。

何時から何時までなら使えるとか、スマートウォッチを使える条件はないのか、と聞いてみる。

ダメなら、スマートウォッチを使えるスィミングプールを探す。

プールは時計の着用を禁止しているところが多いです。

理由は色々あるみたいですが、一番大きな理由はぶつけて破損するリスクをゼロにしたいためです。

破損すると割れたガラスが回収不能になって、他の人に怪我をさせる恐れが生じます。

また、そのような事態が起きた際には、プールの水を抜き、ガラス片を掃除して、再び水を張るまでの一連の水道代や作業代と、休業補償を請求される恐れがあります。

プールの運営側はそんなことで揉めるくらいなら「禁止」としていた方が安全かつ確実ですので、そう簡単には門戸は開かれない気がします。

私が通っているジムでは可です。ただし、専用のリストバンドでカバーすることが義務です。

腕時計とかメガネとかガラス製品だと、万が一どこかにぶつけてガラスが割れて飛び散りでもしたら大変なことになりますので(プールの水を抜いて全掃除が必要だし、その間営業ができなくなるので、損害賠償請求されたらとんでもない金額になるでしょう)。

欧米だと自己責任と訴訟文化が根付いているので、そのような事態となったら利用者に数百万円の支払いを求めて平気で訴訟をしてきますが、利用者に訴訟しづらい雰囲気のある日本では、企業側が自己防衛に走るのはある程度避けられないことです。

私が通っているジムのように、日本でもプールによっては適切な対応をすれば使えるところも多々あります。

ここで文句を言うだけでは解決しませんので、そのプールの管理者に根気強く交渉を続ければ、改善されるかもしれませんよ(自分が通うジムも当初は不可でしたが、たびたび運営者にApple Watchが使えるように要請を出しましたし、Appleにもプール運営各社に働きかけてもらうよう要請しました)。