Monterey 12.3アップデート後、AppleScriptにおけるFinderのopen命令の動作が異常

mp4 や m4a の動画、音声ファイルを選択して

tell application “Finder”

open selection

end tell

このスクリプトを実行したところ、エラーダイアログが出て開けないもの、開けるものいろいろでした。

しかも、開けなかったファイルをダブルクリックして一度 QuickTime Player で開くとスクリプトからも開けるようになったりします。

開けるファイルは別のアプリケーションでもスクリプトなどから開くことができます。

まったく訳がわからない状態です。

piyocastさんのページは私も拝見しています。（先程コメント書き込みました。）

取り敢えずアプリケーションの方で開くようにしてエラーを回避することにしました。

tell application "Finder"
	set fileList to selection as alias list
end tell

ignoring application responses
	try
		tell application "IINA"
			activate
			repeat with theItem in fileList
				open file theItem
			end repeat
		end tell
	end try
end ignoring

動画、音声ファイルのデフォルトアプリケーションは QuickTime Player のままですが、別のアプリケーションで開くことがよくあります。

（動画などを連続再生するのにプレーヤーアプリで開いたり、音声編集アプリで開いたり）

コンテキストメニューから選択して開くのも面倒なので Keyboard Maestro の "Open the Finder Selection" Action を使ってキーボードショートカットで開いていました。

今回のエラーで、この Action では開けなくなったため先の AppleScript を使う方法に変更した次第です。

全く同じです。困ったものです。

手動でファイルをアプリケーションにドロップするのでは開けるのですけどね。