> iPad Proは、MacBookのように充電ケーブルを挿しているときに「バッテリーではなく電源アダプタ」からの電源供給によって稼働
バッテリーから給電してはいけないのですか?
電源アダプターから給電してても、給電能力が十分でなければバッテリーからも電源供給に利用されると思いますけど。(そのような場合、バッテリーの充電量は減少してゆくことからわかります)。電源アダプターから給電しながら使ったところで、バッテリーに著しい悪影響などないと思いますけど。ただ、正規のアダプターから給電してればバッテリーも充電され、バッテリーは常時満充電状態になります。リチウムイオンバッテリの場合、これはバッテリーの劣化を早める原因になるとはされてます。ただし、そういう使い方をしたところで、通常、2ー3年は問題なく使えます。リチウムイオンバッテリーの大敵は過充電と過放電です。でも、バッテリー自身、充電状態を監視するマイコンが入ってますので、過充電にはなりにくいです。また最近のipadosやiosには充電状態をより厳格に制御するようにしてますので、そういう機能をオフにしなければあまり心配ないと思います。でも、アダプター繋いでても、90%ぐらいまでは充電されるけど、その後満充電にならないとしてオフにしちゃう人多そうですけど。理想的には、30-80%の充電状態で使うのが良いとされてます。ただ、充電量が少ないですから、バッテリーの持ちも悪くなり、頻繁に充電が必要で、使い方によっては使い勝手は悪いかもしれません。
でも、過放電には気をつける方が良いです。これは電源オンにしたまま、長時間放置すれば容易に過放電になります。夏の炎天下の駐車中の車内に長時間放置すれば、高温状態に晒されますが、このような状態はリチウムイオンバッテリーには非常に悪影響が出ます。こんな状態で電源オンのまま放置すれば寿命も短くなります。
ipadproなどに付属してるケーブルはusb-c充電ケーブルです。これは、充電に使うには問題ないのですが、情報転送にはusb-2.0相当の性能(0.48 gbps)しかありませんので、thunderbolt 3相当の情報転送能力(40gbps)が必要なら、オプションのthunderbolt 3ケーブルも必要です。